不動バイクを高速レストア!! 怒涛のスピードで部品を直していくぞ【リトルカブ一日レストア|中編】
不動リトルカブ一日レストア:ここからはペイント! まずはホイールから
じわじわと時間が無くなってきました。 センタースタンドに予想以上に苦戦したので、 時刻はすでに14:15(やっべぇ…)。
洗った部品が完全に乾燥したので、ここから塗装に入ります。まずはホイールから。
完全にマスキングする時間はなかったので、 最低限の簡易的なマスキングで行っちゃいます。 どっちみちタイヤは交換するので、 多少色がついても気にしません。
若干安っぽいシルバーになってしまいましたが…でもサビていたときとは雲泥の差。2m離れて見ればとてもキレイですっ!!
不動リトルカブ一日レストア:ホンダ純正シルバー登場! このスプレーが優秀なのです。
ここでホンダ純正のシルバーにご登場いただきましょう。
ホンダスーパーカブやリトルカブ、CD50などの 4サイクルミニシリーズに「しっくりくるシルバー」です。まさにホンダの色。このスプレーがなかなかに優秀で非常に使いやすいのです。
これでチェーンカバーを塗ると…かなり高めの隠蔽力でみるみる綺麗なホンダのシルバーに染まりました!(写真上が塗装済み/下が未塗装)
塗装したガソリンタンク。突貫塗装とは思えない仕上がりに満足です。
フロントフェンダーとフロントフォークまわり。こうして塗装するだけで全体の印象がガラリと変わります。こりゃ仕上がりが楽しみになってきた!
不動リトルカブ一日レストア:最難関に挑みましょう、ブレーキのオーバーホール!
実は一番固着していたところにまだ手をつけていませんでした→ リアブレーキ!
今回このリトルカブが、引きずっても動かないほど後輪が固着していた元凶はこの「ブレーキカム」です。これが本当に動かなかった。
正直、このブレーキカムがなぜここまで固着したのか原因はよくわかりません。 めちゃくちゃに腐食していたかと言えばそうでもなく、 強烈な一撃を加えたことで固着が解除されたようです。一体、なんだったのか…?
「なんなんだよ、も~!!」と泣きながら回しても、やっぱり動かず。
結局、壊れるの覚悟の上で、 もはや殺意をこめて叩いたら、なんとか動いてくれました。敵ながら見事な固着っぷり。分解できたらこっちのもの。 ブレーキカムを磨いてグリスアップして、ブレーキシューを交換して組み直します。
不動リトルカブ一日レストア:やーんもう夕方! スプロケットのサビを何とかする
かなりの時間をロスしました。 時計見たら午後4時10分。おい、マジか。
ここまで来るとイチイチ考えるより、手が先に動いてきます。
真っ赤にサビていたドリブンスプロケットは、 ざっくりサビを落としてからスポークにも使った転換剤を塗っていきます。
こんな感じに真っ黒になるので、 なんかブラックアルマイトみたいになりました(笑)。どっちみちカバーがかかる部品なので問題ないでしょう~!!
不動リトルカブ一日レストア:沈んでいく太陽。 本当に今日中にレストアは完成できるのでしょうか??
午後4時25分。
この時間になってやっとこ、 最後の組立工程の入り口に立つことができました。
バイクをバラバラに分解するのは簡単でしたが、組み立てるとなるとそうはいかないもの。 一つ一つにグリスアップもしたいですしね。
果たしてリトルカブの1日レストアは完成することができるのでしょうか??? 次回、最終回に続きます~!!
「えっ…もうそんな時間?」という顔。
動画解説はこちら↓
この作業の苦戦っぷりとてんやわんやな雰囲気を、ぜひ動画の方でもご覧になってください♪ ↓↓↓ ↓↓↓
(↓)YouTube動画のほうでは映像付きで解説しているのでよかったら参考にしてください♪
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
ああ
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
入れないとどうなる?フロントフォークのオイル はいどうも、みなさんこんにちは。本日は愛車DT50のフロントフォーク定期メンテナンスをやっております。 トップのキャップボルトを外してカラーを取り出して、[…]
「特殊ボルト」で困ったこと、ありませんか? 今回は「でかい六角穴のボルト」を特殊工具なしで外してみようというお話。 バイクを整備していると時々変なボルトに出会うことがあります。今回は古い原付オフロード[…]
乗ってみた! APトライク250 やっと乗るチャンスがやってきました。APトライク250を作った、株式会社カーターさんのご協力によるものです。ありがとうございます! 以前は同様にAPトライク125も体[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーシャンプーやワックスをはじめ、さまざまなカー用品を手がけてきた老舗ブランド「シュアラスター」。そのガソリン添加剤シリーズ「LOOP」のフラッグシップモデルが、[…]
高い耐久性、IP65防水性能がライダーのギアを守る ミルウォーキーツールが誇るツールボックス、PACKOUTシリーズの最大の特長は、その「高い耐久性・防水性・防塵性」を備えているという点。ガレージや作[…]
入れないとどうなる?フロントフォークのオイル はいどうも、みなさんこんにちは。本日は愛車DT50のフロントフォーク定期メンテナンスをやっております。 トップのキャップボルトを外してカラーを取り出して、[…]
人気記事ランキング(全体)
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
深いグリーンにヤマハ1980年代イメージのストライプ入り ヤマハはインドで、日本でいう軽二輪クラス(126~250cc)にあたるネオクラシックネイキッド「XSR155」を同地域に初めて導入すると発表し[…]
着る季節を選ばない設計と、高速走行を意識したディテール 春から冬まで対応できる点が、このモデルの大きな魅力だ。表地には防風性とストレッチ性を備えたソフトシェル素材を使用しており、ライディング時の冷たい[…]
アプリリアの伝統を受け継ぐ、全ルート走破型スクーター SR GT 400は、ミドルクラスながらマルチパーパスを意識したアドベンチャースクーターだ。街中での俊敏なレスポンスはもちろん、林道ツーリングでも[…]
プロテクター標準装備の冬用ライディングジャケット 一見するとカジュアルなパーカスタイルだが、中身は本格的なウインタージャケットである。本商品は、胸/肩/ひじ/背中の4部位にプロテクターを標準装備してお[…]
最新の投稿記事(全体)
片山財務大臣が走行距離課税は検討していないと明言! この発言の持つ意味はとても大きい 11月12日の参議院・予算委員会で、国民民主党の榛葉幹事長の「走行距離課税はやりませんよね」という質問に対し、片山[…]
冬のツーリングは、寒さによる体温低下で想像以上に体力を奪う。特に脚まわりは走行風を直接受けるため、冷えが蓄積しやすい。 本商品は、風の侵入を防ぐ防風生地を採用。パンツの隙間から入り込む冷気をしっかりと[…]
極寒をブチ破る最強ラインアップで、冬のライディングもアツくたぎれ! BMW Motorradから、2025年冬の新作ギア&ガーメントが堂々登場だ! 伝統と革新が融合したアパレルから、凍てつく寒さを完全[…]
ライダー前提の立体パターンと保温設計 パッディングジャケットは、乗車姿勢を取りやすい立体パターンを採用し、上半身の可動域を確保。中綿は化繊タイプで、雨や汗で濡れても保温性の低下が小さいのが利点だ。 冬[…]
エアで簡単、新!お掃除スタイル 洗車や掃除、水滴やホコリは「拭くから吹く」へ オートバイ用インカム「B+COM」でお馴染みのサイン・ハウスが、新たなライフスタイルブランド「SPICERR(スパイサー)[…]







































