
バイクが自然に曲がろうとする動きを邪魔しちゃいけないといわれるし、なんとなく意味もわかる……気がする。でも、バイクは車体を傾けないと曲がらないわけで、何を意識して傾けるのが良いんだろう? 上手な傾け方ってあるんですか?
●文/まとめ:KUSHITANI LOGS
車体の傾きに合わせて前輪が切れる「セルフステア」をおさらい
ライテクをマナボウ第1回目「♯01 バイクはなぜ難しいのか?」でも解説しているが、バイクは走りながら車体を傾けると、自然にハンドルが切れて曲がる力を増していく「セルフステア」が働いている。この動きを邪魔しないことが、バイクを上手に操って乗るための大切なコツだ。
バイクはUターンや極低速で小回りする時を除けば、ハンドルを切って曲がることは無いのはライダーならご存知の通りで、バイクは「車体を傾けて曲がる」。セルフステアを邪魔しないのはライディングの基本というが、そもそも車体を傾けるのに、なにを基準に傾ければ良いのだろうか?
※本記事は”ミリオーレ”が提供したものであり、著作上の権利および文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
関連する記事
顔の怖いおじさんの人形劇じゃないよ! ライテクをマナボウの時間だよ! ということで、今回から始まったクシタニ・ライディング・メソッド。この連載でお届けする「ライテク」は、スピードやバンク角を競うための[…]
いまどきのバイクのエンジンは、高回転まですごい勢いで回転が上がる。たくさん回した方がスポーティに走っている満足感もある……のだけど、実際はとんでもないほどスピードが出ちゃって内心ドキドキ。本当のところ[…]
シフトダウンする時のショックは、不快というだけでなく「不安」。信号で止まる減速時はともかく、峠路のカーブの手前のシフトダウンでギュッと強いエンジンブレーキが効こうものなら、ドキッとして曲がり始めるタイ[…]
タイヤが減ったらもちろん交換。なんとなく「標準タイヤ」が間違いないだろうと、新車時と同じ銘柄をずっと履いているけれど、違うメーカーやカテゴリーの異なるタイヤを履いたら、何か良いコトがあるの? 乗りにく[…]
薄くて長い冷却フィンが美しい空冷エンジン。無機質ゆえに高性能を匂わせる水冷エンジン。ルックスは大きく異なるけれど、どちらもエンジンを冷やすための手段に変わりなく、効率を考えたら水冷に軍配が上がる気がす[…]