
カスタムはハーレーの大きな楽しみ。ここでは『ウィズハーレー』誌がお勧めする、とっておきのパーツを紹介する。今回はカスタムパーツを続々開発しているトランプサイクル(大阪府)より、ナイトスターとスポーツスターSの専用パーツをピックアップ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:トランプサイクル
ナイトスター用パーツが続々登場!
ブラックを基調としたデザインと、レースシーンで培ったパフォーマンスを併せ持つレーシングブロス(RACING BROS)のサスペンション。トランプは正規総輸入元であるレーシングブロス・ジャパンとして独自に日本仕様をリリースし、プロフェッショナルをもうならす機能性で好評を得ているが、ナイトスター用も発売に向けて着々と開発が進んでいる。
リヤサスペンションは、縮んだ際のダンパーロッドの体積分のオイルを吸収する構造を持つリザーバータンク付きの「HLR」で、鍛造箇所のマットとグロスの2トーンのブラックで構成された端麗なルックス。減衰/プリロード/車高調といったフルアジャスタブルな調整機構を備え、ソロやタンデム、さらにストリートからワインディングまで、あらゆるセッティングをカバーすることが可能。ナイトスターの走りがよりスポーティーなものとなるのは、言うまでもない。
また、トランプよりフロントアクスルスライダーやバーエンドミラーを移設するブラケット、ミラーブラケットが登場したほか、カスタムシートなども開発中。次々に製品化されていく予定だ。
【フロントフェンダー(開発中)】タイヤとのクリアランスを極限まで詰めることで、フロントまわりをよりタイトに、そしてスピード感あるシルエットに。
【アクスルスライダー TOT-SAX】転倒時の衝撃を車体を滑らせることでやわらげ、ダメージを最小限に抑えるアクスルスライダー。中空のアクスルに通して取り付ける。●価格:7150円
【KING&QUEENシート(開発中)】70’sテイストが漂うKING&QUEENシートも開発中。意外なほどホールド感に優れ、よりシャープな走りを実現する。
【フレームスライダー TOT-SFSL】転倒時の衝撃を車体を滑らせることでやわらげ、ダメージを最小限にするフレームスライダーも新発売。■スライダー部:POM 取り付けベース部:アルミニウム ●カラー:ブラック ●価格:3万8500円
【リアショック(開発中)】減衰[伸側(REB)/圧側高速(HSC)/圧側低速(LSC)]/プリロード調整/車高調整機構を持ったフルアジャスタブルタイプ。オールブラックのミニマルなデザインがスタイリッシュなツインショックだ。
【ミラーブラケット(左右セット) TOT-SMB】ノーマルではバーエンドミラーが採用されるナイトスター。トランプのミラーブラケットを使えば、通常のミラーが取付可能となる。ハンドルからのはみ出し幅を抑え、スマートなスタイルに一新! ■マテリアル:ステンレススティール ●カラー:ブラック ●価格:2万2000円
派手でもなく地味でもないスポーツスターSの魅力を最大限引き出す
純正ノーマルではフォワードコントロールのスポーツスターSのステップ位置を、ライダー寄りに近づけたい。そんな要望に応えたのが、トランプのバックステップキット。ストリートでの使用をメインに乗りやすさを追求し、自然なライディングポジションで操作性も向上している。クオリティと機能にもこだわり、アルミ/ステンレスのフルビレットで製作。ステップ操作において必要のないガタを最大限に排除するため、軸受け可動部には精密ベアリングを使用するなど細部にまで質感と機能性を求めた。
また、ミラーのマウント位置をバーエンドから移設するブラケットも発売。スポーツスターSおよびナイトスターの純正レバーホルダーに対応し、ミラー位置を前側にオフセット。視認性を向上する。あえて加工の難しいステンレスバーを選んだのは、耐腐食性が高く、見た目にも美しいからだ。
軽量で腐食に強いチタン製アップマフラー(予価26万4000円)も開発中で、発売が待ち遠しい!
