スリップオン、エキゾーストパイプ交換に続く第3のパワーボックスフルエキゾーストタイプのパワーボックスフルも「気持ちイー!」

  • 2022/06/28
  • 【BRAND POST】SP忠男

ギアを1速に入れてクラッチをつないだ瞬間から実感できる爽快感と心地よさが、SP忠男製マフラーのテーマである“気持ちイー!”の実態です。最高出力アップや最高速アップといった分かりやすい指標ではなく、感覚的・イメージ寄りの“気持ちイー!”は伝わりづらい面もあります。しかし一度乗れば実感できる“気持ちイー!”によって、SP忠男のパワーボックスマフラーは多くのファンを獲得しています。

●BRAND POST提供:SP忠男

日本市場専用モデルとワールドワイドモデル。そのギャップがパワーボックス開発のチャンス

市販車に装着される純正マフラーは、騒音や排気ガスの厳しいレギュレーションをクリアしながら、膨大な手間とコストをかけて開発されています。チューニングというとカスタムやパワーアップをイメージしがちですが、どんな走行条件でも最高のエンジンパフォーマンスを引き出しながら静粛で大気に優しい排気ガスを排出する純正マフラーもまた、高度なチューニングが施されたパーツです。

バイクメーカーが作り込んだ純正マフラーに対して、アフターマーケットメーカーが存在価値をアピールするには純正が持たない特徴が必要です。とあるアンケートでバイクユーザーがマフラーを交換する動機として挙げていたのは「ルックス」がトップで、次に「サウンド」「軽量化」「パワー」の順になっていました。1980年代から90年代にかけてはパワーアップのために交換するのが主流だったのに比べて、ユーザーの志向も大きく様変わりしています。

SP忠男がマフラー開発で一貫して追究してきたのが“気持ちイー!”という感覚です。最高出力だけを重視するのではなく、一般的なライダーが街中でバイクを走らせた時に爽快感と心地よさがあるか否か? この両者が揃うことが気持ちイー!であると定義して40年間に渡ってマフラー作りを行なってきました。

そのための具体的な手法が、パワーボックスの装着によって“トルクラインを整える”作業です。

もちろんメーカー純正マフラーも多くのライダーが不満を感じることのないセッティングが施されています。しかし、全国のバイク用品店で開催している体感試乗会で、パワーボックス装着車を試乗したライダーのほぼ100%が純正マフラーとの違いに気づき、気持ちイー!を実感して下さいます。

そのカギとなるのが、2000~3000rpm程度の回転数からライダーのスロットル操作に連動してトルクの厚さを実感できるマフラー作りです。低回転重視と誤解されると困るのですが、街乗りで多用される回転域でのトルクの出方やエンジン回転上昇に伴うつながり方にこだわることで、心地よさと爽快感が両立し、ライダーの意のままに操れる気持ちイー!特性が実現します。

そうした領域にこだわる理由には、現在の市販車の開発プロセスが関わっています。日本国内でバイクや自動車が大量に売れていた時代、車両の規則は日本市場を重視して決められていました。しかし海外市場が大きく育つにつれて、複数の規則が乱立する弊害を避ける意味で欧米と日本のレギュレーションが統一され、現在では中型以下はインドネシアやタイを初めとするアジア市場、大型車はヨーロッパ市場を中心とした開発が進んでいます。

どちらの市場も日本の一般道より走行ペースが速いため、メーカーも走行実態に合わせて開発を行うのが必然です。そうして生まれた純正マフラーは、もちろん日本市場でも必要充分な性能を備えています。しかし、アジアやヨーロッパに比べるといくらか平均速度が遅くなる日本の公道向けにさらにフィーリングの良いマフラーを開発することで、SP忠男は純正とはひと味違う個性を発揮してきました。

サブチャンバーを効果的に活用するパワーボックスには、スリップオンタイプの元祖パワーボックス、エキゾーストパイプを交換するパワーボックスパイプ、フルエキゾーストタイプのパワーボックスフルの3タイプがあり、いずれのタイプもクラッチをつないで走り始めた瞬間から豊かなトルクによる気持ちイー!を実感できる仕様になっています。

