
ホンダの新型CB400、そしてカワサキのZ400RSと、ブランニュー400の登場が相次ぎそうな2025年前後。このビッグウェーブに是非とも乗って欲しいのがスズキだ。そこで”最強モタード”として名を馳せたDR-Z400SMと、そのベース車であるデュアルパーパスのDR-Z400S、スズキらしい独自路線を貫く、この2台の復活を熱望したい!!
●CG製作:SRD
独自の最強モタードで激戦400に降臨…熱望 !
ヤングマシンが掴んでいる情報によれば、2025年モデルはホンダの新型CB400、そしてカワサキのZ400RSと、400ccクラスの復権が大きな話題となりそうだ。このビッグウェーブには是非ともスズキにも乗って頂きたい!! 現在、同社が日本で販売している400ccはビッグスクーターのバーグマン400のみと、他社よりもかなり寂しい状況になってしまっているからだ。
というわけでヤングマシンが熱望するのが、国産最強モタードとして名を馳せたDR‐Z400SMと、そのベース車であるデュアルパーパスDR‐Z400Sの復活だ。近年のスズキはGSX250RやVストローム250/SX、ジクサー系など、他車を真似しない独自路線で勝負しているように見える。ネオ・ヨンヒャク戦線にもホンダやカワサキに足並みを揃えるのではなく、同社らしい独自の切り口で参戦して欲しいのだ。
北米では継続販売中。ベースはあるぞ!!
そしてこのDR-Z400、国内は2009年モデルが最終モデルとなったものの、北米ではなんとキャブレター仕様のままで現在も継続販売されているのだ。コレを見逃す手はない!! エンジンはFI化で最新規制に適合させた上で、2021年に登場した3代目ハヤブサのような徹底的リファインで戦闘力を向上。ドライブモードやトラコン、オフ車ではお馴染みのリヤABSオフといった電子制御も投入すれば、新世代の400モタード&デュアルパーパスとして独自のポジションを築けるはずだ。
スズキはDR-Z400らしき排気系の特許が2022年に出願しており、過去に規制適合に向けた研究が行われていたことは間違いない。これもヤングマシンが復活を推す理由の一因だ。アメリカではスズキの最多量販機種だというから台数規模もバッチリだし、コースによってはホンダ&カワサキの新400勢にもひと泡吹かせる速さも持ちうるハズ。最強モタードの復活をスズキさん、是非よろしくお願いします!!
【2025 スズキ DR-Z4SM|イメージCG 】●予想価格帯:75~80万円前後 ●予想登場時期:’24年秋~’25年初頭 価格や登場時期はあくまでヤングマシンの予想(願望)だが、世界的に人気が高まっている400ccクラスに、他社にはないベース車が存在するのだから、これは復活させない手はないと思うのだが…。車名は再登場に願いを込め、GSX‐8S/8Rなどの最新スズキ流儀に倣ってみました(笑)
【2025 スズキ DR-Z4S|イメージCG 】●予想価格帯:75~80万円前後 ●予想登場時期:’24年秋~’25年初頭 デュアルパーパスのSは従来型では正立フォークだったものの、規制適合して復活となれば倒立フォークの装備はマスト?! リヤABSオフ機能など、ダート向けの装備も欲しい!!
なんとキャブ仕様で継続販売中
⬆ 北米では現行車となるDR-Z400S/SM。大型ヘッドライトやサイレンサー形状などを除けば、国内向けの最終モデルとなった2009年モデルをほぼ踏襲している。燃料供給がキャブレターというのに驚き! ■参考諸元[2008 DR-Z400SM国内仕様]■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 398cc 40ps/7500rpm 4.0.kg-m/6500rpm 車重145kg ●参考当時価格:73万5000円
DR-Z400らしき触媒の特許図版は出願済み!!
2022年5月にスズキが出願した特許の図版。内容は排気触媒の適切な配置に関するもので、エンジン排気ポート直後の温まりやすい場所に触媒が配置されているが、この図版のエンジンがDR-Z400系に酷似しているのだ。これは可能性アリでしょ!!
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