そのまま下水に流してはいけないメンテ系廃液を“燃えるゴミ”にする方法

こんにちは! DIY道楽テツです。今回は、そのままでは廃棄できない有毒な廃液を、燃えるゴミとして処分する処理方法をシェアしたいと思います。たとえば車やバイクの使用済み冷却水のほか、法的には問題なくてもそのまま流すのには忍びない酸性洗剤といった溶液などなど、液体を「固めて」「可燃ごみ」として「捨てる」ことができる方法にトライします!
●文:[クリエイターチャンネル]DIY道楽テツ
【注意】冷却水は「水」といっても有害物質! そのまま捨てるのはご法度です!
みなさま、液体だからといって、なんでもかんでも排水溝に捨てちゃったりしていませんか? 実は、可燃性の液体や有毒物など、川や下水に流すような廃棄方法が法律で禁止されているものがあります。
たとえば、車やバイクのエンジンの使用済み冷却水(LLC=ロングライフクーラント)。不凍液成分として「エチレングリコール」が配合されており、これが実は可燃性の危険物。そのまま水に流すのはご法度なんです。
もちろんそのまま地面に浸透させるなどの廃棄方法も違法であり、もってのほかです、ご注意ください。
ですが、インターネットで冷却水を買ったりして、自分で交換した場合などはどう廃棄したらいいのでしょうか??
実はこれ、バイクや車のメンテナンスを自分で行う多くの人が頭を抱えている問題かもしれません。かく言うワタシ自身がそうでした。普通のゴミとして出すわけにもいかないので、自治体に問い合わせてみると、『専門業者に依頼してください』との返答でした。
しかし、せっかく安く上げるために自分で交換しているのに、処分代がかかってしまっては、本末転倒ですよね?
そこで処理方法をいろいろ調べてみたところ、エンジンオイルと似たような形で処理できそうなことがわかりました。それは「固形化して燃えるゴミとして処分する」という方法。
エンジンの廃オイルの場合は市販品があって、布やら紙やら綿っぽいものに吸収させて可燃ごみとして捨てることができますが、では冷却水の場合は? と思ったら、意外にも身近なもので処分できるそうです。
水に流せないなら、固体にして燃えるゴミに!
そこで、今回使うのは「高吸水性ポリマー」。
なんか聞いたことあると思ったらアレだ、まずは赤ちゃんのおむつ! そして、ペット用のおしっこシート! もっと言えば、熱さまシートや冷えピタなどの冷却ジェルシートのプニュプニュがまさにその”超吸水性樹脂(高吸水性ポリマー)”だったのです。
だったらオムツを買って…? と思ったのですが、調べてみると高吸水性ポリマーそのものをネット通販で簡単に買うことができました。
価格はまちまちですが、1キロで1500円ぐらい。
性能としては1グラムで300ミリリットルを吸水できるそうなので…1キロあれば300リットル(!)の水を処理することができるということです!!
こりゃすっげぇ!! 普通にバイクに乗っている身分なら、一回買ったらもはや一生分ですわ(笑)。
「高吸水性樹脂」内容量1kgで約1600円ほどでした。余裕を見ても、大きなバイク100台の冷却水を処理できちゃう性能!!
てなわけで、さっそく使ってみよう! 使い方はいたって簡単♪
というわけで早速使ってみます。使い方は簡単。バケツなどの容器に入れた使用済み冷却水の中に、高吸水性ポリマーをざらざら入れて、よくかき混ぜたらあとは待つだけ。
最初は大きな変化はないですが、しばらくすると容器の底からみるみる山が膨らんできます。
そして、その膨らんできたものが海の上に浮かぶ島のようになったかと思ったら、瞬く間にみぞれ雪のような状態になり、あっという間に一面のシャーベット状に変化しました!
試しにスプーンですくってみると…あっ、これ知ってる。赤い色に着色すれば、寿司の『とびっこ』だ!!(←違う) これは面白いですね(笑)。水を吸って膨らむとは聞いていたけども、ここまで一気に変化するものだとは思わなかったです。
ちなみに、捨てる時に液漏れするのは困るので、規定量の5割増し程の高吸水性ポリマーを入れましたが、この状態なら水分がふたたび漏れてくることはなさそうでした。
吸水が落ち着いた後も、念のためしばらく放置をしておいて、表面の水分が軽く飛んだところで念には念を入れれて新聞紙にくるんでから、そのまま燃えるゴミとしてビニール袋に入れて捨てることができました。
実は冷却水以外にも、中性のタンクサビ取りクリーナーや酸性洗剤など「そのまま下水として流してもよい」と言われていても気になっていた物の処理に使えそうですね。また、高吸水性ポリマーを一度購入すれば相当量の廃液を処理することができそうです。
この記事がどこかの誰かのお役に立てればとても嬉しいです! というわけで、今回もご視聴ありがとうございました~!
【ご注意】ちなみに、これは水に近いものを処理する専用のものなので、オイルや塗料といった粘度の高いものには使えないのでその点はご注意ください。
動画解説はこちら↓
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