
1972年、若き日のリノ・ダイネーゼは、レザー製品に情熱を傾け、プロフェッショナルを守ることができる、世界でもっとも先進的なモーターサイクル用品を生み出した。初のダイネーゼ・ライダーは、リノ・ダイネーゼ自身。リノは、ヴィチェンツァの丘でダートバイクを楽しむために、自分でモトクロスパンツを作ったのだ。それがすべての始まりだった。
偉大なラリーの数々
その後、パリ・ダカールやアフリカン・ラリーなど、プロのライダーがより厳しい試練に挑む、もっとも過酷なレースが開催されるようになった。
人を寄せ付けない過酷な環境の中で、何千キロもの距離を走った先、“到達不可能な場所”に到達するための手段を、才能あふれる男たちに与えることが目標だった。
エディ・オリオリ、フランコ・ピッコ、アレッサンドロ ‘チーロ’ デ・ペトリなどは、ダイネーゼの装備に守られながら、荒々しく遠い国を制覇した偉大な人物だ。
伝説的なダカールから、砂丘とピラミッドの中で行われるエジプトの卓越したレースであるファラオズ・ラリー。
そのような状況では、優れたプロテクション・ジャケットが、彼らを優位に立たせてくれる。単なる衣服ではないのだ。
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