千葉県一周ツーリング:ちょっと寄り道! ずっと来たかった「飯岡海水浴場」で砂浜を爆走
無事耳も描けたし、宿泊地である銚子までもうちょいだったので、ちょっとここで寄り道。以前からずっと気になっていて、いきたい行きたいと思っていたのがココ「飯岡海水浴場」です。
この砂浜は砂の粒が非常に細かくてギュッと引き締まっていることから、普通の砂浜とは違って車やバイクが入っても普通のタイヤのままで走行可能(!)なのです。オフロードマシンでなくても砂浜を走れるということから、ファミリーカーからバイクがたくさん集まっていました。
最初はおっかなびっくりだけど、すぐに興奮が勝っちゃいます
最初は恐る恐る砂浜に入ったのですが、砂利や土の道よりもむしろグリップ感があって、波打ち際に至ってはまっ平らなこともあって何の問題もなく走れる、走れる。こりゃすごい!!
波が引いた瞬間は、薄い水の膜が空を映しこんでまるで空中にいるような錯覚。
借り物バイクなので波に向かって「バッシャ~!」と激走するわけにもいかないですが、ゆっくり走るだけでもめちゃくちゃ楽しい。波が引くときの薄い水の膜が空を写しこんで、まるで空を飛んでいるような錯覚さえしました。これは素晴らしいスポットです。熱烈におすすめできるので是非とも来てみてください。もっとも、走った後はしっかり洗浄機で洗うことをお勧めしますが~!(ダックスもこのあとフェンダーの裏まで洗いました)
千葉県一周ツーリング:銚子駅前で立体チーバくんに遭遇♪
銚子に入ったところで実は今回のツーリングでなかなか出会わなかった「立体のチーバくん」に立て続けに出会うことができました。
てことで、すっかり日も傾いてあっという間に夜。「実物大チーバくんを描く旅」の二日目はここ銚子で打ち止め。一泊いたします。
二日目のルートでした。
千葉県一周ツーリング:三日目突入! 利根川遡上ルートは単調そう?
実物大チーバくんを描く旅もいよいよ最終日です。
初日は江戸川沿いをひたすら下って、二日目は海岸線を走ってきました。そして最終日である三日目はというと、今度は逆に利根川沿いを上っていって、スタート地点である野田市の関宿城址をゴールとして目指します。
しかしながら、この最終日のルートにはひとつの懸念があったのですよ。それは…非常に「単調」であること。
あくまで地図上で見た予想ではあるのですが、初日の江戸川沿いとは違って、実にコースのほとんどが利根川に沿う形で整備されています。つまりは、ひたすらまっすぐ走ることになりそうなんですよね~。つまり、ほとんどイベントがない??
いやいや、道路が整備されているのは実に素晴らしいのですが、まる一日ひたすらまっすぐな道というのはネタにならな…ゴホンゴホン。いや、退屈してしまうかな?と思ってしまうわけです。
三日目のルート。ひたすら利根川沿いを遡上するのです。観光地によれないのが辛いトコロ。最もイベントが少ない予感…?
利根川沿いスポットその1:サルタヒコ上陸碑
そんな贅沢な不安をいだきつつも、本日も朝5時に銚子駅前を出発。さっそく川沿いの静かな道を走り出したのですが…いきなり興味深いスポットを見つけました。それは「猿田彦大神 上陸之地」碑!
「伊勢の国を治めていた国津神の猿田彦は、天津神の邇邇芸(ニニギ)に国譲りし、伊勢の二見ヶ浦を出港、御船石に乗って海を渡り、下総の国の鳥見(トミ)浦の入江から上陸した」という伝説に基いているそうです。
正直、猿田彦というと火の鳥のキャラクターが受かんでしまうほどの無学っぷりな筆者ですが、ここに神様が上陸したという伝説だけでなんかこうワクワクしてしまうのです。いや~、良きスポットに出会えました。
いきなり見つけてしまいました。
利根川沿いスポットその1:河川敷の大鳥居
そして次に立ち寄ったのが香取神宮一ノ鳥居(津宮鳥居)。
河川敷に立つでっかい鳥居! 赤くなくて木の色そのものなのがかえって迫力ありました。ちょうど日の出の時間と重なってなんとも重厚で神々しい雰囲気でした。
河川敷に突如現れた巨大な鳥居。いちど河原に降りて一礼してくぐるのが正しいのでしょうか…?
利根川沿いスポットその1:宝船と七福神
さらに国道を走っていくと…。
国道沿いから何か見つけて寄り道してみた先にあったのは「下総利根宝船公園」。
宝船だ、宝船!! ネット情報によれば、天気がいい日にはこの宝船の上からちょうど船首の方向に富士山が見えるのだとか! なんですかその縁起よさそうなスポットは。
でもそれだけじゃない。宝船があるということは、そのそばには…いらっしゃいました。七福神勢ぞろい!
