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[画像 No.27/28]各メーカーのカウリング形状を同アングルで比較【F1化が進む!? MotoGPマシンのエアロダイナミクス】

|各メーカーのカウリング形状を同アングルで比較【F1化が進む!? MotoGPマシンのエアロダイナミクス】
HONDA CBR1000RR-R
ホンダのCBR1000RR-Rもウイングを装備。アンダーカウルは、リヤタイヤ近くまで後端を伸ばし、ドライ時にはリヤタイヤに当たる空気量を減少させて空気抵抗を低減、ウエット時はリヤタイヤにかかる水量を減らし、リヤタイヤの温度とグリップ力の低下を抑止する。サーキットの速度域で、効果的なダウンフォースを発揮するウイングレットは、左右のダクト内側に3枚ずつ配置し、加速時のウィリーを抑制。ブレーキングおよびコーナリング時における安定感の向上させている。
世界最高峰のレースであるMotoGP。その戦いの中で、毎年形状が進化しているのがカウリングのエアロパーツである。各メーカー様々な形状を試行錯誤。当然、エアロパーツをたくさん装着して大きくすればハンドリングに重さが出るが、エアロパーツがないとウィリーしやすく高速域で安定しないバイクになってしまう。今回は2022年シーズンの1/3が経過しようとする第6戦スペインGPでその形状を比べてみた。 目次 1 […]