
●記事提供: ライドハイ編集部
ブレーキディスクは熱歪みで外周ほど反り返る
スポーツバイクのフロントブレーキには、制動面のディスクと内側でホイールをマウントするハブ(インナーローターとも呼ぶ)とを連結するフローティングピンが挟まっている。
なぜディスクとハブを分離しなければならないのかというと、ブレーキの熱でライダーがレバー操作するとき、そのつど遊びの量が変わってしまわないようにするためだ。
ブレーキのディスクは当然だが制動するブレーキパッドが接するためにある程度の幅が与えられている。この幅は内側と外側で、ブレーキパッドに対し速度が違ってくる。
その結果、ブレーキをかけるとディスクの外側のほうが熱くなり、金属なので外周に近いほど熱膨張することになる。
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