ついに完成! 実物大チーバくんを描く旅 withホンダ ダックス125【後編|館山~銚子~関宿】
千葉県一周ツーリング:ちょっと寄り道! ずっと来たかった「飯岡海水浴場」で砂浜を爆走
無事耳も描けたし、宿泊地である銚子までもうちょいだったので、ちょっとここで寄り道。以前からずっと気になっていて、いきたい行きたいと思っていたのがココ「飯岡海水浴場」です。
この砂浜は砂の粒が非常に細かくてギュッと引き締まっていることから、普通の砂浜とは違って車やバイクが入っても普通のタイヤのままで走行可能(!)なのです。オフロードマシンでなくても砂浜を走れるということから、ファミリーカーからバイクがたくさん集まっていました。
最初は恐る恐る砂浜に入ったのですが、砂利や土の道よりもむしろグリップ感があって、波打ち際に至ってはまっ平らなこともあって何の問題もなく走れる、走れる。こりゃすごい!!
借り物バイクなので波に向かって「バッシャ~!」と激走するわけにもいかないですが、ゆっくり走るだけでもめちゃくちゃ楽しい。波が引くときの薄い水の膜が空を写しこんで、まるで空を飛んでいるような錯覚さえしました。これは素晴らしいスポットです。熱烈におすすめできるので是非とも来てみてください。もっとも、走った後はしっかり洗浄機で洗うことをお勧めしますが~!(ダックスもこのあとフェンダーの裏まで洗いました)
千葉県一周ツーリング:銚子駅前で立体チーバくんに遭遇♪
銚子に入ったところで実は今回のツーリングでなかなか出会わなかった「立体のチーバくん」に立て続けに出会うことができました。
てことで、すっかり日も傾いてあっという間に夜。「実物大チーバくんを描く旅」の二日目はここ銚子で打ち止め。一泊いたします。
千葉県一周ツーリング:三日目突入! 利根川遡上ルートは単調そう?
実物大チーバくんを描く旅もいよいよ最終日です。
初日は江戸川沿いをひたすら下って、二日目は海岸線を走ってきました。そして最終日である三日目はというと、今度は逆に利根川沿いを上っていって、スタート地点である野田市の関宿城址をゴールとして目指します。
しかしながら、この最終日のルートにはひとつの懸念があったのですよ。それは…非常に「単調」であること。
あくまで地図上で見た予想ではあるのですが、初日の江戸川沿いとは違って、実にコースのほとんどが利根川に沿う形で整備されています。つまりは、ひたすらまっすぐ走ることになりそうなんですよね~。つまり、ほとんどイベントがない??
いやいや、道路が整備されているのは実に素晴らしいのですが、まる一日ひたすらまっすぐな道というのはネタにならな…ゴホンゴホン。いや、退屈してしまうかな?と思ってしまうわけです。
利根川沿いスポットその1:サルタヒコ上陸碑
そんな贅沢な不安をいだきつつも、本日も朝5時に銚子駅前を出発。さっそく川沿いの静かな道を走り出したのですが…いきなり興味深いスポットを見つけました。それは「猿田彦大神 上陸之地」碑!
「伊勢の国を治めていた国津神の猿田彦は、天津神の邇邇芸(ニニギ)に国譲りし、伊勢の二見ヶ浦を出港、御船石に乗って海を渡り、下総の国の鳥見(トミ)浦の入江から上陸した」という伝説に基いているそうです。
正直、猿田彦というと火の鳥のキャラクターが受かんでしまうほどの無学っぷりな筆者ですが、ここに神様が上陸したという伝説だけでなんかこうワクワクしてしまうのです。いや~、良きスポットに出会えました。
利根川沿いスポットその1:河川敷の大鳥居
そして次に立ち寄ったのが香取神宮一ノ鳥居(津宮鳥居)。
河川敷に立つでっかい鳥居! 赤くなくて木の色そのものなのがかえって迫力ありました。ちょうど日の出の時間と重なってなんとも重厚で神々しい雰囲気でした。
利根川沿いスポットその1:宝船と七福神
さらに国道を走っていくと…。
国道沿いから何か見つけて寄り道してみた先にあったのは「下総利根宝船公園」。
宝船だ、宝船!! ネット情報によれば、天気がいい日にはこの宝船の上からちょうど船首の方向に富士山が見えるのだとか! なんですかその縁起よさそうなスポットは。
でもそれだけじゃない。宝船があるということは、そのそばには…いらっしゃいました。七福神勢ぞろい!
