徹底した実走テストと試作から生み出されるマフラーが大好評 “気持ちイー!” を追求し続けてきたSP忠男スピリットとは

  • 2022/04/28
  • 【BRAND POST】スペシャルパーツ忠男

バイクメーカーが莫大なコストと長い時間をかけて開発する純正マフラーは、誰が乗っても不満のない性能を備えています。それに対してアフターマーケットのマフラーは何を武器に個性を発揮するのか?そんなテーマに対してSP忠男が出した答えが“気持ちイー!”です。今回はこのフレーズに込められた思いに迫ります。

●BRAND POST提供:スペシャルパーツ忠男

スタッフ一丸で“気持ちイー!”を追い求める姿勢でユーザーの信頼を獲得

1960年代初頭、プライベーターとしてモトクロスレース参戦を始め、60年代半ばにはヤマハセミファクトリーライダーとして全日本モトクロス選手権で活躍した鈴木忠男選手。レース中に自分の姿が目立つようにとヘルメットに描いた目玉のマークは、1960年代から鈴木選手=忠さんのアイコンとして知れ渡っていました。

いつでもスロットル全開でコーナーでは逆ハンでマシンの向きを変える豪快なライディングテクニックが評判となり、当時のバイク雑誌ではインプレッションライダーとしても活躍し、全日本チャンピオンも獲得しました。

そんな忠さんが代表となり、自らの名前を冠した「スペシャルパーツ忠男」を設立したのは1977年。オープン直後にはロードレース参戦のためレーシングチームを設立し、1980年代のバイクブームにも乗って数々の有名ライダーを輩出します。

チーム所属のライダーのヘルメットには目玉マークが描かれ、チームを巣立ちメーカー系ワークスライダーとなった後も、世界GPやスーパーバイク選手権で目玉のヘルメットで大活躍する様子を見たことのあるライダーも多いはず。

レース活動と並行してチューニングパーツやカスタムパーツの開発も行い、中でもマフラーに関しては1980年代からオリジナリティの高い製品を作り出してきました。当時のアフターマーケットではメーカーやコンストラクターを問わず、集合マフラーなら単に「集合マフラー」と呼ばれていましたが、SP忠男はいち早く4ストロークモデル用マフラーに「スーパーコンバット」「ピュアスポーツ」、2ストロークモデル用チャンバーに「ジャッカル」というブランド名を与え、他社との差別化を図ります。

その伝統は脈々と受け継がれ、現在SP忠男のマフラーは「POWERBOX(パワーボックス)」の名称で親しまれています。

モトクロス全日本チャンピオンである鈴木社長、有力プライベーターとして大活躍したレーシングチームを擁するSP忠男が手がけるマフラーとなれば、ピークパワー重視のレーサーライクなキャラクターをイメージするかも知れません。しかし実際はそうした想像の真逆を行くのがパワーボックスです。

125ccから250cc、400ccからオーバー750cc用まで、すべてのパワーボックスは街乗りやツーリングなど、日常使いで明らかな違いが出るよう開発しています。

マニュアルミッションのバイクなら、ギヤを1速に入れてクラッチをつなぎ、初めて加速する時に違いが分かるはずです。スクーターでも後輪に駆動力がつながった時点から、ノーマルとは異なる印象を得られるはずです。

高回転まで回した時のパワーも確保しつつ、信号待ちからスタートした途端、そして一定速度で走行中にスロットルを僅かに開くだけで違いが分かるのがパワーボックスの大きな特徴です。

今どきの純正マフラーはよく考えられており、かなりキメ細かく作り込まれています。吸気系がインジェクションということもあり、マフラーを交換するだけで最高出力がポンと向上するようなこともありません。しかし通勤や通学、街乗りやツーリングなど、ストリートユースを徹底して突き詰めるSP忠男の開発スタッフからすると、及第点を取って市販化された純正マフラーにも、まだまだ伸び代があります。

「言うは易く行うは難し」の喩え通り、開発が一筋縄ではいかない場合もあります。それでも、マフラー開発に長く携わるスタッフの経験値とこだわり、なにより気持ちイー!マフラーを作るという鈴木社長の信念によって製品化されるパワーボックスは、多くのユーザーから高い評価をいただくマフラーとなっています。

マフラー | SP忠男

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シャシーダイナモや空燃比計も活用しながら、妥協のない試作と実走テストで理想を追求

「気持ちイー!」は、SP忠男が開発するマフラーに必ず添えるキャッチフレーズです。“最高出力が○馬力向上します”といった直接的、刺激的なコピーに比べると感覚的で漠然としたイメージを持たれるかも知れませんが、気持ちイー!はSP忠男が目指すマフラーのコンセプトを明確かつ完璧に表現しています。具体的に説明するとすれば、気持ちイー!とは「心地よさと爽快感」を実現することで得られる感情だと考えています。

