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教習指導員が伝授! 冬にバイクを安心して乗るための4つのポイント【初心者向け】

●文:[クリエイターチャンネル]ゆっち(マッスルバイクちゃんねる)
冬のバイクは危険というのはライダーであれば誰もが理解していることだと思いますが、毎年冬になるとSNS上では「転けてしまいました…」という報告を多く目にします。走らないのが一番ですが、寒い中でもバイクに乗りたいバイクビギナーに向けて、現役の教習指導員である筆者が冬でも安心に走るポイントを伝授したいと思います。
安全のポイント1:走行位置は端により過ぎない
街中では常に道路の左端を走行しているライダーをよく見かけますが、冬は避けるべきです。何故なら道路の左端はガードレールや植え込みの陰になっていることが多く、凍結している可能性が高いからです。
また道路というのは水はけを良くするためかまぼこ状になっていることが多いのですが、これは言い方を変えると「道路の端は流れてきた水が溜まりやすく、水溜りが凍っている可能性が高い」ということです。
そのため、走行車線の真ん中あたりを走るようにしましょう。
安全のポイント2:急アクセルは直立時でも注意
「バイクが傾いている状態で急にアクセルと回すと危険」というのはどの季節でも共通していますが、冬においては、バイクが直立している状態でのアクセルワークにも注意する必要があります。
何故なら路面やタイヤが冷えていると、直立状態であっても後輪が空転する可能性があるからです。空転だけならまだ良いのですが、ライディングフォームや積載している荷物に左右差があると、横滑りを起こして転倒する原因にもなります。
カーブや交差点はもちろんのこと、発進時や直線での加速時でもアクセルワークには細心の注意をして普段よりも時間をかけてアクセル操作を行いましょう。
安全のポイント3:ブレーキ配分は「前輪6割・後輪4割」
一般的には通常路面での前後ブレーキ配分は「前輪7割・後輪3割」が適切とされていますが、路面の冷たい冬においてはタイヤも冷えてしまっているため、も少しだけ前輪ブレーキの配分を少なくする意識を持ってブレーキをかけるようにしましょう。
何故ならタイヤのグリップ力が低下している状態で前輪タイヤが横滑りを起こしてしまうと、後輪タイヤの横滑りに比べて圧倒的にリカバリーが難しくなってしまうからです。
タイヤが横滑りを起こしてしまった際のリカバリー法の1つとしてブレーキを緩めるという方法がありますが、前輪タイヤの横滑りは冬のような通常よりもグリップ力が低下している状況では、ブレーキを緩める間もなく転倒してしまう場合も珍しくありません。
意識するブレーキの配分は「前輪6割・後輪4割」。ただし、前輪ブレーキの配分を減らすということは制動距離にも影響があるので、早めからの減速を心掛けることもポイントです。
安全のポイント4:危険のある場所を覚えておく
以下の場所は風通りし日当たりの影響で路面が凍結している可能性が高いです。
- 橋の上
- 山間部
- ビル街
- 道路の端
- トンネルの出入り口
路面凍結は3℃程度から起こるとされているので、天気予報で前日~当日の気温や空模様を確認することも大切です。
凍結路面ではどれだけ知識や技術があったとしても転倒を回避することは難しくなってしまうので、これらの場所を走行する際は「急」のつく動作は避け、しっかりと路面の状況を見極めるようにしましょう。
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