警視庁の白バイ隊が正式採用！【ダイネーゼのバイク用エアバッグベスト「スマートジャケット」が切り拓く最新テクノロジーとは？】
ダイネーゼの「スマートジャケット」は、MotoGPライダーが着用しているダイネーゼのレーシングスーツのワイヤレス式エアバッグシステム「D-air」を搭載したベスト型プロテクター。あらゆる道路状況に対応できる安全装備として、2022年12月より警視庁の交通機動隊（高速道路交通警察隊を含む）の白バイ隊が着用するプロテクターとして正式採用されている。先進の機能と技術によってつくられた「スマートジャケット」は、2023年2月11日（土）〜3月31日（金）までの期間限定で金利0%キャンペーンも開催中だ！
●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●写真:長谷川徹、警視庁、ダイネーゼ ●BRAND POST提供:ダイネーゼジャパン
2022年12月より警視庁の白バイ隊も着用！
より安全なライディング装備として、バイク用のエアバッグを手に取るライダーは年々増加している。なかでも25年以上の歳月をかけて研究開発し誕生したダイネーゼのワイヤレスエアバッグシステム「D-air」は、2007年よりMotoGPでも採用されていることでも知られている。
この「D-air」のテクノロジーを搭載した「スマートジャケット」が、2022年12月より警視庁の交通機動隊（高速道路交通警察隊を含む）の白バイ隊が着用するプロテクターに採用された。試験運用も行なったという「スマートジャケット」の導入に関して、いくつかの質問を警視庁に問い合わせてみた。
2022年12月より、警視庁の交通機動隊（高速道路交通警察隊を含む）の白バイ隊が着用している「スマートジャケット」。導入に先立ち、白バイ隊の制服・装備品等を装着した状態でのエアバック展開実験や実際の街頭活動において試験運用を実施したとのこと。男性用、女性用ともにXS〜XXLの6サイズ展開、価格は14万9600円。
ーー「スマートジャケット」導入の決め手は?
「白バイにはバンパーが装着されているため、当庁では白バイ乗務員に対し、事故発生時の被害軽減の観点から、転倒時は原則として白バイから離れないように指導しています。ワイヤー方式のエアバッグジャケットは、事故発生時、オートバイから一定の距離離れることで、エアバッグが展開するものであるため、当庁ではワイヤレス方式のエアバッグジャケットを導入することとしました」
ーー導入前は、プロテクター類（脊椎パッドや胸部の チェストプロテクターなど）は使用していたのでしょうか?
「従来は、胸部と背部を保護するベスト型のプロテクターを使用していました」
ーー白バイ乗務は危険な仕事だと思いますが、転倒やケガをすることはあるのですか?
「過去には、交通違反車両の追跡中における接触事故や停車中に追突された事故などがあったことから、受傷事故防止に関する教養や運転訓練などを行っています」
ーーライダーに向け、ぜひ一言お願いします！
「二輪車の死亡事故で亡くなる方の致命傷部位として、胸部は頭部に次いで2番目に多くなっています。このため、胸部を保護する胸部プロテクターの着用は、被害軽減のために重要な装備であると認識しています。胸部プロテクターは、エアバッグ式やハードタイプの物などがありますが、安全基準を満たし、利用者の体型に合った物を使用してください。
ライダーの皆さんには、万一の事故に備え、ツーリングなどで遠出するときだけではなく、自身への被害を軽減するためにもヘルメットのあごひもをしっかりと締めることはもちろん、胸部への損傷軽減のため、普段から胸部プロテクターを着用していただきたいと思います」
「スマートジャケット」はジャケットやアウターの上に、もしくはインナーに着用することが可能。通気性に優れ、簡単に折り畳むこともできる。
7つのセンサーとGPSを装備し、独自のアルゴリズムは常に進化
アクシデントは常に予測ができないからこそ、あらゆるシーンに対応すべくダイネーゼの「スマートジャケット」には明確な起動条件が設定されている。
