「気持ちイー!」を実現した新型GB350用POWERBOXパイプ【SP忠男|妥協なく粘り強い開発で理想を追求】

  • 2024/03/20 10:47
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SP忠男 POWERBOX GB350用

空冷シングルエンジンをスチール製セミダブルクレードル式フレームに搭載したトラディショナルスポーツモデル・ホンダGB350は、2021年の登場以来、高い人気を維持し続けています。2023年5月には、新たな排出ガス規制に適合した2023年モデルが発売され、251~400ccクラスのベストセラーになりました。SP忠男では、初期型2021年モデルからPOWERBOXを販売し、GBのモデルチェンジに合わせて、2023年モデル用POWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーを開発しました。

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ブラッシュアップされた2023年モデルの気になるポイント

発売当初からオーダーが殺到し、2022年には、年間1万2000台以上の新車が売れたホンダGB350は、バイクの楽しさをスペックだけで語ることはできないという真実を体現している1台といってもよいでしょう。

「気持ちイー!」マフラーを作り続けてきたSP忠男は、2021年の初期型発売と同時にPOWERBOXパイプを開発し、多くのライダーに“爽快感”と“心地よさ”を提供してきました。

GB350(2BL-NC59)(〜2022)
GB350S (2BL-NC59)(〜2022)

排出ガス規制の変更により初期型の販売が終了し、2023年5月に発表された現行型(2023年モデル)は、最高出力20ps/5500rpm、最大トルク3.0kg-m/3000rpmというエンジンスペックに変わりはなく、スタイリングもカラーバリエーション変更レベルに留まっています。

人気モデルゆえ余計なテコ入れは不要で、純粋に平成32年排出ガス規制に対応するマイナーチェンジとみるのが正解でしょう。この2023年モデルは、5月発売ながら年末までに5000台以上を販売し、251~400ccクラスのベストセラーとなっているところを見ても、人気の盤石ぶりは明らかです。

初期モデルと現行モデルは、外観上ほとんど変化がないように見えますが、車体全体がカチッとした印象で各部の節度も向上しています。元来のキャラクターである大きく重いフライホイールが回るフィーリングが特徴のエンジンも、のどかな雰囲気で、のんびり走りたいライダーに人気なのもよく分かります。

しかし、1速/2速/3速と気持ちよくスピードアップしていく先で、4速に入れた瞬間に伸びがなくなり、速度が落ち込むことに気づきます。

それぞれのギヤで、さらに高回転まで回してからシフトアップすれば気づかないかもしれませんが、エンジンを引っ張らずにシフトアップしていくと、街中でよく使う4速45km/h前後からの加速で若干もたつきがあり、ここでエンジンが気持ち良く追従すれば、もっと心地よく爽快になるのは確実です。

ここに気づいたことで、2023年モデル用POWERBOXパイプ開発のテーマが明確になりました。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

2021年のデビュー以来人気のGB350と同様、SP忠男製GB350用POWERBOXパイプも大ヒット商品となった。車両のモデルチェンジに合わせて新開発された2023~GB350用POWERBOXパイプは、エキゾーストパイプ外径を細くしたことでスリムになったのが従来製品との相違点。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

ポリッシュ仕上げ/超軽量ステンレス素材の上質感が魅力のHONDA 2023~GB350(8BL-NC59) POWERBOXパイプ。デイトナ製パイプエンジンガードと同時装着でき、このパイプを装着した状態で、オイルドレンボルト/オイルフォルターの着脱が可能。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

サンドブラストで梨地仕上げとしたステンレス素材を、耐熱サフェーサー/耐熱ブラック塗装の順で仕上げたHONDA 2023~GB350(8BL-NC59) POWERBOXパイプ ブラックエディション

シャーシダイナモだけではなく、徹底した実走で課題を洗い出す

SP忠男が常に心がけているのは、POWERBOXを装着したバイクに乗った誰もが思わず笑顔になるマフラー開発です。このGB350の場合、4速45km/h前後で感じる加速の緩慢さを解消すれば、バイク全体の印象が一変し、ライダーが爽快な気分になるはずだと考えました。