かつてアフターマーケット製マフラーに対してユーザーが期待し、私たちメーカーが重視したのは最高出力でした。最高出力を追い求めるにはエンジン回転を上げなくてはなりません。その中でも私たちは街乗りで使用する回転域でのトルクにも配慮していたつもりでした。

ところが2000年頃を境にして、ライダーの感覚がガラリと変化しました。この時期から私たちは、全国各地のバイク用品店でSP忠男のマフラーが付いた車両に乗っていただく体感試乗会を始めています。その現場で、特にビッグバイクユーザーにスーパーコンバットを試乗していただいた中で「純正マフラーとの違いがよく分からない」という声がありました。

最高出力を確保しつつ低中速域までトルクバンドを広げてきたという自負のあった開発陣にとって、こうしたユーザーの意見はまさに冷や汗もので、一気に危機感が高まりました。

とあるアンケートで、マフラーを交換する動機として「そのブランドのマフラーを装着したい」という答えが1位になりました。メーカー、コンストラクターにとって、ブランドに共感していただけるのはとてもありがたいことです。しかし私たちの開発方針とは別に、一般的なライダーが性能面で違いの分からないアフターマーケット製マフラーを選んでくれなくなったら、私たちは商売上がったりです。

それまでのマフラー開発では、まずは最高出力を確保して4000rpmあたりからトルク感がグッと盛り上がる特性を作り込んでいました。それに対して2000年以降は、最高出力は同様に確保しながら、2000~3000rpmからトルク感とパワー感を実感できるマフラー開発を行うように転換したのです。

当時は「低速トルクを太くする」と表現することで、わざわざマフラーを交換するのに低中速型マフラーを装着するの?という印象が先行することもありました。しかし体感試乗会で乗っていただければ、街中走行で最も使用する回転領域を入念にチューニングしてあるパワーボックスの違いやメリットを即座にご理解いただき、高い評価をいただけるようになりました。

そして、ストリートで体感できるSP忠男マフラーの特性を表すキャッチフレーズとして、10年ほど前から“気持ちイー!”を提唱しています。

1000ccクラスは言うまでも無く、250ccクラスでも公道でピークパワー領域を体感できることはほとんどなく、チャンスがあってもほんの一瞬でしょう。これに対して私たちは、一般道で乗用車やバスと並走していて前方がクリアになった時、スロットルを少し余計に開けるだけでスッと加速できるような力強さを作り込んでおり、それはより多くのユーザーに純正マフラーとの違いとして実感いただける性能となっています。

スロットルを開けてパワーがついてくるのを待つのではなく、開けたと同時に感じられるパワー感。これが私たちが重視する心地よさと爽快感であり“気持ちイー!”に込めた思いなのです。

気持ちイー!を実現するため、試作開発では最高出力を測定するシャシーダイナモや、インジェクションとのマッチングを図るための空燃比計といった機器も活用していますが、私たちが最も重視するのが徹底した実走テストです。

SR400用マフラー | SP忠男

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パワーボックスにはいくつかの製品がありますが、その中でもユーザーに特に好評なのがエキゾーストパイプのみを交換するパワーボックスパイプです。エキゾーストパイプ交換でどれほどの違いが出るのか疑問を抱くライダーもいるかも知れませんが、長さや太さをほんの少し変更するだけでエンジンフィーリングが大きく変わることも少なくありません。

エキゾーストパイプに追加するサブチャンバーで変化を与えるのもSP忠男の得意技です。取り付け位置、入り口と出口のパイプ径の違いなど、サイレンサーが純正ノーマルのままでも、打つ手によって結果は大きく変化します。

実走テストを伴う開発は、エキゾーストパイプを交換する「パワーボックスパイプ」、サイレンサーを含むマフラー全体を交換する「パワーボックスフル」、サイレンサー部分のみを交換する「パワーボックス」、スクーター用の「ピュアスポーツ」「パワーボックスフル」といったすべてのパワーボックスで共通して行っています。

長年マフラー開発を繰り返して蓄積したノウハウによって、ある程度の予測はつくにせよ、バイクごとに異なるエンジン、フレーム、サスペンションなどの条件によってマフラーのレイアウトが制限を受けることもあり、やはり試作とテストの繰り返しは避けられません。正直に言って、テスト用マフラーを繰り返し装着して走行するのは容易なことではありません。

