
ハーレーダビッドソンのアドベンチャーツアラー「パンアメリカ1250」が、砂漠のラリーで大健闘! アフリカエコレースにおいて、ビッグアドベンチャーのMaxi Trail(マキシトレイル)部門で1位となりました。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:HARLEY-DAVIDSON
元祖パリダカコースを走る過酷なラリー
かつてはお正月にダイジェスト版をテレビで観て興奮した、砂漠のラリー「パリダカ」。今では南米から中東へ舞台を移していますが、アフリカの砂漠を舞台にした壮大なアドベンチャーラリーは、「Africa Eco Race(アフリカエコレース)」として2009年から開催されています。
パリダカがそうだったように、ゴールはセネガル共和国のダカール・ラックローズ海岸。15回目を迎えた今大会は、2023年12月30日にモナコをスタートし、アフリカ大陸へ渡り、1月2日からモロッコ/西サハラ/モーリタニアを経て、1月14日にゴールに辿り着きました。
北アフリカの砂漠およそ6500kmを、約2週間かけて走破する壮大で過酷なラリーに、ハーレーダビッドソンはアドベンチャーツアラー「パンアメリカ1250」で参戦。
ジョアン・ペドレロ選手がマキシトレイル部門で見事1位を獲得し、総合25位でフィニッシュしました。
ハーレーダビッドソン欧州/中東/アフリカ地域のコルヤ・レブストック本部長(ヴァイスプレジデント)は、「レース結果とジョアン・ペドレロ選手の素晴らしいパフォーマンスに興奮しています。当社のブランドは冒険とパフォーマンスに根ざしており、パンアメリカがこのレースを完走することは、テクノロジーとパフォーマンスの限界を押し広げた素晴らしい前例でしょう」と述べました。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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