社外マフラーを装着することで、サウンド/スタイル/最高出力が向上するなどさまざまな変化があり、ユーザーはその違いを求めて製品を選んでいます。SP忠男が30年にわたり“違いが分かる”マフラー開発を行う中で、一貫して大切にしているのが、実走による評価です。

新製品を発売する際、純正マフラーと自社製マフラーの最高出力やトルクの違いを、シャーシダイナモグラフで表示するのが定番となっています。

たしかにそれも有効なアピール方法ですが、SP忠男では、ピークパワーばかりでなく、一般的なライダーが実感できる常用領域での変化を重視しています。

バイクメーカーも、さまざまな走行条件や環境に対応できるように純正マフラー開発を行っているのはもちろんですが、SP忠男も抽象的な「気持ちイー!」というキャッチフレーズの中に厳しい評価基準を持っています。

そして多くの機種がエキゾーストパイプを変更することで、SP忠男が納得できる「気持ちイー!」の領域に到達できることも、30年の経験によって知っています。

ただし、そこにたどり着くのは簡単ではありません。エンジンの仕様や特性によって、エキゾーストパイプを変更した際の反応はまちまちで、想定どおりの変化をすることもあれば、そうでないこともあります。シャーシダイナモの測定値が良くても、実走行では数値ほどの違いが現れないことも珍しくありません。

ここで重要なのが、「気持ちイー!」の評価基準です。クラッチミートした瞬間から湧き上がるトルクや、他の車の流れに合わせてクルージングする際にギクシャクせず、そこからスロットルを開けた際に速度がスーッと上昇するなど、開発時にはどのような特性に作り込みたいかを明確にすることが重要です。

そのためには、エキゾーストパイプの太さや長さを変更しながらテストを繰り返すことが重要なのです。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

2021年モデルの実績があるものの、2023年モデルではほぼゼロベースの開発となったPOWERBOXパイプ。エンジン回転を上げてシフトアップすれば不満はないが、3速から4速へのシフトアップでエンジン回転/速度とももたつく領域を改善して、4速45km/hあたりから速度が乗るよう試作を繰り返す。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

2021年モデル用は太めのエキゾーストパイプを採用したが、2023年モデル用は、最近のユーザーからのリクエストが多いスリムなパイプで開発を行う。長さを細かく調整しながら、“爽快さ”と“心地よさ”がもっとも有効に引き出せる仕様を決定していく。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

エキゾーストパイプだけで違いが体感できるのか、疑問に感じるライダーもいるだろう。しかし、POWERBOXパイプを装着した試乗車に乗ったほとんどのライダーが、クラッチをミートしてほんの1ブロック走っただけで、豊かなトルク感を実感できる。その自信があるからこそ、全国各地のバイク用品店で快感体感試乗会ライドオンキャンペーンを開催できるのだ。

フラットなトルクラインで“爽快感”と“心地よさ”を実現

エキゾーストパイプがエンジンフィーリングに与える影響は想像以上に大きく、だからこそエキゾーストパイプのみを交換するPOWERBOXパイプという製品が成立し、機種を問わず多くのユーザーから支持されてきました。

ノーマルのGB350は、4速と5速がかなりハイギヤードで、4速で気持ちよく加速するには、60km/h以上は出しておきたくなる設定た。しかし、エンジンの回転上昇に合わせてリズム良く1~3速までシフトアップすると、4速に入るのが45km/h前後になるため、そこで速度が低下したり加速が鈍ってしまい、心地よくありません。

ボア×ストロークが70.0×90.5mmのロングストロークで、フライホイールも重いエンジンなら、トルクラインを高めてきれいに整えることで、ノーマルより低い回転数からトルクが湧き上がり、4速と5速の守備範囲が広がるはず。

試作とテスト走行を何度も繰り返して、ようやくたどり着いたのが、GB350らしいパルス感と重いクランクがリズミカルに回る心地よさ、クラッチをつないだ瞬間に分かるトルクフィーリングです。

1速から立て続けにシフトアップすると、4速40km/hあたりから感じられるおおらかで豊かなトルクが心地よく、さらに5速55~60km/hあたりで走行した時のパルス感も心地よく、まさに「気持ちイー!」を体感できる仕上がりとなりました。

