
●文:ヤングマシン編集部 ●CG: SRD
4発ネイキッド復活で熱い青春が蘇る!
近年のカワサキは、カウル付きスポーツのニンジャが登場すると、それをベースにスーパーネイキッドのZが追従し、さらにレトロスポーツのRSが加わる流れが顕著だ。
そこで期待が膨らむのがニンジャZX-4Rのバリエーションだが、Z900RSやZ650RSの人気を考えると、一足飛びに「Z400RS」が登場する可能性が高い。コスト的にエンジンやシャシーを共有するならあえてパワーダウンする理由もないので、77psの最強ミドルネイキッドが爆誕する可能性も?!
そこで気になるのが発売時期で、当初は“ZX-4Rから2~3年後”と予測。ところがここに来てホンダが「完全新設計エンジンのCB400を2025年に発売」との情報アリ。となると発売日の早さもセールスに関わってくるが、その点では既にベースとなるZX-4Rが実在するカワサキに分がある。ともすれば2024年モデルで登場も有り得るかも?
ベースモデルはNinja ZX-4R
現在400ccで唯一の4気筒エンジンを搭載するZX-4Rがベースマシンになる。ラムエア加圧時の最高出力は80psで、かつてのTT-F3ワークスマシンに迫るパワーを発揮。高性能リヤサス装備のRRもラインナップする。
400は独自ネームになる可能性も
カワサキは1974年に並列2気筒の「400-RS」を発売しているので、4気筒モデルのネーミングで「Z400RS」は少々微妙……。ゼファーやFXの名が復活するか!?
Z400FX[1979年モデル]
ZEPHYR[1989年モデル]
カワサキ Z400RS[2025年モデル?]
スタイルはZ900/650RSに続く“丸Z”か? もしくはFX/ゼファー系の“角Z”か? かつて大人気を誇った「400cc 4気筒ネイキッド」の復活は目前!? ●予想発表時期:2024年秋頃 ●想定価格帯:110万円前後 ●デビュー可能性:70%
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
グローバル車で再構築し、4気筒CBの復権を狙う! 中~大排気量モデルは国内外を問わず、2気筒エンジンが主軸となりつつある感は否めない……が、ホンダは"直4で勝負!”と言わんばかりに、完全新設計エンジン[…]
”PREPARE FOR TAKE-OFF”って……オイ! 最初に言っておきたい。これは光栄にもバイク界の東●ポと呼ばれるヤングマシンが、妄想力を逞しく発揮した記事である。カワサキが直列6気筒ターボ搭[…]
取扱説明書に書かれた「X350RAモデル」の文字……! ハーレーダビッドソンとしては異例の353cc並列2気筒エンジンを搭載し、"普通二輪免許で乗れるハーレー”として話題沸騰のX350は、同時発表のX[…]
"やり尽くし"作戦で出し惜しみはナシだ 既報のとおり、スーパースポーツのZX-4RとネオクラZ400RSのダブルデビューが実現すれば、これまで以上の注目を浴びることになるカワサキだが、4気筒400計画[…]
“開発中”と“検討中”を行ったり来たり? 2023年最後の記事は、これまでお届けしてきたスクープ記事に『ちょっと待て』が発生している件について。2022年秋のEICMAで公開された、トップガン マーヴ[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
零戦と同じサムライ魂が成し遂げた「究極」の直4 時代を決定的に「それ以前」と「以降」に画してしまうエポックメイキングなモデルはいくつか存在する。中でもZ1は紛れもない革命児である。 量産車として世界初[…]
海外の名車を規範とした1960年代初頭以前の日本車 W1シリーズの原点はメグロのスタミナK1で、K1の規範はBSAが1946~1960年代初頭に販売したA7である。ではそもそも、なぜ1923年に創設さ[…]
硬派なライダー向けに180°クランクの高回転ツインを搭載! カワサキがZ750FX系列の末弟としてZ250FTをリリースしたのは1979年2月。 1970年代のはじめから、250ccのスポーツバイクは[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
実質年利2.69%のスペシャルクレジットキャンペーン カワサキモータースジャパンでは、2025年7月1日(火)よりカワサキモーターサイクル新車(国内全モデル、年式排気量不問)/オフロードコンペティショ[…]
人気記事ランキング(全体)
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 「THERMO-GEAR BELT」の最大の魅力は、なんといっても「冷暖対応デュアルペルチェ搭載」という点だ。一台で夏場の猛暑対策はもちろんのこと、冬場の厳[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
新作GSX-8T/8TTに足並みを揃えて2026年モデルに スズキ独自のクロスバランサーを採用した最新776cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルのうち、フルカウルスポーツとスポーツネイキッドとしてシ[…]
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 年々暑さが増している夏。冷感シャツやメッシュジャケットなど様々な冷却アイテムが普及して久しいが、半端な対策ではツーリングが快適とはいかなくなってきた。 そこ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
最新の投稿記事(全体)
冷却効果だけでなく疲労の緩和も実現したお役立ちインナー スポーツウェアブランド「ZEROFIT」と、ボディケアのパイオニア「ファイテン」が強力タッグを組んで生み出した「ICE WEAVE ナノメタック[…]
あの頃の中型 青春名車録「2気筒の時代」(昭和51~53年) 昭和50年(1975)10月1日、免許制度が改正され401cc以上のバイクに乗るためには大型免許(=限定なしの自動二輪免許)が必要になった[…]
白線が滑りやすいのは事実。その原因は? まず、道路の白線が滑りやすいのは紛れもない事実だ。路面標示用塗料メーカー10社で構成される路面標示材協会によると、白線の滑り抵抗性は湿潤時で40〜5[…]
零戦と同じサムライ魂が成し遂げた「究極」の直4 時代を決定的に「それ以前」と「以降」に画してしまうエポックメイキングなモデルはいくつか存在する。中でもZ1は紛れもない革命児である。 量産車として世界初[…]
ある日チョークが折れてた エンジン始動でチョークを引っ張ったらいきなり「スポッ」と抜けた。何事かと思ったら・・・折れてたんですよ、チョークケーブルのアウターが。 アクセルやクラッチ、スロットルやチョー[…]
- 1
- 2