
●文:ヤングマシン編集部
ホンダは、東京都港区南青山にある本社ビル「Honda青山ビル」を、2030年度の完成を目標に新ビルへと建て替えることを発表した。
青山一丁目交差点にあり、1階には一般の方が見学できるショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」を構える、ホンダの本社ビルがHonda青山ビルだ。ウエルカムプラザは2020年にリニューアルされ、最新のホンダカーズの店舗デザインコンセプト「Honda Dealer Concept 2.0(ホンダ・ディーラー・コンセプト 2.0)」を採用している。
ホンダ青山ビルは1985年8月に竣工し、地上17回、地下3階の鉄筋コンクリート造。延べ床面積は4万224㎡だ。ホンダの創業者である本田宗一郎によって、地震災害などを考慮してガラス張りをやめ、バルコニー付きの構造にされたという逸話も伝わるほか、現在も地域の防災拠点として利用することを想定し、地下3階にカナダ産ヒバの大樽で貯水、非常用食料も保管している。
貯蔵された水はカルキ臭が抜けているのが特徴で、「宗一郎の水」と名付けられてウエルカムプラザ内のカフェでオリジナルコーヒーにも使われる。
この本社ビルは、竣工から40周年にあたる2025年度に解体工事が始まり、2030年度には新たなビルでの業務が開始されるという。
ウエルカムプラザ青山における鈴鹿8耐のパブリックビューイングなど、長年にわたって親しまれてきた現在のホンダ青山ビルを訪れることができるのは、あと1年と少しになりそうだ。
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