
ヤングマシンのスクープがもっか大好評のホンダ新型CB400。以前からお届けしている情報を元に、バイク開発のプロの考察や助言を受けて具体的な姿を予想する「プロ予想」をお届けする。最終回となる第3回は装備面とデザインについてだ!
●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?!
旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電子制御スロットルの投入は確実で、トラクションコントロールやパワーモードはもちろん、クルーズコントロールといった快適電制装備の採用も十分に考えられる。
さらにホンダ渾身の自動クラッチシステム「Eクラッチ」に加え、ライバルのカワサキ・ニンジャZX–4Rには非搭載のコーナリングABSまで採用されれば大きな差別化が図れる。いずれにせよ、この10年でトレンドになった電子デバイスがフル投入され、新CB400は一挙に進化すると予測されるのだ。
ニッポンベスト。その財産は絶やさない!
価格は本誌予想で100万円弱。ZX–4Rは115万5000円〜だけに、100万円の大台を切るとインパクトがありそうだ。登場時期は不明ながら、ホンダ2輪部門の責任者である加藤稔氏は「時間はかかりそう」と話しており、お披露目は2025年の秋頃になるか?
生産地はメイン市場の中国で決定した模様。中国における二輪車生産&販売合弁会社の五羊ホンダが担当すると思われる。とはいえ別記事で報じたとおり、新CB400もグローバル向けは海外で生産しつつ、国内向けは日本の熊本工場で生産する可能性は残りそうだ。これを朗報と感じるライダーもいるかもしれない。
日本の公道ではベストバランスと評され、教習車にも使われてきたCB400SF/SBはまさしく名車。そしてホンダの財産であり、これを活かさない手はない。その財産をどうアップデートした姿で魅せてくれるのか、期待しかない。
予測③〈デザイン〉スーパーフォアの進化版でくる?!
デザインに関してはCB-SF系のイメージを踏 襲するとの噂。歴代モデルの血統を想起させつつ、最新のデザインが注入されるだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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