
●記事提供: ライドハイ編集部
ビッグバイクからのダウンサイズ、でも躍動感は味わいたい!
年配ライダーはもちろん、そこまで年齢を重ねていなくても、いま乗っているバイクの大きさや重さを持て余して、もう少しコンパクトで軽いバイクに買い替えたい…そう感じているライダーにお奨めなのが、ドゥカティのとある2機種だ。
しかし600ccや400ccクラスまでダウンサイズしてしまうと、ビッグバイクに馴染んだあの低い回転域の力強く頼もしいトルクがなくなり、エンジンを回して乗らないと楽しめない。でもそれはいまさらしたくないし…といったところもダウンサイズを躊躇する大きな要因に違いない。
そこでおすすめなのが、ドゥカティのスクランブラーとモンスターだ。Lツインのそれぞれ空冷803cc/水冷937ccは、600ccクラスとは一線を画した低回転トルクがあり、アイドリングのちょっと上の回転域から、スロットルひと捻りで路面を蹴っ飛ばすビッグバイクならではの醍醐味が充分にあるからだ。
エンジンをブン回すと、急かされているようで落ち着かないし結局はリスキーな速度域に入りがち。ビッグバイクだとそこが余裕で、且つひと捻りで欲しい加速がすぐできる逞しさがある。これは長く乗り続けるために大切なポイントのひとつでもあるので、そう思われているのは正しい願望といえるはず。
【DUCATI SCRAMBLER】
【DUCATI MONSTER】
250ccクラスの重量で気軽に乗りこなす
そしてコンパクトで軽量。バイクの押し引きを負担に感じると、せっかく乗りたい気持ちになっていたのに、走り出す前に萎えてしまい、お天気など他に理由をみつけて出かけるのをやめてしまう…。そんな経験をお持ちなら、コンパクトで軽量は必須!
スクランブラーの173kg、Newモンスターの166kgは、国産バイクだと400cc以下の250ccクラスと同じ重量だ。さらにLツインならではの一対のクランクを2気筒が共有する単気筒と同じエンジン幅で、足つきを含め重量の差以上に軽く感じる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ライドハイ)
吸収合併したメグロの500ccバーチカルツインを海外向けスポーツの650へ! ダブワンの愛称でいまも濃いファンに愛用されているカワサキのW1。 このWシリーズをリリースする前、カワサキは2スト小排気量[…]
2ストローク3気筒サウンドと他にない個性で1982年まで販売! 1969年にカワサキは世界進出への先駆けとして、250ccのA1や350ccのA7を発展させた2ストロークで、何と3気筒の500ccマシ[…]
250ccを思わせる車格と水冷2スト最強パワーに前後18インチの本モノ感! 1979年、ホンダはライバルの2ストメーカーに奇襲ともいえる2スト50ccの、まだレプリカとは言われてなかったもののレーシー[…]
遂に50ccクラスへ足がかりをつくる! 1980年にドイツのIFMA(ケルンショー)で、カワサキがAR50/80とオフロード車のAE50/80を発表したとき、世界のバイクメーカーに衝撃が走った。 なぜ[…]
直立単気筒はオフ車から転用せずロングストロークの専用設計! 1980年代のレプリカ全盛が過ぎると、各メーカーはパフォーマンス追求から多様なニーズを前提に様々なカテゴリーのモデルを投入した。 そんな中、[…]
最新の関連記事(ドゥカティ)
ドゥカティ初の単気筒モタードモデル モタードモデルといえば、通常はオフ車の派生モデルとして作られるが、この「ハイパーモタード698モノ」は、ロードスポーツキャラに100%振りきって、車体剛性も高めに設[…]
走行&レクチャーを1日繰り返す 上のメインカットは、イタリア人講師のリビオ・ベローナさんを追いかける筆者と、その走りを後ろから観察する元世界GP250ccクラスチャンピオン・原田哲也さん。コースはMo[…]
イベントが盛りだくさん! ドゥカティオーナーであるドゥカティストや、ドゥカティファンを対象としたお祭り『DUCATI DAY』が2025年も開催された。 会場である千葉県木更津市にあるポルシェ・エクス[…]
予選はCBR1000RR-RとCBR600RRがトップタイムだったが…… 今年のマン島は、予選ウィークがはじまった5月26日から雨が降らない日が一日もない、悪天候に見舞われた。そのため予選はことごとく[…]
豊富な在庫に自信アリ。探しているモデルがきっと見つかる店 ドゥカティ大阪ノースは、もともとドゥカティ名神尼崎店として兵庫県で営業していたが、7年前に現在店舗がある大阪府箕面市へ場所を移し、店舗を全面リ[…]
人気記事ランキング(全体)
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
エンジン積み替えで規制対応!? なら水冷縦型しかないっ! 2023年末にタイで、続く年明け以降にはベトナムやフィリピンでも発表された、ヤマハの新型モデル「PG-1」。日本にも一部で並行輸入されたりした[…]
スズキが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表! スズキは2025年8月1日(金)から3日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM 世界耐久選手権 鈴鹿8 時間耐久ロードレース」に「チ[…]
高評価の2気筒エンジンや電子制御はそのままにスタイリングを大胆チェンジ! スズキは、新世代ネオクラシックモデル「GSX-8T」および「GSX-8TT」を発表。2025年夏頃より、欧州、北米を中心に世界[…]
なぜ「モンキーレンチ」って呼ぶのでしょうか? そういえば、筆者が幼いころに一番最初の覚えた工具の名前でもあります。最初は「なんでモンキーっていうの?」って親に聞いたけども「昔から決まっていることなんだ[…]
最新の投稿記事(全体)
【モリワキエンジニアリング取締役名誉会長・森脇護氏】1944年、高知県生まれ。愛車だったホンダCB72のチューニングをヨシムラに依頼し、それをきっかけにPOPこと吉村秀雄氏に師事し、チューニングを学ぶ[…]
北海道という「ハードルの高さ」 ライダーにとってのひとつのあこがれ、北海道ツーリング。しかしフェリーの予約が面倒だったり、北海道までの移動で疲れてしまったり。 そういったライダーの悩みを解決し、「手ぶ[…]
カワサキ「エリミネーター」2026年モデルへ!! カワサキが人気ミドルクルーザー「エリミネーター」シリーズの2026年モデルを発表。2025年7月15日に発売予定だ。主要諸元に変更はなく、カラーリング[…]
フリュガンの展示会に行ってきました! どうも、2輪ジャーナリスト兼動画クリエイターの相京です。 フランスのバイク用品メーカー・フリュガンの展示会に行ってきました。 この日はゲストスピーカーとして呼んで[…]
ホンダ CB1300スーパーボルドール(2018)試乗レビュー この記事では、平成28年度排ガス規制に対応しモデルチェンジを行った2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年6月公開時の内[…]
- 1
- 2