スポーティな走りを予感させるZ900RS用シングルシートカウル
カワサキZ900RSオーナーからの声が大きかった、純正キーで着脱のシングルシートカウルがこの度、カラーズから発売！同社のこだわりである「格好良さ」と利便性が具現化された一品だ。
●文と写真：栗田晃 ●BRAND POST提供:ストライカー
東京モーターサイクルショーで好評だったシングルシートカウルを製品化
2017年の発売開始以来、Z1/Z2を彷彿させるデザインでレトロスポーツ人気を牽引し続けているカワサキZ900RS。ストライカーではスポーツライディングやストリートライダー向けのパーツを開発、製作してきた。そんな中で新たに登場したのが「STRIKERエアロデザイン“SAD”シングルシートカウル＆シングルシートSET」だ。
タンデムシートがなくシートカウルが長いため、純正に比べてリヤ周りが伸びやかに見える。低く構えたセパレートハンドルとも絶妙にマッチしている。
ストライカーでは、Z900RS向けにセパレートハンドルやバックステップといったライディングポジションにまつわるパーツを発売しており、それらにマッチするシートが欲しいという声もあり、今年の東京モーターサイクルショーに参考出品したところ好評だったことから今回の製品化となった。
スポーツライディング中に体重移動しやすいよう、座面はフラット気味で前に向かって幅が狭まっている。
ストリート用はキーで着脱できる純正風仕上げが特徴
シングルシートとはいえ、あくまでストリートユースを前提としているため、開発は純正キーで着脱できるよう進行した。具体的には、新作したシートボトムにシートキヤッチとロックを設置し、純正のシートダンパーも装備することで、フレームには一切手を加えることなく脱着できる。
純正と同様、リヤフェンダー内側からキー操作することでシートロックが解錠できる。レース用はキーを使わないボルト固定式だが、シートレールへの加工は不要。
ストリート用と別にレース用もあり、これはシートロックとキャッチがなくボルト固定式となる。レースでは純正キーでシートを着脱する機械がなく、シートボトムのロック関連の部品を省略することで製品価格を抑えられるというのがその理由。
デザインは座面だけでなくテールカウル後端まで一体でデザインしたのが特徴。純正シート＋純正テールカウルのデザインだと若干寸詰まりな感じがあるが、シートカウル部分が長くなるため伸びやかな印象となる。テールレンズは純正と同じ位置にあるので、シートカウルの長さが車体後半のイメージを大きく変えている。デザインについてはストリート用とレース用は同一である。
シートロックだけでなく、前端のフックやゴムダンパーなど純正シートボトムと同様のパーツが取り付けてあり、着脱が簡単なだけなく社外パーツにありがちな安っぽいガタつきも一切ない。
座面は滑りにくいエンボス表皮にSTRIKERロゴを入れたスポーティな仕様で、シート上で積極的に体重移動ができるよう、ノーマルに対してシート高は若干高くなる。またカウル表面はクロスの目がくっきり見えるカーボン仕様と、塗装を前提とした黒ゲルコート仕上げの2種類がある。
純正シートをストライカー製シングルシートに交換する際は、純正テールカウルを取り外すため、厳密に言えばワンタッチ＋αの作業が必要。だが2種類のポジションとスタイルと容易に使い分けできるのは魅力的だ。
カウル後端はシャープなデザインで、テールレンズのラインに合わせて丁寧にトリミングしてある。スポーツライディング向けパーツではあるが、品質の追求も怠らないのがストライカーのこだわりだ。
STRIKERエアロデザイン“SAD”シングルシートカウル＆シングルシートSET
※税込定価
- ￥139,700 ストリート／カーボン
- ￥111,320 ストリート／黒ゲル
- ￥128,700 レース／カーボン
- ￥100,320 レース／黒ゲル
※本記事はストライカーが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
