
サンデーメカニックがリピーターとなって、使用前後の違いがクチコミとなって広がり、数多くのユーザーに注目されているエンジンオイル添加剤がスーパーゾイル。エンジンオイルの違いが、体感性能となって現れる事実は、ベテランライダーなら誰もが経験したことがあるはずだ。中古車購入時にはエンジン内部の汚れが気になってしまうが、そんな時には、エンジン内の各部品をケアしつつ、エンジン内洗浄が可能なフラッシングゾイルを使ってみよう。施工後の排出時は、汚れの凄さに驚くはずだ。
文/写真:モトメカニック編集部 ●BRAND POST提供:パパコーポレーション
数年間放置V-MAXと過走行サンバーをフラッシング
オイル交換予定のヤマハV‐MAXは、車検切れのまま数年間放置されていた車両である。この機会にフラッシングを行い、エンジン内部をリフレッシュすることにした。
もう一台の軽トラ=スバルサンバーは、実走行47万キロオーバーの、名実ともに過走行車である。軽貨物運送業者から直接払い下げて頂いた時には45万キロだったので、再登録後1年ほどで2万キロ強走行した。
エンジン内部は間違いなく汚れているので、ヤマハV‐MAXのフラッシング作業と同時に、過走行軽トラもフラッシングゾイルでエンジン内部をリフレッシュしてみた。
案の定、特に、酷い汚れだったのが軽トラである。エンジン暖機後に旧いエンジンオイルを抜き取り、ディップスティック下限までフラッシングゾイルを注入してから暖機開始。5分ほどアイドリングさせてから近所の国道バイパスを制限速度で15分程走行後に帰還。ある程度エンジンが冷えたところでフラッシングゾイルを抜き取ると、サラダ油のような色かつサラサラだったオイルが、真っ黒でトロッとした手触りに変貌していた。
僅か15分程度の走りでこの洗浄効果には、驚かされてしまった。だからと言って、長時間乗り続ければ良いものでもないので、次のオイル交換のタイミングでも、もう一度、フラッシングゾイルを試してみたい気持ちになった。
また、このフラッシングゾイルはエンジン分解時のパーツ洗浄オイルとしても効果的だ。エンジン分解後のミッションやクランクシャフトには、油垢がこびりつき真っ黒になっていることが多い。
そんな部品をフラッシングゾイルにしばらく浸してからナイロンブラシで擦ることで、油垢が落としやすくなるのだ(温めるとより効果的)。確かに、水溶性洗剤で油垢落としをするのと違って、オイルベースの商品なら安心して利用することができる。
今回のV‐MAXも軽トラサンバーも、フラッシング作業後にはセミシンセティックゾイル10W‐40を注入した。V‐MAXには規定量、サンバーは上限まで入れるとブローバイガスにオイルが混ざりやすくなるので、ディップスティック調整範囲の6分目程度にした。フラッシングゾイル後にセミシンセティックゾイルを注入したことで、これまで以上に軽やかに走る、軽トラサンバーになった。
(左)軽トラフラッシング後 / (右)軽トラフラッシング前 エンジンオイルを抜き取った後に、フラッシングゾイルを注入。エンジン暖機後に近所を15分程度走行してからフラッシングゾイルを抜き取った。新品は透明だったが、驚きの汚れとトロみに!!