ダイネーゼ「スマートジャケット」の起動条件
●正面衝突（45°〜135°）
●走行中の追突（360°全方位）
●信号待ちなど停止中の追突（360°全方位）
●ローサイド（スリップしての転倒）
●ハイサイド（スライド後にグリップして投げ出される）
※時速10km以上の走行時、またはエンジンがかかったバイクに跨った停止状態
センター部分は「スマートジャケット」の制御ユニット。世界中のプロフェッショナルなライダーたちがレーストラックや公道で行ったテストによって、膨大なデータを蓄積し、システムを実現させた。両サイドでカバーがかかっているのがボンベだ。
この条件を迅速に感知するために、「スマートジャケット」の制御ユニットにはジャイロや加速度7つのセンサーとGPSを搭載。GPSで時速10km以上が確認されると起動体制となり、7つのセンサーが検出するデータを毎秒1000回モニタリング。独自のアルゴリズムで状況解析を行い、衝突や転倒、追突などを判断した場合にエアバッグが膨張する。
また、信号待ちで停車している場合はエンジンの振動を検知して起動体制をキープ。こうした停車時に、例えば後ろから他車に追突などされても、エアバッグが機能するように設計されている。
ダイネーゼ独自のアルゴリズムを採用している「スマートジャケット」だが、その頭脳を司るファームウエアは2〜3カ月ごとにアップデートしていることも大きな特長だ。PCを使いながら自宅でアップデートすることも可能だが、ストアに持ち込めば無料サービスとして対応してくれる。
特許取得のマイクロフィラメントが5cmという均一の厚さで膨張
エアバッグ全体が瞬時に、そして5cm均一の厚さで膨張し、衝撃を吸収。防護性能はバックプロテクター7個分に相当する。
アクシデントを瞬時に判断するテクノロジーもさることながらダイネーゼのエアバッグシステムが注目を集める理由に、エアバッグの素材がある。一般的なエアバッグは風船のように膨らむものが多いが、この場合エアーの入り具合が均一にならないこともある。また一部に圧がかかったときは他の部分が膨らんでしまうのだ。安全性を考慮すると、エアバッグの膨らみが全体的に均一になることは大きなポイントなのである。
そこでダイネーゼでは独自に開発し、特許も取得したマイクロフィラメントを採用。エアバッグ内部にマイクロフィラメントという繊維を織り込むことで、全体が均一に5cmの厚さで膨張するように設計しているのだ。どの部分でも一定の衝撃吸収力を発揮し、マックスに膨張した状態を約5秒間キープ。衝突や転倒時だけでなく、それらによって路面を転がったりするようなシーンも衝撃を吸収し続けてくれるのだ。
エアバッグ単体での取得は唯一！ 欧州エアバッグ安全認証の1621-4に、胸と背中の両方で準拠
ダイネーゼの各店舗では商品を実際に見ることが可能。もちろんファームウエアのアップデートでも対応してくれる。
長年の研究開発を経て、そして今現在も進化し続けている「スマートジャケット」は、欧州の安全認証であるEN1621-4 Level 2（胸部エアバッグ）、EN1621-4 CB Level 1（背部エアバッグ）を取得。ハードプロテクターのないエアバッグ単体でこの認証を取得している唯一のプロダクトなのだ。
マイクロフィラメントを使ったエアバッグのプロテクション性能はバックプロテクター7個分に相当し、単一のプロテクターよりも広い範囲をカバーするだけでなく体の動きを制限することもない。確かな機能性をもつエアバッグはライダーはもちろん、タンデムするパートナーも手にするなど認知は高まっている。
ウエアとの組み合わせや着方によってフィット感を試すのがおすすめ
インナーに着用することも、アウターの上に着用することもどちらでも可。アウターのサイズによってフィット感が異なるため、ショップで実際にぜひ試着を。インナーに着用する場合は動きやすさも考慮し、やや大きめのアウターをセレクトするのがおすすめ。
