
ウィズハーレー編集部が同行しレポートしている、ハーレーダビッドソン花園主催のキャンプツーリング。2023年秋に開催された模様を振り返る。お店のスタッフが好きなのか、キャンプ好きのお客様が多いのか? その答えは、一緒に走ればもう明らかだった。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●外部リンク:ハーレーダビッドソン埼玉花園
キャンプツーリングは秋がベスト。経験すればナットク!
1泊2日の日程で計画されたキャンプツーリング。じつは、真夏よりも秋のほうが快適な理由はさまざまある。秋は害虫の攻撃もなく、少し冷え込む夜は焚き火がありがたい。そしてそこでの食事は何にも代えがたい美味さがあるというもので、秋こそキャンプシーズンと思うのは、一度経験すると納得なのである。
ハーレーダビッドソン花園のスタッフにはキャンプ好きが多く、その点では計画に抜かりがない。2023年は真夏日が長引く異常気象でもあったから、目的地は秋を早取りする山の中に設定されていた。そこは、数年前にも訪れたことがある、水上のならまたキャンプ場。利根川水系の奥にあるダム湖を望む、静かな環境が人気の場所である。
関越道を北上して、水上からは川筋をどんどん上っていく。途中にある道の駅で、昼食と買い出しを兼ねた休憩を取り、一路キャンプ場を目指した。
キャンプの装備や食材は各自用意することとなっており、お店からの食材提供等はない。いわゆるプライベートキャンプスタイルである。
18人のメンバーは、基本的には全員ソロキャンプとしての装備を持って参加。気の合うグループで楽しむメンバーもいるが、徹底的にソロキャンプのスタイルにこだわる個性派も参加しているのが興味深かった。
「それぞれの楽しみ方があるからね。宴会スタイルが苦手な人もいるし、このキャンプツーリングは、どんな人でも参加できると思いますよ」
なんと、一夜明けての朝は雨。秋の夜長を楽しんだ帰路は、冷たい雨中ツーリングとなったが、そこはタフなキャンパーならではの笑顔で、皆スピーディーに撤収して各自出発して行くのだった。
キャンプ歴の長いベテランから初心者まで、参加者はそれぞれ。各地のキャンプミーティングに参加している強者は、人数分以上のカレーライスをあっという間に作り上げたりして、驚いてしまう。長い夜は満天の星空を見上げながら、皆ゆっくりとした時間を楽しんでいた。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
パンアメリカのオフロード性能をユーザーに体験してもらう 2021年夏に販売開始されたパンアメリカ。ストローク量の多い前後サスペンションのおかげで、ハーレーの中で唯一ダート走行が可能なアドベンチャーカテ[…]
THUNDERBIKE|Satin ミニフロアボード サンダーバイクのスタイリングと乗車時の快適性を両立したミニフロアボード。サンダーバイクはドイツのハーレーディーラーでありながら、さまざまなパーツを[…]
ライディングポジションに不満を抱えているナイトスタースペシャルオーナーに朗報 最新のシャーシ設計によるアイコニックなスポーツスターのデザインの車体に、強力な水冷レボリューションマックスエンジンを搭載す[…]
[プレミアム度No.1] エボリューション集大成モデル。スプリンガースタイルがたまらない!! ストック度の高さはピカイチ!! 取材時に年式が最も古かったのが1998年式ヘリテイジスプリンガー。この車両[…]
最新の関連記事(キャンプ/アウトドア)
ツーリングの持ち物【最低限必要な基本アイテム】 オートバイ趣味のもっとも一般的な楽しみ方は、オートバイならではの機動力や爽快さを満喫しながら好きな場所へ自由に行くこと。いわゆるツーリングです。 初心者[…]
発売当初のデザインをそのままに、素材などは現在のものを使用 1975年に大阪で創業したモンベル。最初の商品は、なんとスーパーマーケットのショッピングバックだった。翌年にスリーピングバッグを開発し、モン[…]
今年発表されたばかりの最新キャンパー。ホテル代を考えたら検討の価値あり トイファクトリーが運営しているキャンピングカーレンタルサービス「ShareCamper(シェアキャンパー)」は、フィアット・デュ[…]
マットの種類と選び方:寝心地で選ぶなら断然エアマット! マットの選択肢として、主にエアマット/銀マット/ウレタンマットの3種類がある。 エアマット もしあなたが寝心地を最優先に考えるならば、エアマット[…]
なぜツーリングテント選びが重要なのか? 当然ながらバイクに積載できる荷物の量には限りがある。そのため、テントには軽量コンパクトであること、そして過酷な自然環境にも耐えうる丈夫さが求められる。また、キャ[…]
人気記事ランキング(全体)
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる! ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、もの[…]
お待たせしました経過報告です 前回のラバゲイン記事、おかげさまで大反響をいただきました。ありがとうございます! そして同時に、「続編が知りたい!」「その後どうなったの?」「どれぐらい持つの?」「いつま[…]
昔ながらの構成で爆発的な人気を獲得 ゼファーはレーサーレプリカ時代に終止符を打ち、以後のネイキッドの基盤を構築したモデルで、近年のネオクラシックブームの原点と言えなくもない存在。改めて振り返ると、’8[…]
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
最新の投稿記事(全体)
戦闘力を高めるヘッドギア「ダインギア ヘッドアーマー」 クロスカブ110の個性をさらに際立たせ、カスタムの方向性を決定づけるほどの高いデザイン性を持つパーツが登場した。それがダイバディプロダクションが[…]
粘り強い100mmボアビッグシングルと23Lタンク KLR650の心臓部は、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンだ。排気量は652ccで、ボア径はなんと100mmにも達する超ビッグシングルと[…]
きっかけは編集部内でのたわいのない会話から 「ところで、バイクってパーキングメーターに停めていいの?」 「バイクが停まっているところは見たことがないなぁ。ってことはダメなんじゃない?」 私用はもちろん[…]
ワールド経験者と全日本ホープが加入! FIM世界耐久選手権(EWC)を戦っているTeam Étoile(チーム・エトワール)が2026年のライダーラインナップを12月12日(金)に発表しました。 2[…]
まさかのAMTをクラス初採用 BENDAやヒョースンなど海外メーカーがV型2気筒モデルを投入する一方、日本車ではホンダの単気筒・レブル250が孤高の地位を築く軽二輪(250cc)クルーザーカテゴリー。[…]
- 1
- 2
























































