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[画像 No.3/6]水素でアルミ、鋳造しちゃうぜ〜!! ヤマハが鋳造工程の実験施設を森町工場に新設

|水素でアルミ、鋳造しちゃうぜ〜!! ヤマハが鋳造工程の実験施設を森町工場に新設
アルミの鋳造工程においては、一番最初の「溶解」と最後の「熱処理」で化石燃料(都市ガス)を使うバーナーを多用しており、当然ながらCO2の排出量が多い。このバーナーの燃料を水素に置き換える実験を行うのが今回の目的だが、水素には水が含まれるため、鋳造品の品質に影響することがあり、その見極めを行うのも目的のひとつだという。
ヤマハ発動機は7月10日、水素エネルギーの実証施設を森町工場(静岡県周智郡)に新設すると発表した。多くのCO2を排出するアルミの鋳造工程における水素エネルギーの活用を検証するのが目的で、同社が掲げる「2050年のカーボンニュートラル」を加速させる取り組みだ。 目次 1 鋳造工程はCO2排出量がもっとも多い2 ヤマハの最終目標は2050年のカーボンニュートラル 鋳造工程はCO2排出量がもっとも多い […]