
トライアンフオーナーを中心としたライダーが集うイベント「TRIUMPH NATIONAL RALLY 2023」が長野県富士見高原スキー場で開催された。赤とんぼが舞う高原で、オンロード&オフロードのバイクレッスン/試乗会/デモンストレーション/食事/体験/アートなどを楽しむ多くのライダーの笑い声が響いた1日をレポート。
●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:トライアンフモーターサイクルズジャパン
イベントテーマは“絆”。過去最高の来場人数で大盛り上がり!
TRIUMPH NATIONAL RALLY(以後、TNR)の2023年のテーマは“絆”。アフターコロナのイベントとして、人と人とのコミュニケーションやライダー同士の繋がりを重視し、多くのトライアンフオーナーとしての絆が作れるような場づくりを目的に開催された。
当日、東京から長野に向かう中央道の道中では多少雨に降られたが、現地は見事な快晴。標高1250mの高原リゾートには心地よい風が吹き、赤とんぼが舞う好晴な1日となった。
9時30分の会場オープン前から駐車場には続々とトライアンフが並び、受付前には行列。そのため予定よりも少し早めの会場となり、今年のTNRはスタートした。
受付や会場内に設置された各種コンテンツのタイムスケジュールなどの案内図。受付を終えたら、その隣りのトライアンフ物販テントに足を止める人が多数。TNR2023のコラボグッズも販売された。
事前エントリーは1200名超え!
近年、トライアンフは日本で毎年販売台数を増加。それだけにTNR参加者も年々増えている。今年のTNRは事前エントリーをすれば無料(事前の無料枠完売後は、当日エントリー代金として1100円が必要)ということもあり、過去最高の1200台がエントリー。さらに限定70枠のキャンプサイトも集客は好調だったという。
集まったトライアンフは、新旧を問わず様々。コンテンツは試乗会からオン&オフのライテクレッスン/トークショーなどが用意され、出展ブースを回るも楽しい。ここからは写真を見ながらTNRを紹介していこう!
左はジャーナリスト・佐川健太郎さんによるライテクレッスン。右は藤原慎也選手と石戸谷連選手よるヒルクライム。オフロードレッスンも行われ、盛況だった。また、最新モデル試乗会も行われた。
右は藤原慎也選手と石戸谷連選手のトークショー。トライアンフのアドベンチャーモデルであるタイガーの魅力を語った。左は佐川さんとミリオーレ小川によるトークショー。年末に登場する400ccモダンクラシックについて語った。
ハイジャンパーによるピンストライプを楽しむ方多数。また昨年のTNRで大人気だった加藤ノブキさんとハイジャンパーによるコラボレーションアイテムも販売。
ベストカスタムは2017年生のストリートカップをベースにしたカフェレーサー。フロントカウルはアルミ製。ペイントラッピングを組み合わせている。大貫社長からレザージャケットが送られた。
今年は集合写真の撮影会が2回行われた。エンドステージのラストにも集合写真撮影会が行われ、TNR2023は参加者の笑顔と拍手でお開きとなった。この後、会場を移し、ロイヤルホテル八ヶ岳でTNR2023ナイトパーティー(事前申込制)も開催された。
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