2022年もミリタリースペックの高機能素材採用 ラフアンドロードのライディングジャケット3選

  • 2022/09/19
  • [CREATOR POST]相京雅行

●文:[クリエイターチャンネル] 相京雅行

バイク業界で最先端素材を採用し続けるラフアンドロード

アウトドア用の洋服には最新の素材が使われています。特に登山用に関しては軽く、快適で動きやすさが求められるために顕著です。

アウトドア用品業界で採用されるようなハイテク素材をいち早く取り入れて、採用しているのがラフアンドロードです。

新型コロナウィルスの影響で新商品がリリースされないメーカーもありますが、ラフアンドロードは今期も新商品を発表。

その中でも特に注目したいのが「プリマロフト」を採用した製品です。

プリマロフトって?

ダウンを超える素材を目指して開発されたプリマロフト [写真タップで拡大]

プリマロフトはアメリカ国軍の要請を受けて民間企業が開発したもので、保温力に優れたダウンに代わる素材として誕生しました。

ダウンは保温力に優れているのが特徴ですが、濡れてしまうと極端に能力が落ちてしまうのが欠点でした。

ですがプリマロフトは保温力にプラスして撥水性を得ることで、保温性と扱いやすさを実現した素材です。

ただ注意したいのはプリマロフトにはゴールド、シルバー、ブラックの3つのグレードが存在している点です。

もちろんゴールドに比べてシルバー、ブラックは保温性が落ちますが、ラフアンドロードはゴールドを採用。

今回はプリマロフト採用の新製品を軸に、ラフアンドロードのライディングジャケットを3着紹介します。

RR7994 プリマロフトチタンスリムインナージャケット

プリマロフトを採用した中間着の新作「プリマロフトチタンスリムインナージャケット」 [写真タップで拡大]

  • 価格:14,300円(税込み)
  • サイズ:SIZE: S、M、L、LL、XL
  • カラー:ブラック

既に販売されていたWGプリマロフトチタンインナージャケットに派生モデルが登場しました。

モコモコの中綿入りジャケットに、タイトなアウターを着用すると中綿が潰れてしまい暖かい空気を蓄えることができません。

プリマロフトチタンスリムインナージャケットは革ジャンなどタイトなアウターを着用する際に重ね着するように開発されています。

高機能中綿プリマロフトが封入されるのは肩から前身ごろのみ [写真タップで拡大]

プリマロフトが封入されているのは肩から前身ごろで、他の部分は薄手のフリース生地を採用することでタイトなアウターを着用しても中綿が潰れないように設計されています。

体温を反射して効率的に保温力を得ることができる [写真タップで拡大]

裏地にはチタンスパッタリング加工が施されており、体温を効果的に反射して保温性を高めています。

袖部分にはサムホールを採用しており、手首の部分まで暖かい仕様です。

また冬場は静電気に悩まされる人も多いかと思いますが、ポリエステルはフリースや中綿の材料となっており帯電しやすい性質があります。

チタンスパッタリング加工はUVカットや静電気防止効果もあるため、帯電しやすいデメリットを効果的に打ち消しています。

ファスナー下の大型フラップが風の侵入を防ぐ [写真タップで拡大]

表地に関しては寒風を通しにくくするウインドガード加工を施すと同時に、前ファスナー裏には大型のフラップを設けることで防風性を高めています。

裾はあらゆるアウターに適応するために短めになっており、アウターを合わせた時に下からインナーがはみ出してしまうのを防いでいます。

身長164cm 体重62kg Sサイズを着用 [写真タップで拡大]

サイズ感的には比較的タイトな印象です。裾も短いので身長が高い人は普段より1サイズか2サイズアップで選んでもいいかもしれません。

RA5033 シープレザーパーカーFP

羊革を採用した柔らかい質感の「シープレザーパーカーFP」 [写真タップで拡大]

