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[画像 No.9/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

スイングアーム|スズキ|SV650|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
丸パイプ型のチューニング版と言える形態で、長円にした方向の剛性を高めつつ、丸パイプのクラシカルな雰囲気は維持できるため、ホンダCT125やカワサキW800といった「見た目は昔、走りは現代」的な機種での採用例が多い。写真のスズキSV650のようなトラスフレーム車とはデザイン的に調和させやすいのも特徴だ。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]