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[画像 No.4/8]カワサキがリードした黎明期のミドル市場:「ザッパーシリーズ」を産んだ時代背景

|カワサキがリードした黎明期のミドル市場:「ザッパーシリーズ」を産んだ時代背景
【テストランで3700kmを走破!!】ヤングマシンがZ650を初めて本格的に取り上げたのは'76年12月号。その際の印象がとても良好だったため、'77年3月号(上)では約3700kmに及ぶテストを敢行。試乗期間中には、オイル漏れや電装系の不調というトラブルがあったものの、Z750フォアを含めた既存の大排気量車とは一線を画する、抜群の扱いやすさとコーナリング性能をテスターは絶賛。
ニッポンがもっとも熱かった“昭和”という時代。奇跡の復興を遂げつつある国で陣頭指揮を取っていたのは「命がけ」という言葉の意味をリアルに知る男たちだった。彼らの新たな戦いはやがて、日本を世界一の産業国へと導いていく。その熱き魂が生み出した名機たちに、いま一度触れてみよう。この記事ではカワサキZ650に始まるザッパーシリーズが、ロングセラーとなった時代背景について解説する。 目次 1 現在に続くミドル […]