SP忠男|MT09用マフラー

ヤマハMT-09(2021~)は純正マフラーの仕上がりが優秀で文句のつけどころがない。3気筒エンジンは高回転まで一気に吹け上がるが、その一方でビッグバイクらしさが若干希薄な1500rpm付近に注目し、トルクラインを整えることで街中での扱いやすさを向上させたパワーボックスフルRS。サイレンサーと平行に置かれた大容量サブチャンバー=パワーボックスがSP忠男ならでは。 [写真タップで拡大]

SP忠男|MT09用マフラー

3本のエキゾーストパイプを純正より長くすることで低速トルクを引き出すことに成功。スロットルを大きく開ければあっという間に通り過ぎる回転域も、他のバイクや自動車と一緒に街中を走行する際に多用するため、純正と比較するとビッグバイクらしさ=気持ちイー!を実感できる。 [写真タップで拡大]

SP忠男|MT09用マフラー

膨張室から下向きに排気される純正マフラーに対して、超ショートタイプのスラッシュカットパイプが付くことでマフラーらしさをアピール。 [写真タップで拡大]

【パワーボックスフル】エキゾーストパイプとサイレンサー一体型マフラー

スリップオンタイプのパワーボックス、エキゾーストパイプを交換するパワーボックスパイプに対して、エキゾーストパイプからサイレンサーまでマフラー全体を交換するのがパワーボックスフルです。

かつてはフルエキゾーストタイプこそマフラー交換の醍醐味というカスタム好きも多かったですが、SP忠男にとってはワンピースタイプ(分割不可能)の純正マフラーを装着する機種でパワーボックスを開発する際に採用しています。

トルクラインを整えるという機能性だけに注目すれば、スリップオンサイレンサーだけでもエキゾーストパイプだけでも目的を達成できることは実証済みなので、フルエキゾーストタイプにこだわる理由はありませんが、最近は前から後ろまで一体式でサイレンサーが外れない機種も増えているのでこればかりは致し方ありません。

パワーボックスフルもスリップオンタイプのパワーボックスも同様ですが、サイレンサーデザインはショートタイプがトレンドなので、気持ちイー!を実現するにはパワーボックス=サブチャンバーの機能が重要です。最高出力を重視するなら全長を短く、トルク重視なら長くするのがマフラー設計の大前提なので、ショートタイプで低回転から雄大なトルクを発生させるにはサブチャンバーが必須となります。

単に排気をバイパスさせるチャンバーといっても、チャンバー容量の違いや取り付け位置、ジョイントパイプの太さや長さによって特性が変化するため、開発は一筋縄ではいかず試行錯誤の繰り返しとなります。それでもSP忠男の開発スタッフは妥協することなく、250ccのカワサキニンジャZX-25Rにも900ccのヤマハMT-09にも乗れば分かる気持ちイー!を作り込んでいます。

高回転高出力型のエキサイティングなマフラーに魅力を感じるライダーもいるでしょう。しかし、SP忠男は常に平常心でライディングを楽しめるマフラー、純正から交換することでそれまでよりもっとバイクに乗りたくなるマフラーを作りたいと常に考えています。パワーボックスフルの爽快感と心地よさを知るために、全国各地のバイク用品店で開催している体感試乗会でSP忠男製マフラー装着車に乗っていただきたいと思います。

SP忠男|ZX-25R用マフラー

サイレンサーエンドの網は、MotoGPマシンが転倒時にマフラーエンドから砂利を巻き込まないためのグラベルガード。それが装着されているカワサキニンジャZX-25R用パワーボックスフル。見た目はシンプルなショートタイプだが、4000rpm近辺のトルクは純正を上回り街中でも力強さを実感できる。 [写真タップで拡大]

SP忠男|ZX-25R用マフラー

ニンジャZX-25Rのエンジンは超高回転型だが、トルクラインを整えることで4000rpmからの豊かなトルク感を実現。エキゾーストパイプの長さやバイパスパイプを繰り返しテストすることで、全長が短い中でもSP忠男が理想とする気持ちイー!を実現している。 [写真タップで拡大]

自分で交換したい方へ。説明書だけではなく交換説明動画もご用意

また、ホームページではパワーボックスフルのラインナップとともに取り付け動画も用意していますので、YouTubeで視聴いただければ幸いです。

カワサキニンジャZX-25Rパワーボックスフル装着動画

カワサキZ900RSパワーボックスフル4in1装着動画

※本記事はSP忠男が提供したものであり、著作上の権利および文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

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