「下総七福神」とのことで、この地域の七福神が集まってるのだとか。ちょうど背後に太陽が昇ってきていてまさに後光の如し。全身にみなぎるパワースポット感。すみません「単調」なんて言った自分が申し訳ない気分です。チーバくんの「頭」は神様がたくさんいらっしゃるエリアだったのでした~。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ダックス125)
ファンバイクは”個性”重視。けっこう選びやすい ホンダの125ccには本格スポーツのCB125Rがあるし、原付二種まで範囲を広げたらクロスカブ110も入ってくるし、スクーターやビジネス車(公道走行、一[…]
軽快性や機敏性だけでなく安心感にも優れるのが長所 2024年の夏はジムに通ってトレーニングに取り組むことを決意したのですが、私にしては珍しく、飽きることなく続いています。さらにこの夏休みは、ロードやモ[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
最新の関連記事(ツーリング)
20 回目の節目となる「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」 BMW Motorrad は、BMW ファンのみならずモーターサイクルを愛するすべての人が楽しめる 年に一度の祭典「[…]
川か海か湖か… 浜名湖一周の通称をハマイチと呼ぶそうだが、あまり馴染みはないのかもしれない。なぜならハマイチを積極的に推し進めているは自転車(ロードバイク)愛好家の世界だからだ。事実、浜名湖の湖畔道路[…]
冬のUber Eats配達は過酷です。寒さと路面の凍結の両方と戦わなくてはいけません。しかし、それゆえに配達員が少なくなるため、やり方次第で1年を通してもっとも高額な収入を得られるチャンスの季節だと思[…]
ハイシーズンをハズした御宿なら混雑知らず! 11月に入ったにもかかわらず“夏日”なんて言葉が天気予報から聞こえてくる、おかしな気象が続く今年の日本列島。涼しくなってようやく走り始めた…なんてライダーも[…]
APトライク125の積載量に興味アリ! APトライク125の特徴といえば、おもに下記の4つが挙げられます。 乗っていて面白い 雨に濡れにくい 税金が安い 3人乗りができる さらに加えるなら、「荷物がい[…]
人気記事ランキング(全体)
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
第1位:JW-145 タッチパネル対応 蓄熱インナーグローブ [おたふく手袋] 2024年11月現在、インナーウェアの売れ筋1位に輝いたのは、おたふく手袋が販売する「JW-145 蓄熱インナーグローブ[…]
新色×2に加え、継続色も一部変更 ホンダは、水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載するアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター「ADV160」に、スポーティ感のある「ミレニアムレッド」と上質感のある[…]
寒い時期のツーリング 冬はライダーにとって、本当に過酷な季節です。急激に気温が下がったりしてきましたが、オートバイに乗られているみなさんは、どういった寒さ対策をしていますか。 とにかく着込む、重ね着す[…]
最新の投稿記事(全体)
今シーズンに続き富樫虎太郎選手を起用、新加入は木村隆之介 元MotoGPライダーの中野真矢さんが率いるレーシングチーム「56RACING(56レーシング)」が、2025年のレース活動概要を発表した。 […]
全日本ST1000とASB1000の両カテゴリーを制す! 開幕2連勝を飾り、常にポイントリードし最終戦を待たずにチャンピオンを決めた全日本ST1000クラスに比べ、ARRC ASB1000クラスは、ポ[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
ヤマハの最先端技術の結晶、それがYZF-R1だ 今からちょうど10年前の2014年11月。イタリアはミラノで開催されたEICMAにおいて、7代目となるヤマハのフラッグシップ“YZF-R1”が華々しくデ[…]
場所によっては恒例行事なバイクの冬眠(長期保管) 「バイクの冬眠」…雪が多い地域の皆様にとっては、冬から春にかけて毎年恒例の行事かもしれませんね。また、雪国じゃなかったとしても、諸事情により長期間バイ[…]