
ヤマハはタイで、スポーティなスクーター・XMAXの上級仕様にあたる「XMAX Tech MAX(エックスマックス テックマックス)」を発表した。標準仕様のXMAXコネクテッドはそのまま併売となる模様だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
オーリンズ製サスペンションとスペシャルシート、さらにドレスアップパーツも
XMAXテックマックスがにも登場だ! 日本では250cc版が販売されているXMAXは、タイなどで300cc版(正確には292cc)がラインナップされているが、欧州に続いてのテックマックス仕様がお目見えした。ただし、欧州仕様にはないオーリンズ製サスペンションなどを装備している。
XMAXは、フロントにモーターサイクルと同様の締結方式としたテレスコピックフォークを採用するスポーツスクーター。TMAXとNMAXの中間に位置付けられる、MAXシリーズの中核モデルだ。
今回タイで登場したテックマックス仕様には、作動性に優れたオーリンズ製リヤショックと高級感のあるスペシャルシートを装備するほか、テックマックス仕様のハンドルグリップ、ステップ部レート、フロントラゲッジカバー、特別エンブレムが取り付けられている。
環境性能に優れたブルーコアエンジンやトラクションコントロールシステム、前後デュアルチャンネルABS、スマートフォン接続機能などは標準モデルと同様だ。
日本のXMAXにこの仕様が登場するかは不透明だが、ヤマハのスポーツスクーターはカスタム率が高く、もしラインナップに加われば喜ぶファンも多いのでは?
なお、タイ仕様XMAXテックマックスは5年または5万kmの保証が付いて22万4900バーツ(日本円換算約93万3000円)。
2本ショックをオーリンズ製にリプレイス。
素材の切り替えでツートーンを表現した、高級感のあるスペシャルシートを装備。
ハンドルグリップやフロアボードの金属製プレート、フロントラゲッジカバー、特別エンブレムを装備する。
YAMAHA XMAX Tech MAX[2024 Thai model]
主要諸元■全長2080 全幅795 全高1410-1460 軸距1540 シート高795(各mm) 車重183kg■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 292cc Vベルト式無段変速 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=120/70-15 R=140/70-14 ●価格:22万4900バーツ ※諸元と価格は全てタイ仕様
YAMAHA XMAX Tech MAX[2024 Thai model]
YAMAHA XMAX Tech MAX[2024 Thai model]
YAMAHA XMAX Tech MAX[2024 Thai model]
XMAX Connected(標準仕様)
YAMAHA XMAX Connected[2023 Thai model]Ice Fluo
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(XMAX)
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2017年に日本で販売開始(欧州では2004年に誕生)したスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを発表した。 2023年のモデルチェンジで[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
最新の関連記事(新型スクーター)
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
輝く青と深緑、艶消し黒の3色に刷新 スズキは、400ccクラスのビッグスクーター「バーグマン400」にニューカラーを導入、2025年7月18日に発売する。 深緑の『パールマットシャドウグリーン』にはゴ[…]
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
余裕の動力性能を持つシリーズ最大モデル ヤマハが誇るフロント2輪のLMW(Leaning Multi Wheel)機構を採用するスクーター「トリシティ300」の2025年モデルが登場した。ともに新色の[…]
日本仕様にもニューカラー投入か 英国スズキは、マキシスクーター(日本でいうところのビッグスクーターにあたる)の「バーグマン400」にニューカラーを導入すると発表した。 深緑の『パールマットシャドウグリ[…]
人気記事ランキング(全体)
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
特別な店舗のオープンに向けた特別な1台 関西/中部エリアで6店舗を運営するモトラッドミツオカグループ。新装オープンした堺店は、国内のBMW Motorradの正規ディーラーの中でも最新の内装と設備が自[…]
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 夏場にリュックを背負ってバイクで走っていると、背中や脇の蒸れが不快なものだ。そんな悩みを抱えるライダーにこそ、「ワキひえ~る」は、目立たず、効率的に全身をク[…]
欧州ヤマハとUSヤマハの連携で生まれたカスタムビルドのXSR900 GP ウェイン・レイニーがバイクでサーキットを走った! 往年のレースファンなら、それがどれほど特別なことか理解できるだろう。 199[…]
HAYABUSA X-1[2000]:世界最速マシンをレーサーレプリカ化 全日本ロードレース選手権で1999年に設立されたS-NK(Xフォーミュラ)に、ヨシムラは発売されたばかりのスズキGSX1300[…]
最新の投稿記事(全体)
ヤマハNMAX155試乗レビュー この記事では、ヤマハの原付二種スクーターから、NMAX ABS(125)の2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年7月公開時の内容に基づく 【NMAX[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
「バイクを文化に」を共有する 日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、共催で「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY 2025」イベントを開催する。このイベ[…]
初の対米輸出車にして初の4ストビッグバイク 1966年から発売が始まったW1シリーズは、近年ではカワサキの歴史を語るうえで欠かせない名車と言われている。それはたしかにそうなのだが、W1シリーズの開発経[…]
白バイ警察官になるためのファーストステップ、必要なのは執拗なアピールや根回し!? 警察官になっても、すぐに白バイ警察官になれる訳ではありません。白バイ警察官になるには、まず「白バイ隊員になりたい」と希[…]
- 1
- 2