
カワサキは、世界初公開&国内初公開モデル以外にも充実のブース展示を行う。国内販売モデルからは人気のZ900RSやエリミネーターSE、ニンジャ1000SX、そして海外向けモデルにビモータなどを、さらに“トーキョー フューチャー ツアー”と題した企業合同展示には水素エンジンを展示。モータースポーツエリアにはWSBKのチャンピオンマシンもあるぞ!
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
じつは内燃機関が超充実しているカワサキ
カワサキは、世界初公開&国内初公開モデル以外にも現行モデルや開発中のエンジンを展示する。カワサキブースには身近な人気車として、ニンジャ1000SX、Z900RSイエローボールエディション、エリミネーターSE、さらにはビモータKB4やテージH2も展示。さらに世界初公開モデルの近くには、歴史車としてカワサキ250メグロSG、GPZ900R、ZXR400Rを(関連記事参照)。
「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」を届ける企業合同展示「Tokyo Future Tour」には、次世代モビリティの枠にモーターサイクル用のスーパーチャージャー付き水素エンジン、災害対応モビリティの枠にオフロード四輪車を展示する。
このほか、モータースポーツエリアには、2019年の鈴鹿8耐優勝車である「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H Ninja ZX-10R」、2020年にスーパーバイク世界選手権6連覇という偉業を成し遂げた「Kawasaki Racing Team Ninja ZX-10R」、モトクロス世界選手権と並んで世界最高峰のモトクロスレースと称される、AMAスーパークロス選手権にて、2020年に450SXクラス優勝を果たした「Monster Energy Kawasaki KX450」の3台を展示。
国内初公開モデルにはEVとハイブリッドを展示しているものの、じつは水素を含め(ハイブリッドも含める?)内燃機関が充実しているのがカワサキブース。現実的な“今”に対応したモデルから、クリーンエネルギーを燃やして走る次世代エンジンまで、やっぱり漢カワサキのメッセージ性は明瞭だ。
Ninja 1000SX【国内販売モデル】
1043ccの並列4気筒エンジンを搭載し、フルカウルでスポーティさと快適さのいいとこ取りをした、いわば“快適なスーパーバイク”がニンジャ1000SXだ。
Ninja 1000SX 【国内販売モデル】
Z900RS Yellow Ball Edition【国内販売モデル】
2017年末の発売からベストセラー街道まっしぐらのネオクラシックネイキッド。1972年に誕生した900 Siper4(Z1)のイメージを現代の車体に落とし込み、948ccの並列4気筒エンジンに電子制御を組み合わせて人気モデルとなった。イエローボールエディションは、よりクラシカルなディテールが施された1台だ。
Z900RS Yellow Ball Edition【国内販売モデル】
Z900RS Yellow Ball Edition【国内販売モデル】
ELIMINATOR SE【国内販売モデル】
ニンジャ400/Z400と同系エンジンを搭載するストリートドラッガー。展示車のSEには専用ヘッドライトカウルやフォークブーツのほか、量産モーターサイクルで初の前後カメラ付きドライブレコーダーを搭載している。
ELIMINATOR SE【国内販売モデル】
Bimota TESI H2 CARBON【海外向けモデル/参考出品】
231psという途方もないパワーを発揮するニンジャH2のスーパーチャージドエンジンを、ビモータ独自のハブセンターステアリング機構を備えた車体に搭載。各パーツにはアルミ削り出し部品やドライカーボン製部品を惜しみなく使用している。
Bimota KB4【国内販売モデル】
Bimota KB4【国内販売モデル】
ユーロ5に適合したニンジャ1000SXの並列4気筒エンジンをビモータ独自の車体に搭載。シート下にラジエターを配置するなどしてショートホイールベースを実現した、ピエルルイジ・マルコーニ技師ならではの設計思想が光る。
Bimota KB4【国内販売モデル】
Tokyo Future Tour
MOTOR SPORTS AREA
2019 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H Ninja ZX-10R
2020 Kawasaki Racing Team Ninja ZX-10R
2020 Monster Energy Kawasaki KX450
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
クロームメッキと黒塗装の燃料タンクが眩しい! メグロS1ここに見参! カワサキはジャパンモビリティショー2023でワールドプレミア=世界初公開車を5モデル用意するとしていたが、さっそくプレスカンファレ[…]
まさかのZX-Rシリーズから始まった『Ninja』40周年記念モデル カワサキはジャパンモビリティショー2023で「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション(Ninja ZX-4RR 40th […]
量産車で世界初のストロングハイブリッド搭載 欧州で先行発表されていた「Ninja 7 Hybrid」が日本初公開された! 451ccの並列2気筒エンジンとトラクションモーター&バッテリーを組み合わせた[…]
