スロー系の調整には、吸入する空気量を増減するエアスクリュー方式と、空気とガソリンが混ざった混合気の供給量を増減させるパイロットスクリュー方式があり、CRM250AR用キャブは前者を採用している。スロットルバルブよりもインテークダクト側に付くエアースクリューを取り外す。
2ストローク250ccエンジン搭載車・ホンダCRM250ARは、競技用モトクロスマシン・CR250由来の「CRレプリカ」というキャッチフレーズが与えられたCRM250Rの後継として、1997年に登場。環境基準強化の壁を乗り越えるべく、AR燃焼という新たな技術を採用し、キャブレターにも従来仕様とは大きく異なるデバイスが装備されました。その特徴あるキャブレターをオーバーホールし、燃調セッティングも行っ […]