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[画像 No.47/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
【バーニングブラッド RBB6】
WGP250などでライダーとしても活躍した故・小園勝義氏が率いたレーシングコンストラクター、バーニングブラッドのオリジナルマシンであるRBB6もダブルスイングアームを採用(エンジンはホンダCBR600RR)。2010年の全日本J-GP2やモトGP・日本GPのモト2クラスに参戦した。設計はH2Rフーバーに衝撃を受けたエンジニアによるもの。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]