
●文:ヤングマシン編集部
ベビーフェイス:エンジンの前後左右をがっちりガード
アルミ削り出しのベース部と樹脂製スライダー部の組み合わせで、ダメージを最小限に抑えるエンジンスライダーは、左右セットで販売。フレームスライダーは、シリンダーヘッド前方のエンジンマウントに取り付けるFタイプと、エンジン中央に近いシリンダー後方エンジンマウントに取り付けるCタイプの2つがあり、双方を使うことでさらに高い保護性能が期待できる。他にも、前後アクスルプロテクター/シフトスピンドルホルダーなどもラインナップ。
ストライカー:ぜいたくなカーボンスライダーもある
シルバーからブラックのアルミベースに、ジュラコンブラックのスライダー部を組み合わせたガードスライダー。保護性能をさらに追及するため、スライダー部をカーボンコンポジットとしたバージョンもある。アクスルスライダーは強度に優れる貫通シャフト方式だ。
ヨシムラ:ヨシムラ独自のレーシングスライダー
プロシールドシリーズのレーシングスライダーは、ヨシムラ独自のノウハウが光り、前後エンジンマウントに差し渡したベース部に独自形状のスライダーを組み合わせて性能を追及。エンジンケース下部も、それぞれガードするためのカバーがラインナップされている。
トリックスター:性能と形状、どちらもこだわり
モーターアーマーは、アルミニウムを高精度に削り出し、アルマイト前にショット処理まで施したこだわり仕様。セット販売のほか、それぞれ単品でもラインナップしている。フレームスライダーは、形状の違うものを3種類ラインナップ。アクスルスライダーは貫通式だ。
アグラス:好みのタイプを選びやすい
エンジンケースガードには、形状の異なる製品があり、Aタイプはアルミベース+ジュラコン、Bタイプはジュラコン製。単体販売のほか、セットでの販売も行われている。スライダーもジュラコンサイズφ50mm/φ60mm、白/黒、ロゴあり/なしと、タイプを分けてニーズに対応。
オーヴァーレーシング:サブフレームと同時装着がオススメ
エンジンスライダーは、専用設計で40×29mmの目の字断面アルミパイプを使用したサブフレームとの同時使用も可能。サブフレームとともにシルバーとブラックの2色が用意されている。スプロケカバーは、アシストステーとベアリングがシャフトを支え、シフトの精度を向上。
ケイファクトリー:サンド構造でダメージを低減する
エンジンスライダーは、ジュラコンスライダーとベースの間に硬質ゴムをサンドした二重構造として、衝撃吸収率をアップ。ロゴエンブレムでボルトを隠し、イタズラ防止も考慮した。アクスルスライダーはアルミベース+ジュラコン。スプロケカバーのチェンジシャフトホルダーは、シャフトのしなりやガタツキを防止する。
リゾマ:専用マウントで効果的にダメージ防御
ガードスライダーは、エンジンハンガー後部に差し渡した専用マウントによって装着することで、転倒した際の車体へのダメージを効果的に抑えてくれる。アクスルスライダーは貫通式で、アルミニウムカラーとグリーンカラーの2タイプから選ぶことが可能だ。
モリワキエンジニアリング:”モリワキ”ロゴが旧車風にも似合う
「モリワキ」のカタカナロゴが入ったアルミニウム製のエンジンケースガード。万が一の転倒で真っ先に地面と接触しやすい、エンジンケース下部のダメージを低減してくれる。空冷Z風カスタムのドレスアップアイテムとしても似合いそうなデザインで、保護性能とスタイルを両立だ。
キジマ:バータイプの屈強ガード
屈強なパイプガードが車体へのダメージを軽減する、実用性を重視したエンジンガード。車体デザインを損なわないよう、左右への張り出しを抑えた取り回しとなっている。
プロト:カラーは全14色
アルミのアウターシェルとプラスチックのインレットという摩擦係数の異なる素材を使用。全14色から選べるクラッシュパッド/車種専用設計のマウントを組み合わせて使用する。
ドレミコレクション:Z1のカバーを装着
Z1用ポイントカバーをZ900RSに装着できる、夢のドレスアップアイテム。ポイントカバー/ポイントカバーガスケット/ポイントカバーベース/取り付けボルト一式がセットになっている。
ビート:車体前後で使用可能
エンジンのハンガーボルトを専用品に交換して装着。前後どちらにも装着可能で、片方ずつの作業であれば、エンジンを下ろすことなく取り付け可能。ショートタイプ(1万3200円)もある。
※本記事は”ヤングマシン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
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