GB350には、派生モデルとして外装/マフラー/リヤタイヤ仕様が異なるGB350Sもあり、こちらもまた人気モデルとなっています。

GB350とGB350Sは、純正サイレンサーの形状がや角度が異なるため、エキゾーストパイプ後端の角度やステーの位置が異なりますが、POWERBOXパイプの基本スペックは共有できると考えていました。

ところが、スタンダードのGB350とGB350Sを乗り比べてみると、公表されているスペックは同じながらGB350Sの方がパワフルで、4速にシフトアップした際の速度低下がなく、トントントンとリズミカルにシフトアップできるのです。

こうなると、GB350Sの特性に合わせたPOWERBOXパイプも開発しなくてはなりません。

元がパワフルなら、POWERBOXパイプの効果でより一層のトルクアップが期待できますが、そこがマフラー開発の難しい部分で、トルクが強く出すぎると後ろから押されているような感覚になり、心地良さがスポイルされる原因となります。

そこで、GB350用とはわずかに長さが異なる試作品を製作し、テスト走行によってGB350S専用のSPOWERBOXパイプも開発しました。

どちらも、シングルらしい小気味よさとビッグシングルらしい余裕のあるトルク特性が“爽快感”と“心地よさ”につながり、SP忠男が目指す「気持ちイー!」を実現できました。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

ポリッシュ仕上げに比べて、精悍なイメージが強調されるブラックエディション。純正サイレンサーがマットブラック仕上げのGB350Sにマッチする。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXパイプ

GB350Sは純正エキゾーストパイプがマットブラック仕上げだが、エンジン下部は触媒をカバーするためメッキプロテクターが装着されている。POWERBOXパイプブラックエディションには、プロテクターが付かず、サイレンサー接続部までブラックですっきり見える。

2023年モデル用サイレンサーとの組み合わせで、クラスを超えたおおらかさを実現

2023年モデルのGB350は、主要なエンジンスペックに変更はないものの、結論としては両車とも新開発のPOWERBOXパイプを設定することになりました。

POWERBOXパイプの完成とともに、リクエストが多いPOWERBOXサイレンサーの開発にも着手しましたが、2022年までのサイレンサーを仮装着してテストしたところ、期待した変化は実感できず、結果的に新たに開発を行っています。

試作を重ねる中で、シャーシダイナモ上では好成績だったものの、インナーパイプ長を調整することで低回転から中回転にかけてのトルクラインを改善し、ビッグシングルらしいたくましい「気持ちイー!」走りを実現することができました。

POWERBOXパイプだけでも明確な効果はありますが、このGB350の場合、POWERBOXサイレンサーとの組み合わせで、さらに“爽快感”と“心地よさ”を得られるのは間違いありません。

このサイレンサーは、純正に比べて全長が短くスタイリッシュな上に、500ccクラスに匹敵するような音質も大きな魅力となっています。

最高出力や最大トルクといった数値にとらわれることなく、バイクの原点とも言うべき空冷シングルを楽しめるGB350が人気を集めているのは、現在のバイクトレンドを色濃く反映したものだと思います。

POWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーは、ビギナーからエキスパートまですべてのライダーに「気持ちイー!」と笑顔になってもらえるよう開発しました。

SP忠男が追求する爽快感と心地よさが気になるライダーは、全国各地のバイク用品店で開催中している快感体感試乗会ライドオンキャンペーンでの試乗をお待ちしています。

2023〜GB350/S POWERBOXパイプ開発記はコチラでチェック!
2023〜GB350/S サイレンサー開発記はコチラでチェック!

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXサイレンサー

GB350用純正サイレンサーより全長が短く、後端がすっきり見えるPOWERBOXサイレンサー。2021年モデル用の流用ではなく、2023年モデル用に改めて開発を行った新製品で、POWERBOXパイプとの組み合わせにより、たくましい走りを実現する。

GB350|2023|SP忠男|POWERBOXサイレンサー

サイレンサー交換により、ビッグシングルらしい鼓動が強調されるが、政府認証を得ているので、安心して「気持ちイー!」を満喫できる。


※本記事はスペシャルパーツ忠男が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。