【1981 HONDA CB1100R RB】異例の急ピッチで開発された初期型は大型のカウルを装着、これはCB900F2から造型を流用(ただし材質はFRP、レッグシールドは省略)したもの。勝利のみを追求した完全なシングルシートで、タンデム不可。ホイールは裏コムスターでF19/R18インチ。じつは時間の関係から煮詰めきれなかった点は少なくない。シリーズを通しての生産台数は約5500台前後と言われる。
かつてバイク乗りたちのロマンをかき立てた「最速」の2文字。メーカーは威信をかけ、ライダーはプライドをかけてこの戦いに挑んだ。未知の速度域を手中に収めるには、持てる技術のすべてでは不足。持たざる技術が次々に開発された時代だ。本記事では、CB900Fをベースに超急ピッチで開発されたホンダのCB1100Rを取り上げる。※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。 目次 1 本気で最速を目 […]








