ひとつの仕様をテストして評価を行ったら、改善要素をピックアップして次の試作に反映するという地道な作業を諦めず繰り返し、スタッフ自身が気持ちイー!と納得できる性能に到達した時に、ようやく製品化へとつながります。

バイク好きのスタッフが判断基準を明確に持ち、ストリートメインで繰り返し試作とテストを繰り返して行うからこそ、ユーザーが「気持ちイー!」を実感できるマフラーが実現し、分かりやすい機能性にこだわった製品作りを行うからこそ、

「バイクを乗り換えてもマフラーはSP忠男で」

と選んでいただけているのだと思います。

マフラー | SP忠男

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公式YouTubeチャンネルでいつでもマフラーサウンドを聴ける、マフラーの取り付け方が分かる

SP忠男では全国のバイク用品店で体感試乗会や展示会を開催しています。サーキットまで行かなくても、走り慣れたストリートで明らかな違いが分かるパワーボックスは、ライダーの皆さんにとても好評で、ノーマルマフラーの愛車とパワーボックス付きの試乗車を乗り比べた途端に製品をご購入いただけることも少なくありません。

試乗会や展示会のスケジュールや展示車両に関しては、SP忠男のSNSで最新情報をご確認下さい。

また、近所に試乗会や展示会を行っているバイク用品店がないという方に向けて、SP忠男では公式YouTubeチャンネルを開設しています。

このチャンネルでは発売中のパワーボックス各種のサウンドを試聴できます。パワーボックスはすべて政府認証マフラーなので排気音の制限をクリアしています。その上で純正マフラーとはサイレンサー形状と構造が異なるパワーボックスフル、パワーボックス、ピュアスポーツ、パワーボックスフルのリアルなサウンドを聴くことで、具体的なイメージを膨らませることができます。

そしてもうひとつ、公式チャンネルではパワーボックスの取り付け方法が分かる動画も公開しています。

取付作業をバイク用品店に依頼するユーザー、体感試乗会や展示会の際にSP忠男スタッフに取り付けてもらうユーザーの他に、製品を通信販売で購入して自分の手で取り付けたいと考えているユーザーが、同梱されている取扱説明書だけでは理解できない部分についても、動画で詳しく説明を行っています。

マフラーサウンドと取り付け動画は下記の公式チャンネルで試聴できるので、ぜひご確認下さい。

浅草店でマフラーを購入すれば取り付け工賃は無料

SP忠男のパワーボックスシリーズは全国のバイク用品店や通信販売でお買い求めいただけますが、東京浅草には路面店としてSP忠男浅草店があります。1980年代にはバイクの街として全国的に知られた上野からほど近い浅草店では、マフラーやタイヤ、オイルを大量に在庫しており、それぞれ取り付けや交換作業も行っています。

マフラー交換 | SP忠男

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マフラーはバイクへの装着状態がイメージできるよう壁面を使った専用ディスプレイ台に設置してあり、店頭で購入いただいた製品は整備士の国家資格を持つ専任メカニックが工賃無料で取り付けを行います。

自社で開発したマフラーですから、どんな機種でも作業は正確かつ迅速です。3万円以上のパワーボックスをご購入いただいた際は、取り外したマフラーをご希望の場所まで無料で配送しますので、帰りの心配もありません。

タイヤ交換 | SP忠男

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タイヤやオイルなどの消耗パーツの交換にも力を入れており、ラジアルタイヤではメーカーやグレードを問わずサイズごとに設定されたワンプライス設定が好評です。

この価格にはタイヤ代や交換工賃に加えて、タイヤと合わせて交換しておきたいエアバルブ(ゴム製)代と古タイヤの処分料も含まれており、必要な金額が一目で分かるようになってます。

エンジンオイルはバイク好きなSP忠男スタッフが実際に使用し、厳選したブランドを取り揃えています。そして店頭のオイルはすべて100cc単位でご購入いただけるので無駄が発生せず、常にフレッシュなオイルを使用することができるのも特徴です。

通常工賃は550円ですが3リットル以上の交換で無料となり、定期的にご利用いただくとお得になる8回分のオイルチケットもご用意しています。

すべてのサービスは事前の在庫確認と作業日程の調整が必要ですが、観光などで浅草を訪れる際にお店にも足を運んでいただければ、いつでもパワーボックスをご覧いただけます。

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SP忠男 浅草店
TEL.03-3845-2009
〒111-0033
東京都台東区花川戸2-17-10
営業時間
平日 9:30~19:00
土日祝 9:30~18:00
メールアドレス:shop@sptadao.co.jp
https://www.sptadao.co.jp/shop/index.html

※本記事はSP忠男が提供したものであり、著作上の権利および文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

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