新色はグリーンとグレー×ホワイト

ホンダ「スーパーカブ110」にニューカラー登場! タイ仕様ならではのダブルシートやスポークホイールはそのままに【海外】

タイホンダは、最新世代のスーパーカブ(日本名:スーパーカブ110)にニューカラーを設定し、2023年モデルとして発表した。カラー名称は、CT125ハンターカブで使用されているパールオーガニックグリーンと、スーパーカブC125で使用されているバールカデットグレーの2色だ。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

レッグシールド同色は“スーパーカブ ストリート”っぽい?

カラー名称は画像の通り。

ホンダはタイで、スーパーカブ(日本名:スーパーカブ110)の新色を発表した。1色はパールオーガニックグリーンを名乗り、CT125ハンターカブでお馴染みのオリーブっぽい緑。もう1色は、スーパーカブC125と同じ名称のパールカデットグレーとされ、青みがかったグレーとベージュがかったホワイトのツートーンが特徴だ。

余談ではあるが、レッグシールドまでボディ同色になっているグリーンについては、日本で2019年に限定販売されたスーパーカブ50/110ストリートを思い出す方も多いのでは?

タイ仕様のスーパーカブは、前後スポークホイール&ドラムブレーキを採用しており、キャストホイール&前ディスクブレーキに切り替わった日本仕様よりもレトロ感が強いほか、タンデム性能を重視する現地ならではのダブルシートを標準装備。このシートはクラシックタイプと呼ばれ、ツートーン仕上げになっている。

2019年3月15日に受注期間限定で発売されたスーパーカブ50ストリートとスーパーカブ110ストリート。色名はボニーブルー(左)とハーベストージュ(右)だった。当時価格は50が24万3000円、110が28万6200円(当時の消費税8%込み)。 ※写真はスーパーカブ110ストリート

ブラック、レッド×ホワイトは継続され、ギヤポジションインジケーターを採用するメーターやフロントキャリア、キック併用スターターといった装備にも変更はない。価格は4万8400バーツ(日本円換算約19万9000円)だ。

スーパーカブ(タイ仕様) パールオーガニックグリーン

スーパーカブ(タイ仕様) パールカデットグレー

HONDA SUPER CUB[2023 Thai model]

主要諸元■全長1876 全幅698 全高1042 軸距1224 シート高744(各mm) 車重98kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 109.5cc 出力未発表 変速機4段 燃料タンク容量4.2L■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ※諸元はタイ仕様

HONDA SUPER CUB[2023 Thai model]グレー×ホワイト

HONDA SUPER CUB[2023 Thai model]グリーン

HONDA SUPER CUB[2023 Thai model]ブラック

HONDA SUPER CUB[2023 Thai model]レッド×ホワイト


ロングストローク設定の空冷単気筒はFI搭載などでエミッション対策。Honda Smart Engineと呼称される。

フロントフォークはテレスコピック式。ドラムブレーキとワイヤースポークホイールの採用が懐かしい?

レトロスタイルのスピードメーターに、時計やギヤポジションインジケーターを表示可能なLCDパネルが組み合わせてある。

軽量な車体は110ならでは。ワイヤースポークホイールの衝撃吸収性や剛性低めのタイヤで悪路もユルユルと走破する。

段差のないロングシートでタンデム性もバッチリ。というかタイでは3~4人乗りも当たり前。クローム仕上げのグラブバーを装備する。

丸型ミラーに丸型ウインカー、LED丸目ヘッドライトを装備。スーパーカブらしいレトロスタイルに最新技術を組み合わせている。

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