首元のマグネットボタンをパチンと合わせるとスイッチがON。起動状態は胸元のLEDライトで確認することができる。アウターとしている場合はバイクのミラーで確認できるが、インナーに着用している場合はLED部のバイブレーションによって作動をチェックすることができる。
メンズとレディースの2種類×豊富なサイズ展開、アフターケアも万全
SMART JACKET XS〜XXLの6サイズ展開、価格は14万9600円。
SMART JACKET WOMAN XS〜XXLの6サイズ展開、価格は14万9600円。
一度膨張したエアバッグはボンベと共に交換が必須。ダイネーゼストアでアフターケアをしているが、交換は1時間ほどの作業で費用は3万5750円。クリーニングは約1週間ほどの納期で、費用は1万1000円。クリーニング時には、バッテリーやセンサーなどシステムのチェックと、 ファームウエアのアップデートも同時に行う。アップデートはPCを用いて自宅などでも行えるが、ストアに持ち込めばいつでも対応してくれる。
期間限定のスマートジャケット金利0%キャンペーンも開催中
「スマートジャケット」が、警視庁の交通機動隊（高速道路交通警察隊を含む）の白バイ隊員が着用するプロテクターとして採用されたことを記念して、金利0%の特別キャンペーンを実施。期間中はスマートジャケットが月々4100円～で購入することができる。
●開催期間
2023年2月11日（土）から2023年3月31日（金）
●対象となるダイネーゼショップ
・埼玉三郷店、台場店、世田谷店、京都店、大阪店、大阪箕面店、広島店、福岡店
・Dainese Japan Official Store（オンラインストア）
※名古屋店でも開催しているが各種条件が異なるため、詳細は名古屋店までお問い合わせください。
●対象モデル
・SMART JACKET
・SMART JACKET HI VIS
・SMART JACKET LEATHER
・SMART JACKET LS SPORT
・SMART JACKET LS
●店舗で購入する場合
店舗スタッフまでお申し付けください。必要情報をPCにご入力いただき、通常10~15分程度で審査が完了します。審査完了後は、そのままお持ち帰りいただけます。
●オンラインストアで購入する場合
ご希望の商品をご選択後、カート画面からお支払方法選択画面へお進みください。お支払方法の選択項目より”ショッピングクレジット”をご選択いただき、ご購入手続きを完了してください。お手続きを確認後、担当者より審査手続きについてご案内を差し上げます。
●注意事項
※店頭でのご本人様確認用として、免許証のご用意をお願いします。
※審査の結果、通らなかった場合にはご利用頂けません。
※オンラインでのお手続きの場合は、SMART JACKET単体でのお手続きをお願いします。
試着や購入はダイネーゼショップや正規販売店へ！
●全国のダイネーゼショップ
ダイネーゼ札幌
ダイネーゼ埼玉三郷
ダイネーゼ東京世田谷
ダイネーゼ台場
ダイネーゼ名古屋
ダイネーゼ京都
ダイネーゼ大阪
ダイネーゼ大阪箕面
ダイネーゼ広島
ダイネーゼ福岡
●スマートジャケットの正規販売店
ライコランド 盛岡店
南海部品 仙台店
ライコランド 郡山店
ライコランド 水戸店
南海部品 宇都宮店
南海部品 小山店
ライコランド 伊勢崎店
ライコランド TOKYO BAY東雲店
しゃぼん玉 一宮店
SEED岡崎店
しゃぼん玉本店
ライコランド 京都店
ライコランド 姫路店
ライコランド 久留米上津店
南海部品 鹿児島店
取り扱いショップの最新情報は、こちらから検索
ダイネーゼ台場店
東京都港区台場1-3-5 ☎︎03-3599-0940
営業時間:11:00~20:00 定休日:水曜日、第2/4火曜日
ライディングウエアやレーシングスーツ、スマートジャケットやプロテクター類のほかに、AGVのヘルメットも多数展示している。
※本記事はダイネーゼジャパンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