「下総七福神」とのことで、この地域の七福神が集まってるのだとか。ちょうど背後に太陽が昇ってきていてまさに後光の如し。全身にみなぎるパワースポット感。すみません「単調」なんて言った自分が申し訳ない気分です。チーバくんの「頭」は神様がたくさんいらっしゃるエリアだったのでした~。
登れるそうです。そして、富士山が見えるそうです!
下総七福神勢ぞろいです
ありがたいルートだったのですね。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ダックス125)
ダークカラーに往年のオマージュカラーを乗せて 特別仕様車の製作を定期的に行うカブハウスは、1970年代のダックスをオマージュしたような限定仕様「DAX Royal Limited Edition」を発[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
情報量が渋滞しすぎィ! ホンダは本日、突如としてHonda×Kuromiのスペシャルサイトを公開。Kuromiとはサンリオのキャラクターで、自称マイメロディのライバルだ。サンリオの公式ページには「乱暴[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
最新の関連記事(ツーリング)
父とB+COM SB6XRで会話しながらプチツーリング すっかり秋模様。なんなら執筆している今日は、最高気温が15度。朝から冷え切っていて、冬気分です。 自宅近くを走っているスクーターの方を見て、「わ[…]
奈良県からスタート! 北海道から九州まで全国で増加中の「カブの駅」 突然ですが、皆さん、『カブの駅』ってご存知ですか?現在、1200カ所以上登録されている『道の駅』はツーリングの集合場所や休憩スポット[…]
様々な日本の峠を網羅! ワインディングロードを抜け、視界いっぱいに広がる紅葉の絶景を走り抜ける。そんな瞬間こそ、秋のツーリングの醍醐味のひとつではないでしょうか。 ここで紹介する書籍「全国2954峠を[…]
芦ノ湖スカイラインとは? バイク乗りに人気の理由 富士山の麓に点在する富士五湖のひとつ、芦ノ湖は箱根の人気観光地ですが、湖の西側の尾根に沿って通じているのが芦ノ湖スカイラインです。 全長約10.7km[…]
霊山を巡る中部日本トライアングルルート 「日本三霊山ラリー」は、古来より日本の山岳信仰の対象とされてきた富士山、立山、白山の3つの頂を巡るツーリングラリーだ。このルートは「中部日本トライアングルルート[…]
人気記事ランキング(全体)
名機と呼ばれるVツインエンジンを搭載! 今や希少な国内メーカー製V型2気筒エンジンを搭載するSV650/Vストローム650が生産終了となり、名機と呼ばれた645ccエンジンにひっそりと幕を下ろしたかに[…]
より高度な電子制御でいつでもどこでも快適な走りを!! 【動画】2026 CB1000GT | Honda Motorcycles ホンダがEICMA 2025にて発表した「CB1000GT」は、「Hi[…]
スポーツライディングの登竜門へ、新たなる役割を得たR7が長足の進化 ミラノで開催中のEICMA 2025でヤマハの新型「YZF-R7(欧州名:R7)」が登場した。2026年から従来のワールドスーパース[…]
背中が出にくい設計とストレッチ素材で快適性を確保 このインナーのポイントは、ハーフジップ/長めの着丈/背面ストレッチ素材」という3点だ。防風性能に特化した前面と、可動性を損なわない背面ストレッチにより[…]
ニンジャH2 SX SE 2026年モデル発売! スーパーチャージャー搭載のスポーツツアラー「Ninja H2 SX SE」の2026年モデルが、2025年11月1日に発売。おもな変更点は、カラー&グ[…]
最新の投稿記事(全体)
老舗の叡智が凝縮された「もちはだ」腹巻き 寒さ厳しい冬ともなると、ライダーにとって、腹部の冷えは大敵だ。体幹が冷えると全身のパフォーマンスが低下し、ライディングにも集中できなくなる。そんな冬の鉄板防寒[…]
軽量ハイパワー400cc「DR-Z4S/DR-Z4SM」が最新装備で復活 スズキが新型デュアルパーパスモデル「DR-Z4S」と、スーパーモトモデル「DR-Z4SM」の日本導入を正式発表。2025年10[…]
11/1発売:カワサキ Z250 カワサキ「Z250」はニンジャ250と骨格を共有するこの軽二輪スーパーネイキッドは、アグレッシブな「Sugomi」デザインを継承。軽さと力強さを併せ持つ本格的スーパー[…]
長距離や寒冷地ツーリングで感じる“防寒装備の限界” 真冬のツーリングでは、重ね着をしても上半身の冷えは避けにくい。特に風を受ける胸や腹部は冷えやすく、体幹が冷えることで集中力や操作精度が低下する。グリ[…]
冬の走行で感じる“体幹の冷え”との戦い 真冬のツーリングでは、外気温が5℃を下回ると防風ジャケットを着ていても体幹が冷えやすい。特に走行風が首元や袖口から侵入し、次第に体の芯まで冷えが伝わると、集中力[…]
















































