●レポート:関谷守正 ●写真●:岡 拓 ●編集:モーサイ編集部(上野茂岐)
プラットフォーム展開から生まれた3台の100万円台カフェスポーツ
ホーク11はエンジンとフレームの流用=プラットフォームによって生まれたカフェスポーツだ。そもそも、そのシルエットのルーツは、ごくスタンダードなバイクをレーサー風に改造したカフェレーサーにあるが、その要素は小型のカウリング、シングル風シート、クリップオンかフラットハンドル、バーエンドミラーといったところだ。
これらの要素を基に考えてみると、ヤマハ XSR900はカウリングこそないがそのシルエットはカフェレーサーのそれであり、カワサキZ900RS CAFEはミニカウルとシート形状でそれっぽい演出をしている。この2台もプラットフォーム化によって生まれたモデルである。
同じ背景を持ったカフェスポーツ3台。奇しくも2気筒、3気筒、4気筒とエンジンが揃ったところで、そこにどのような味わいの違いがあるのか──今回は高速道路とワインディングメインで、首都圏から秋田県栗駒山付近までの往復1000kmを走ってみた。カフェスポーツとは言え、ツーリングに行くのも現実的な使い方でもある。
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