12psのパワーユニットを搭載、車重は140kg、15秒限定でエクストラパワー加速が可能 カワサキ「ニンジャe-1」が国内初公開だ! 15秒の加速強化『eブースト』付きで登場し、大きな話題になったのは[…]
もっとも厳しいレース環境で水素小型モビリティの課題抽出へ 1978年から毎年開催されており、地上でもっともマシンと乗り手が試される過酷なモータースポーツスとして熱烈なファンも多いダカールラリー(当初は[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
新色はメタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー 軽さと力強さを併せ持つ本格的スーパーネイキッドマシン「Z250」にニューカラーが登場した。同時発表のニンジャ250とともに、軽二輪スポーツバイ[…]
カーボングレーとシルバー×レッドの2本立て カワサキはニンジャ250の2026年モデルとしてカラーラインナップを刷新。現行2024年モデルでラインナップしていたKRTエディションを廃止し、メタリックカ[…]
ニンジャ400と同日発売のストリートファイター カワサキモータースジャパンは、Z250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したストリートファイター「Z400」の[…]
ダーク系カラーに異なる差し色 カワサキモータースジャパンは、ニンジャ250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したフルカウルスポーツ「ニンジャ400」の2026[…]
1位:フルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」登場 CB500SFと同時に、重慶モーターサイクルショーではフルカウルスポーツの「CBR500R FOUR」も世界初公開された。こちらも新設計の50[…]
最新の関連記事(モーターサイクルショー/モーターショー)
東京ビッグサイトのような会場が熱気に包まれる 日本のお隣であり、スクーターが一大人気を誇ることでも知られる台湾にて例年開催されている「台湾モーターサイクルショー」を取材してきたのでレポートをお届けした[…]
陸・海・空にまで広がるホンダの”夢” 今回の展示のテーマは「夢の力」。陸、海、空の3つの領域におけるホンダの多様なモビリティを通して、その技術力と未来へのビジョンが示されます。 二輪車からは、市販モデ[…]
「いくっしょ、モビショー! 」を合言葉に、未来へのワクワクを体験 ジャパンモビリティショー2025で掲げられているのは、「ワクワクする未来を、探しに行こう! 」というコンセプト。「みんなが[…]
モトラのデザインエッセンスが令和に登場 バブルが弾ける前、空前のオートバイブームが訪れた1980年代には現在では思いもよらぬほど多種多様なモデルが生まれた。ホンダからは、トールボーイデザインの新しいコ[…]
1971年の東京モーターショーに突如出現した750cc2スト並列4気筒、YZR500の4気筒マシン・デビュー2年前! いまでもファンの間で幻のドリームマシンとして語り継がれるヤマハGL750。その衝撃[…]
人気記事ランキング(全体)
夏のツーリングで役立つ日除け&雨除け機能 KDR-V2は、直射日光によるスマホの温度上昇や画面の明るさ最大時の発熱を軽減するために日陰を作る設計です。雨粒の付着で操作がしにくくなる場面でも、バイザーが[…]
トランザルプってどんなバイク? トランザルプは754cc 2気筒エンジンを搭載したオールラウンダー。何でも1台でこなせる欲張りなマシンなのですが、ただの万能バイクではありません。 軽快でスポーティーな[…]
目論見が大成功、ギネス級の生産台数を誇る初代 フォルクスワーゲンの初代ビートルはご承知の通り、ドイツの「国民車」として第二次大戦中にフェルディナンド・ポルシェ博士が設計したクルマ。 戦後は国内のみなら[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
400ccのDR-Zが帰ってきた! モトクロス競技の主導権を4ストロークが握り始めて間もない2000年、公道市販車として産声を上げたのは水冷398cc単気筒を搭載するハイスペックなデュアルパーパスモデ[…]
最新の投稿記事(全体)
鮮やかなブルーでスポーティな外観に 欧州に続き北米でもスズキ「ハヤブサ」が2026年モデルへと更新された。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは基本的に2025年モデルを踏襲しながら、レギュラーカ[…]
新色はメタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー 軽さと力強さを併せ持つ本格的スーパーネイキッドマシン「Z250」にニューカラーが登場した。同時発表のニンジャ250とともに、軽二輪スポーツバイ[…]
ニンジャ400と同日発売のストリートファイター カワサキモータースジャパンは、Z250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したストリートファイター「Z400」の[…]
カーボングレーとシルバー×レッドの2本立て カワサキはニンジャ250の2026年モデルとしてカラーラインナップを刷新。現行2024年モデルでラインナップしていたKRTエディションを廃止し、メタリックカ[…]
ダーク系カラーに異なる差し色 カワサキモータースジャパンは、ニンジャ250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したフルカウルスポーツ「ニンジャ400」の2026[…]
- 1
- 2