
今回紹介するオーナーは、住み慣れた実家が比較的近所だったこともあり、庭先の一画を借りて市販ガレージを購入することに。やっぱりバイクいじりは屋根の下がいい!! デイトナモーターサイクルガレージのベーシックシリーズ1830H型・デイトナ創立50周年記念モデルを購入した。現在はガレージライフを楽しみつつ、自分仕様に改造中。そんなオーナーさんに、ガレージライフの魅力とデイトナ製ガレージの使い勝手を尋ねた。
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:デイトナ
ガレージ設置前の段取り進行で使い勝手も様変わり。せっかく楽しむのなら“考えを具現化”してみよう!!
「露天保管+車体カバーをかけているのと比べて、大切なバイクが汚れないしサビにくい」 そう語るSさんは、デイトナモーターサイクルガレージのベーシックシリーズを購入し、設置直後からガレージングを楽しんでいる。
「ガレージ購入に踏み切って本当に良かったです。囲われた空間でメンテナンスできるありがたさを痛感してます。部品を分解している途中で作業中断になっても、『今日はここまで』と割り切ってシャッターを閉められるのは、気楽でいいですよね」
これまでは軒下作業が多かったそうだが、軒があっても周囲に壁がないのでバイクは丸見え。横殴りの雨が降ったら大変!! 慌てて組み立てないといけないこともあったそうだ。
若年層のバイク離れが話題の昨今だが、学生時代からバイクに興味を持ち、ダックスの6ボルトモデルに始まったバイクライフ。GSX400Sカタナ/バンディッド250/XTZ125、そして大型二輪免許の取得後は、現在所有するカワサキGPz900RニンジャA11を購入。
大切な愛車は「いつもキレイにしていないといけない!!」といった信条を窺い知ることができる美しさだ。そんなニンジャのために購入したのが、デイトナガレージだった。
将来的に家庭を持ち、一家の主になったときには、さらに大きなサイズ「2630Hクラスのガレージが欲しいです。そんな夢もありますが、実現したいですね」とも。大切な愛車を常に美しく保管でき、気ままにメンテナンスできる環境は、サンデーメカニックにとっては唯一無二の至福でもある。
ベーシックシリーズ1830Hに、標準装備の棚を利用。将来的にはもっと機能的に使いこなしたいとSさん。棚の設置前に、ガレージ内側に集成合板を敷いて断熱対策。
合板壁だと、利用頻度が高いレンチやメガネなどの工具を簡単に引っかけ保管できるので便利だ。最近はマグネットプレートに工具を吸着させる例も多い。コンセントタップにも木目調があるらしい。
シャッターカバーを利用して、オプションの棚用金具を固定し、その金具に合板をセットしてガレージ幅サイズの吊り棚を自作。棚の上に部品やケミカルを保管する際には、コンテナやカゴを利用して載せるのが良い。
2022年に創立50周年を迎えた、バイク用品総合メーカーのデイトナ。人気サイズ1830Hベーシックモデルで、50周年限定仕様が限定販売された。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
モトメカニックの最新記事
素材を痛めない万能クリーナーは、長期放置車&レストアの徹底洗車に最適 最近は、1970年代のカワサキZ系やホンダCB系に加えて、ホンダNSR250RやヤマハTZR250Rといったレーサーレプリカモデル[…]
まめなオイル管理が、良コンディションを維持できる秘訣 新型スーパーカブが発表されて以降、新型のシリーズモデルは、週末に限らず、毎日のように街中で見かけるようになった。軽く気ままに走ることができるモデル[…]
必要なのはキャブ本体とパーツリスト! 燃調キット開発プロセスとは 日本製自動車の性能は優秀で、日本国内で役目を終えた後も中古車として世界各地に輸出され、何十年という時を経ても現役で活躍していることが多[…]
“思い出の1台”に乗りたい バイクメーカーがニューモデルを開発する際は、ユーザーがそれを受容できるか、あるいは新たなマーケットを作り出せるかが重要。レーサーレプリカもネイキッドも、それがウケると分かっ[…]
単気筒1ボディと4連キャブでは洗浄段取りに違いあり。 超音波洗浄が可能なら、完璧に近い仕上がりに!! いつかそのうち乗るつもり…という「いつか」が数ヶ月から数年になり、もうダメか…となるのが長期放置車[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーシャンプーやワックスをはじめ、さまざまなカー用品を手がけてきた老舗ブランド「シュアラスター」。そのガソリン添加剤シリーズ「LOOP」のフラッグシップモデルが、[…]
