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[画像 No.2/4]【原田哲也×ミシュラン】自分に合ったタイヤ選びでバイクライフをより豊かに

【しなやかな印象のパワー5、高い剛性感のパワーGP】見た目こそよく似た2モデルのタイヤだが、メーカーが公道とサーキットの適応度を明示するだけあって、キャラクターはハッキリと異なる。走り出してすぐに感じるのは、乗り心地の違い。パワー5がしなやかに路面の凹凸をいなしてくれるのに対して、パワーGPはコツコツとした振動が手に伝わってくる。これはパワーGPの方が高い速度域に対応するよう設計されているためで、ケース剛性などの違いが印象の差となって表れるのだ。グリップは、正直なところ公道ならどちらも申し分ない。ただ、パワー5の方がタイヤの温まりが早かったり、路面追随性が高いなど、幅広い路面状況に対応するだけのフレキシブルさがある。(原田哲也)