【ミラーブラケット(左右セット) TOT-SMB】ノーマルではバーエンドミラーが採用されるナイトスター。トランプのミラーブラケットを使えば、通常のミラーが取付可能となる。ハンドルからのはみ出し幅を抑え、スマートなスタイルに一新! ■マテリアル:ステンレススティール ●カラー:ブラック ●価格:2万2000円
【バックステップキット(ストリートスペック) TB-SBS-ST】可変4ポジションで、シフトペグ/ブレーキペグとステップバーの距離も細かく調整できる。ブレーキホースのみ曲げ加工を施せば、ボルトオンで装着可能。アンダーカウルは取り外すこととなる。また、ブレーキホースキット(1万5400円)を使用することで、より美しく取り付けることができる。■マテリアル:ジュラルミンベース ポジション:アジャスタブル4ポジション ●カラー:ブラック ●価格:9万9000円
【フロントターンシグナルブラケットTB-SFTB】視認性とデザインを両立し、ハンドル交換などにも影響されないことを考慮し、設計/制作されたターンシグナルブラケット。ステムマウントのため、ハンドル交換などの影響を受けず、簡単に取り付けできる。■マテリアル:アルミニウム ●カラー:ブラック ●価格:7700円
【シートカバー TSC-S01】純正シートを送ると加工し送り返してもらえる、シートメーカー・トランプならではのサービス。オプションでゲル入れ(プラス1万3200円)や、足つきを良くする(スリム加工/プラス4400円)こともできる。■表皮:ブロック トリプルタック レース ●価格:3万800円
【アクスルスライダー TOT-SAX】転倒時の衝撃を車体を滑らせることでやわらげ、ダメージを最小限に抑えるアクスルスライダー。中空のアクスルに通して取り付ける。●価格:7150円
【フレームスライダー TOT-SFSL】フレームスライダーは転倒時の衝撃を、車体を滑らせることでやわらげ、ダメージを最小限にするパーツ。スライダー本体は低摩擦係数と耐摩耗性に富み、そして柔軟性も持ち合わせたPOMを使用した。レースの世界では標準となっているパーツで、ストリートにおいてもその効果を期待することができる。■スライダー部:POM 取り付けベース部:アルミニウム ●カラー:ブラック ●価格:3万8500円
【サイドマウントライセンスブラケット TB-SLB】素材をアルミ製にしたことで、大幅な軽量化を実現。重量は純正が2.4kgあるのに比べ、わずか600gほどしかない。加工に手間のかかるパイプ材を用いてスイングアームとの一体感と、唯一無二なトランプデザインを表現した。ライセンスブラケット取付け位置は3ポジション。■マテリアル:アルミニウム ●カラー:ブラック ●価格:3万5200円
【ヘルメットホルダー TOT-SHH】車体との一体感を持ったヘルメットホルダー。モノショックサスペンションのハンドアジャスターの下に、さりげなく設置することができる。大切なヘルメットをしっかり守るだけでなく、使いやすさも考慮された。■マテリアル:ステンレススティール ●価格:5940円
※本記事は“ウィズハーレー”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
ドキドキしながら夏空の下から、さあ出発! Fさんが選んだモデルはストリートボブ。以前ビッグスクーターに乗った経験があるものの、バイクを所有するのは約10年ぶり。大型二輪の免許自体はバイク購入以前に取得[…]
ライダーズジャケットやモーターサイクルにこだわるそれは"大人の嗜み" テレビや舞台などで活躍を続ける俳優の武田真治さんが、ハーレーダビッドソンで北の大地を縦横無尽に駆け抜けた。 愛車のアイアン883、[…]
八ヶ岳の麓にある萌木の村をめざして イベントへの出店やショップ主催のツーリングを普段から数多く予定しているHSC。今回は真夏のツーリングをレポートする。 2022年は梅雨が早めに終了して、関東や東海地[…]
B+COM PLAY:「驚くほど軽く、そしてシンプル」 初めて手に取ったときの感想がこれ。筆者はふだん「B+COM SB6X」を使用している。比較すると、大きさはふた回り小さく、とにかく軽い。重量を公[…]
待望だったハーレーの祭典 “ブルスカ”ことブルースカイヘブンは、ハーレーダビッドソン公式の一大イベント。2018年までに20回開催され、ファンの間では毎年恒例の“祭典”として定着しているが、感染症防止[…]
人気記事ランキング(全体)
北米レブル300にEクラッチ仕様が登場 ホンダEクラッチが世界戦略進行中だ。欧州で人気のグローバル車・CBR650R/CB650Rを皮切りに、日本では軽二輪クラスのベストセラーであるレブル250に搭載[…]
乗ってみた! APトライク250 やっと乗るチャンスがやってきました。APトライク250を作った、株式会社カーターさんのご協力によるものです。ありがとうございます! 以前は同様にAPトライク125も体[…]
最新Z900/Z500らに共通する3眼LEDヘッドライトやファットバーを採用してデザイン刷新 カワサキは欧州で、2026年モデルとして新型車「Z650 S」を発表。つい最近、スタンダードの「Z650」[…]
世界初公開の2機種はいずれもモーターサイクル カワサキが発表したジャパンモビリティショー2025出展モデルで確定しているのは、日本初公開となる「Z1100 SE」、スーパーチャージドエンジンを搭載した[…]
新型CBは直4サウンドを響かせ復活へ! ティーザー画像から判明したTFTメーターとEクラッチ搭載の可能性 ホンダは中国がSNS『微博』にて、新たなネオクラシックネイキッドのティーザー画像を公開したのは[…]
最新の記事
- MVアグスタ(MV AGUSTA ) F4【音速の貴公子】アイルトン・セナが愛した限定モデル!「セナ仕様」のプレミア価値
- 78年前の“バタバタ”が甦る?! ホンダが自転車を“電動アシスト化・コネクテッド化”できる「スマチャリキット」のライセンス事業を開始
- 【2024-2025 秋冬新作】アルパインスターズの街乗りカジュアルウェア3選! バイクを降りてもお洒落な防寒アイテム
- カワサキ新型「Z650 S」初登場! 最新3眼ヘッドライト採用、ライディングポジションも最適化【欧州】
- 「バイクバッテリー上がり」の原因とは? やってはいけない行動と正しい直し方
- 1
- 2