Z-EALブランドでおなじみ、コーケンのラチェットハンドルは、空転トルクの軽さに定評があり、緩んだボルトナットも連続的に回せるためユーザーから高く信頼されている。だが、作業スペースによってはラチェットのハンドルが十分に振れない場もある。そんな場合に、ラチェットとソケットの間にセットした“クイックスピンナー”が力を発揮する。
●写真/文:モトメカニック編集部 ●外部リンク:山下工業研究所
ラチェットやソケットが小さくなるほど、使い勝手の良さが分かるクイックスピンナー
コーケン製クイックスピンナーは、スピンディスク(ローレットが刻まれた円盤外周)の仕上げが丁寧で、素手の指先で回しても当たりがソフト。写真右側の2つが差込角3/8で、左が1/4。差込部のクリアランス設定も絶妙で、ラチェットハンドルやソケットのガタ付きもない。
ヘッドがコンパクトなZ-EALだからこそ、クイックスピンナー仕様の良さを実感できる
クイックスピンナーの価値を引き出すには、ラチェットハンドルの能力も重要。空転トルクが重ければ、ソケットを回す際に余計な力が必要になるからだ。コーケン製ラチェットハンドルはおしなべて空転トルクが軽いが、特にZ-EALの軽快感は秀逸。
クイックスピンナーを活用すればソケットレンチの作業がさらに快適!!
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