【フラッシングゾイル(フラッシング専用オイル) 2000ml】エンジン内部の洗浄を目的に開発されたフラッシング専用のオイルがフラッシングゾイル。従来のフラッシング剤は、有機溶剤系や洗浄成分で構成されている商品が多く、エンジン内の汚れを溶かして、内壁から剥がし落とす特性でも知られている。そのため、汚れがオイルフィルターやオイル通路に詰まってしまうトラブルも少なくなかった。高度に精製されたナフテン系、パラフィン系のベースオイルとスーパーゾイルを組み合わせたのがフラッシングゾイルで、エンジン内をケアしながら高い洗浄性で汚れを排出できる。 ●価格:2640円
エンジンの分解メンテナンスを行う際には、作業に取り掛かる前に、エンジン内をフラッシングしておくと良い。分解後のエンジン内パーツの洗浄が、間違いなく楽になる。
【セミシンセティックゾイル10W-40 油膜+金属表面再生(半合成油) 】2輪、4輪ともに利用できるセミシンセティック(半合成)のエンジンオイル。スーパーゾイル成分を高度な技術で配合し、優れた油膜特性と金属表面再生効果を発揮。そのまま注入できる高品質な半合成エンジンオイルだ。エンジン保護性能とコールドスタート時にもダメージを与えない潤滑性能も特筆すべき点である。鉱物油ベースの半合成仕様のため、旧車ユーザーのあいだではリピーターも数多い、4サイクルエンジン用オイルだ。 ●価格:3850円(1000ml) / 1万5180円(4000ml)
ナンバー取得前なのでV-MAXのフラッシング作業はガレージ内で行った。注入後に10分程度アイドリングさせ、何度かブリッピングしてからフラッシングゾイルを抜き取った。
10分程度アイドリングさせながら、同時に何度かブリッピング=空ぶかしを3000rpm程度で行った。エンジンがしっかり暖機できてから、空ぶかしを行うように心掛けよう。
オイルフィルターの交換時に驚いた、というか「あるある」を確認できた。ヤマハV-MAX用と純スバルサンバー(EN07エンジン)用のオイルフィルターには互換性がありました。
エンジンオイルはオーナーのリクエストでセミシンセティックゾイルを利用した。フィラーキャップが右側カバー後方にあるため、サブフレームを装着するとフィラーの脱着が大変だ。
昨年から稼働している純スバル最終型の軽トラサンバーは、実走行距離が47万キロオーバーで赤帽仕様の払い下げ車。気が付けばオイル交換数回で2万キロ走行した。
通常のエンジンオイル交換サイクルを繰り返して約10万キロ走った軽トラサンバーのシリンダーヘッド。分解後にクリーニングするのは大変な作業なので、分解前にフラッシングすることで、分解後のエンジン洗浄が楽になる。
47万キロオーバーで初のフラッシングだったと思うが、出てきたフラッシングゾイルは真っ黒だった。粘度も注入時のサラサラ系からトロッとした感じになっていた。効果絶大!!
セミシンセティックゾイル10W-40を注入した。最初に2リットル入れてエンジン始動してから停止。ディップスティックの調整幅で、真ん中強(6分目)程度まで注入した。
最新の関連記事(モトメカニック)
「キャブボディ摩耗」こそFCRが抱える問題 FCRにはセッティング以外にも、長年使用することで発生する特有の問題があります。それがキャブボディ内部の摩耗です。 FCRのスロットルバルブは、操作抵抗を軽[…]
キースターの燃調キットは純正キャブ用だけじゃない キースターの燃調キットといえば、旧車ユーザーやレストアラーにはおなじみの存在です。原付きからビッグバイクまで500車種以上の純正キャブレターに対応し、[…]
持っていても買い足したいショートヘッド&マグネット仕様 短辺が長すぎず、サイズを一発で判別できるよう軸部に配色したL型レンチは他にもあるが、ボルト保持のために長辺側の先端にマグネットを装備して[…]
クロームメッキメンテの決定版 クロームメッキ部品のサビは、メッキ皮膜に存在する目に見えないほどの小さなクラックや穴から浸入した水分が原因で成長する。そして地中深くから吹き出すマグマのように、ニッケルメ[…]
頼れる規格部品「NTB」ブランド 旧車や絶版車で認めざるを得ないのは「人気車種は恵まれている」ということ。例えばカワサキZ1。流通価格は天井知らずだが、部品は純正、社外品を問わず手に入りやすい。ところ[…]
※本記事はが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。


