  • 価格:32,780円(税込み) インナーセット:43,780円(税込み)
  • サイズ:S(ブラックのみ)、M、L、LL、XL
  • カラー:ブラック・ブラウン

こちらの商品自体は既に販売されていた商品ですが、今年からは前述したプリマロフトチタンスリムインナージャケットとのセットも設定されています。

シープレザーパーカーFPとプリマロフトチタンスリムインナーはドッキング可能 [写真タップで拡大]

背中二か所と両袖部分にオールシーズンコネクションが採用されており、シープレザーパーカーFPとプリマロフトチタンスリムインナージャケットをドッキングすることができます。

またシープレザーパーカーはオールシーズンコネクション以外にも珍しい機能が採用されています。

標準でフルプロテクターのレザージャケットは珍しい [写真タップで拡大]

まずはプロテクター。肩、肘、背中のプロテクター付属のレザージャケットは一般的ですが、シープレザーパーカーFPは胸部プロテクターまで揃っています。

腕部分ならフルカウルバイクでも風を取り込みやすい [写真タップで拡大]

両袖と背中にはベンチレーション用のファスナーが採用されており、開けることで走行風を取り込むことができるようになっています。

腰部分だけではなく、二の腕部分にもアジャスターがついています。この3点は一般的なバイク用レザージャケットでは珍しい特徴といえます。

これだけ機能が盛りだくさんで価格は3万2780円(税込み)というのも驚き。カラーは定番のブラック以外にブラウンが用意されているのもうれしいポイントです。

身長164cm 体重62kg Sサイズを着用 [写真タップで拡大]

サイズ感的には胸部も含めてすべてのプロテクターが付属されているので、比較的タイトな印象ですが、素材の羊革が柔らかいので動きにくい事はありません。普段通りのサイズで問題ないでしょう。

RR7985ウォームマックスインナージャケット

中綿がたっぷりで温かい「ウォームマックスインナージャケット」 [写真タップで拡大]

  • 価格:11,000円
  • サイズ:S、M、L、LL、XL、BM、BL、BLL、BXL
  • カラー:ブラック

アウターに関してはピッタリより、オーバーサイズの方が好みという方もいるはず。

そういった方は無理にプリマロフト製品を選ぶ必要はありません。暖かさは中綿量に比例します。たっぷり中綿が入った中間着を着用すれば抜群の保温性を得ることができます。

今年新しくリリースされたウォームマックスインナージャケットは中綿がたっぷりなので、タイトなアウター着用時には保温性を維持できませんが、大きめサイズなら抜群の保温性を発揮します。

ウォームマックス中綿はラフアンドロードオリジナル素材なので、原価がおさえられており販売価格も1万1000円(税込み)とプリマロフト製品よりも安いのもポイント。

表地は滑りの良い素材を採用しており、重ね着のストレスが少ない。 [写真タップで拡大]

表生地には肌触りが良く滑りの良い素材を採用しているため、重ね着する際にストレスになりにくく、オールシーズンコネクションも採用されているため常にアウターとセットにしておくこともできます。

保温性も抜群なので3シーズンジャケットをお持ちであれば、ウォームマックスインナージャケットと併用すれば冬場にも使用することができるでしょう。

身長164cm 体重62kg Sサイズを着用 [写真タップで拡大]

サイズ感はプリマロフトチタンスリムインナージャケットと異なり、ゆったりしているので、いつも通りのサイズ選びで問題ありません。

買うなら9月中がお勧め

一部の超高級品を除いて、バイク用のジャケットは海外で生産されています。

そこで問題になってくるのが昨今の超円安傾向です。海外生産工場への支払いはドルで行うため、円安の際には支払い価格が必然的に多くなってしまいます。

ラフアンドロードのウェアに関しても2022年10月1日に一斉に値上げの予定になっています。

コロナの影響で例年に比べて在庫数が少ないことが想定されるので、購入を検討される場合には早めにチェックをお勧めします。


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