
●レポート: 山本晋也 ●写真: モーサイ編集部 ●編集: モーサイ編集部(中牟田歩実)
免許証に使える写真のルールは意外にシンプル
2019年12月の道路交通法改正により、2250円の手数料こそかかりますが「運転免許証の写真が気に入らない」という理由で免許証の再発行をすることが可能になりました。
とはいえ、免許センターの流れ作業で撮られる写真に決め顔で写るのは難しいでしょう。確実に納得のできる写真で免許証を作るには「写真の持ち込み制度」を利用するのが確実です。
では、持ち込む写真にはどのような条件があるのでしょうか。
例えば東京都の場合、警視庁のホームページによると、免許証の作成に使うことのできる写真には、次のような条件が提示されています。
- 道路交通法施行規則の基準を満たしているもの
- 縦3センチメートル×横2.4センチメートル(国外運転免許証申請時に添付する写真サイズは、縦5センチメートル×横4センチメートル)
- 無帽(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く。)、正面、上三分身
- 無背景
- 申請前6か月以内に撮影したもの
- 個人識別が容易にできるもの
- 免許証が適正に作成できるもの
一般に運転免許証の写真というと、ブルーかグレーの背景という印象が強いのですが、道路交通法では「無背景」と定められているだけです。そうです、じつは背景色は何色でもよいのです。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
2019年12月に免許証再交付の条件が変更されていた 運転免許証を身分証明書として利用している人も多いでしょう。 とはいえ、引っ越しなどで住所が変わると「裏面の記載変更を示さないといけないのが面倒だな[…]
かつてのXR1200がフレンドリーなデザインとサイズ感に! ハーレーダビッドソンのブランニューモデルが海外に登場だ! このところ2輪市場が活気づいている中国において、ハーレーダビッドソンが1970年代[…]
難しくて面倒な操作ほど、人間の脳は活性化する 2009年に発表された「二輪乗車と脳の活性化の関係」という研究を覚えていらっしゃる方も多いだろう。脳トレのゲームソフト監修などで知名度の高かった東北大学・[…]
なめ猫はゲーム、CDデビュー、LINEスタンプなどで復活をとげていた! 1980年代に空前の大ブームを巻き起こした「なめ猫」(正式名称「全日本暴猫連合 なめんなよ」)。 証明写真が猫になっている「免許[…]
“フルビット免許”ってなに? 日本の自動車免許は、運転できる自動車の種類などによって、細かく区分されており、2022年12月現在ではすべて合わせると15種類にのぼります。 自分の取得している免許の種類[…]
最新の関連記事(モーサイ)
量産車とは異なる無骨さを持ったカワサキ Z750 turbo 【1981】 洗練されたスタイルで後に登場した量産車とは異なり、武骨な雰囲気の外装が目を引くカワサキのプロトタイプは、1981年の時点では[…]
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
ヤマハ RZV500R「2ストV4エンジン搭載で衝撃のデビューを果たしたYZR500レプリカモデル」 ライトウエイトピュアスポーツからレーサーレプリカへの橋渡しであり、起点とも言えたヤマハ RZ250[…]
高回転まで伸びるエンジン、フレンドリーな乗車姿勢 日本ではまだ馴染みがないかもしれないが、中国のCFMOTOはヨーロッパやアメリカなど先進国を含め、グローバルな展開を行っている二輪メーカーだ(そのほか[…]
人気記事ランキング(全体)
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
ホンダ新型「CB400」 偉い人も“公認”済み ホンダ2輪の総責任者である二輪・パワープロダクツ事業本部長が、ホンダ新ヨンヒャクの存在をすでに認めている。発言があったのは、2024年7月2日にホンダが[…]
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
最新の投稿記事(全体)
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット体感試乗キャンペーン 東京都練馬区のK’s STYLE(ケイズ・スタイル)では、カワサキZ900/Z900RS用の高性能サスペンション「SHOWAハイパフォー[…]
丸山さんのCB好きをホンダも公認! ヤングマシン読者ならおなじみのプロライダー・丸山浩さん。1990年代前半にはCB1000スーパーフォアでテイストオブフリーランス(現テイストオブツクバ)を沸かせ、C[…]
250と共通設計としたことでツアラーから変貌した400 2019年モデルの発売は、2018年10月1日。250ccと基本設計を共通化した2018年モデルにおけるフルモデルチェンジ時のスペックを引き継ぐ[…]
先進技術満載の長距離ツアラーに新色 発売は、2018年10月12日。ホンダのフラッグシップツアラーであるゴールドウイングは、2018年に17年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、型式もGL1800に変更[…]
使わないのは「どうせ利かない」もしくは「踏んでもよくわからない」…… リヤブレーキをかけているライダーは、驚くほど少ない。 ブレーキペダルを踏んでも利いているかわからない、すぐABS(アンチロック)が[…]