高い耐久性、IP65防水性能がライダーのギアを守る ミルウォーキーツールが誇るツールボックス、PACKOUTシリーズの最大の特長は、その「高い耐久性・防水性・防塵性」を備えているという点。ガレージや作[…]
入れないとどうなる?フロントフォークのオイル はいどうも、みなさんこんにちは。本日は愛車DT50のフロントフォーク定期メンテナンスをやっております。 トップのキャップボルトを外してカラーを取り出して、[…]
最新の関連記事(デイトナ)
快適性とスタイルを両立するスクリーン&バイザー 長距離ツーリングの快適性を求めるライダーにとって、風防効果の高いスクリーンは必須アイテムだ。「ブラストバリアー 車種別キット(スモーク)」と「エアロバイ[…]
高額モデルが多いドライブレコーダーはブラックフライデーで賢くアップデート MAXWIN バイク用 スマートモニター ドライブレコーダー Kaedear (カエディア) バイク ドライブレコーダー バイ[…]
冬ツーリングを快適に! デイトナの防寒アイテム デイトナ(Daytona) 防風インナー バイク 冬 防寒 ハーフジップ ウェア DI-001FA ブラック Mサイズ 31948 [デイトナ] バイク[…]
冬のツーリングは、寒さによる体温低下で想像以上に体力を奪う。特に脚まわりは走行風を直接受けるため、冷えが蓄積しやすい。 本商品は、風の侵入を防ぐ防風生地を採用。パンツの隙間から入り込む冷気をしっかりと[…]
背中が出にくい設計とストレッチ素材で快適性を確保 このインナーのポイントは、ハーフジップ/長めの着丈/背面ストレッチ素材」という3点だ。防風性能に特化した前面と、可動性を損なわない背面ストレッチにより[…]
人気記事ランキング(全体)
全身ブラックアウト! 国内ではスタンダード的な位置づけに 「Z900RSブラックボールエディション(Black Ball Edition)」を初生撮り! カワサキがジャパンモビリティショー2025で展[…]
世界のバイクメーカーをビビらせた初のアドベンチャーモデル オールドファンならご存じのBSAはかつてイギリスで旋風を巻き起こしたバイクメーカー。ですが、1973年には一旦その幕を下ろし、2016年にイン[…]
400で初のV4でもホンダ・ファンは躊躇なく殺到! 1982年12月にリリースされたVF400Fは、このクラスでは12,500rpmの未経験な超高回転域と0-400mを13.1secという俊足ぶりもさ[…]
【ハイパーモタードV2/SP】史上最高のパワーと速さを身につけた新型ハイパーモタード 新型ハイパーモタードは、先代950からフルモデルチェンジがなされ、最新スペックのV2エンジン、そして新設計のモノコ[…]
幅広いライダーを満足させる扱いやすさと優れた旋回性 日本では2025年4月に発売となった’25年型のヤマハYZF-R25は、デザイン刷新と機能充実化を中心とした変更を受けています。 外観上の大きな特徴[…]
最新の投稿記事(全体)
快適性とスタイルを両立するスクリーン&バイザー 長距離ツーリングの快適性を求めるライダーにとって、風防効果の高いスクリーンは必須アイテムだ。「ブラストバリアー 車種別キット(スモーク)」と「エアロバイ[…]
Moto2で鍛え抜かれた765ccトリプルエンジン このほど登場したトライアンフのミドル3気筒の新ラインナップは、パフォーマンス、独自性、そしてサーキット志向の走行性能をこれまで以上に引き上げ、公道で[…]
なんとウイングレット付き!! とにかくレーシーなスタイルのYZF-R9 兎にも角にも目を引くのは、フロントカウルから左右に張り出したウイングレットだ。このウイングレットはMotoGPをはじめとする最新[…]
空冷ビッグネイキッドをヤマハらしく時間を費やす! 1998年、ヤマハは空冷ビッグネイキッドで好調だったXJR1200に、ライバルのホンダCB1000(Big1)が対抗措置としてCB1300を投入した直[…]
最新4気筒エンジンにクイックシフターなど先進の電脳装備 前後17インチホイールを採用し、高速道路から荒れた田舎道まで快適に走破できる新型アドベンチャークロスオーバー「ヴェルシス1100 SE」の202[…]
- 1
- 2





















































