【SCOOP特別編】ホンダ新型CB400は…こうなる!! プロがその姿を大胆予想〈③装備&デザイン編〉

【SCOOP特別編】ホンダ新型CB400は…こうなる!! プロがその姿を大胆予想〈③装備&デザイン編〉

ヤングマシンのスクープがもっか大好評のホンダ新型CB400。以前からお届けしている情報を元に、バイク開発のプロの考察や助言を受けて具体的な姿を予想する「プロ予想」をお届けする。最終回となる第3回は装備面とデザインについてだ!


●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)

先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?!

旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電子制御スロットルの投入は確実で、トラクションコントロールやパワーモードはもちろん、クルーズコントロールといった快適電制装備の採用も十分に考えられる。

さらにホンダ渾身の自動クラッチシステム「Eクラッチ」に加え、ライバルのカワサキ・ニンジャZX–4Rには非搭載のコーナリングABSまで採用されれば大きな差別化が図れる。いずれにせよ、この10年でトレンドになった電子デバイスがフル投入され、新CB400は一挙に進化すると予測されるのだ。

予想①〈スロットル&電子制御〉電スロ投入で超進化

従来型(左)は機械式ワイヤーでスロットルバルブを開閉するのに対し、電子制御スロットル(右)は電気信号で開閉。兄貴分のCB1300(右)をはじめ採用が進んでいる。アクセル開度に加えて各センサーからの情報を基に吸気量を制御できるため、挙動が安定し燃費も向上するほか、走行モードやクルーズコントロールなども導入可能となる。現行最新機種の必須装備だ。

予想②〈メーター〉TFT液晶はテッパン

1992年の初代以来、伝統の砲弾型2眼メーターを採用していた従来型(左)。いかにも“バイクらしい”デザインだが、機能性を考えるとカラー液晶化は必然。TFTカラー液晶メーターの採用は確実だろう。アナログメーターより薄型&軽量にもかかわらず多彩な情報を表示でき、E クラッチや各種モードなど電子制御の設定もカンタン。実に機能的でトレンド感もある。2024年型CB125Rにまでカラー液晶が拡大された今、新型CB400に採用されない理由はない。

ニッポンベスト。その財産は絶やさない!

価格は本誌予想で100万円弱。ZX–4Rは115万5000円〜だけに、100万円の大台を切るとインパクトがありそうだ。登場時期は不明ながら、ホンダ2輪部門の責任者である加藤稔氏は「時間はかかりそう」と話しており、お披露目は2025年の秋頃になるか?

生産地はメイン市場の中国で決定した模様。中国における二輪車生産&販売合弁会社の五羊ホンダが担当すると思われる。とはいえ別記事で報じたとおり、新CB400もグローバル向けは海外で生産しつつ、国内向けは日本の熊本工場で生産する可能性は残りそうだ。これを朗報と感じるライダーもいるかもしれない。

日本の公道ではベストバランスと評され、教習車にも使われてきたCB400SF/SBはまさしく名車。そしてホンダの財産であり、これを活かさない手はない。その財産をどうアップデートした姿で魅せてくれるのか、期待しかない。

予測③〈デザイン〉スーパーフォアの進化版でくる?!

デザインに関してはCB-SF系のイメージを踏 襲するとの噂。歴代モデルの血統を想起させつつ、最新のデザインが注入されるだろう。

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