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[画像 No.7/8]カワサキがリードした黎明期のミドル市場:「ザッパーシリーズ」を産んだ時代背景

|カワサキがリードした黎明期のミドル市場:「ザッパーシリーズ」を産んだ時代背景
【海外での販売は続き、派生モデルも登場】日本市場では標準モデルのBとトラディショナルなスタイルのLTDのみが販売され、738ccモデルの登場と同時に市場から姿を消したZ650。ただし海外市場では、キャストホイールのF('80年~)、キャストホイール+トリプルディスクのC('77年~)、クルーザーのSR/CSR('78/'81年~)が併売され、FとCSRの販売は'83年まで続いた。
ニッポンがもっとも熱かった“昭和”という時代。奇跡の復興を遂げつつある国で陣頭指揮を取っていたのは「命がけ」という言葉の意味をリアルに知る男たちだった。彼らの新たな戦いはやがて、日本を世界一の産業国へと導いていく。その熱き魂が生み出した名機たちに、いま一度触れてみよう。この記事ではカワサキZ650に始まるザッパーシリーズが、ロングセラーとなった時代背景について解説する。 目次 1 現在に続くミドル […]