ヤングマシンの創刊50周年を記念し、モニター車として手配した4台の新車バイク。本記事では、北海道のH・K氏によるホンダ スーパーカブ110のレポートをお送りする。第3回目の今回は、奥様のレブル250と念願のプチツーリング。北国ならではの海の幸に加えて、カブの走りも堪能してくれたようだ。
●取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン
スーパーカブ&レブルで札幌近郊夫婦ツーリング
スーパーカブと過ごす最初の夏。仕事が少し落ち着き、やっと相棒と遠出する機会を作ることができました! 北海道はツーリングに行きたい場所や面白い場所がたくさんありますので、それらを紹介しつつモニターレポートしたいと思います。
私が住んでいる札幌市の隣には江別市があり、そこを通る国道12号線沿いには2度見するような興味深い看板があります。
そこから約40000km(地球1周分)進むともう一度江別市に行くことができ、北海道の大きさを端的に表す面白い看板を見ることができます。
また、今回は妻と一緒においしいものを食べに、妻は2年前に購入したレブル250、私はスーパーカブ110で仲良くツーリングに行くことができました。
排気量が違うため一緒に行くのは大変かもしれないと思っていましたがそんなことはなく、妻もスピードはそれほど出さないので、法定速度内であれば全く問題なくツーリングを行うことができました。
加速の面では大きいバイクにはさすがに劣る印象を受けましたが、長い距離でもクラッチ操作がないので楽に運転でき、普段の大型バイクより疲れは少なく済みました。
小回りが効くので道を間違えてもすぐ正しい道に戻ることができるうえ、その気になれば人力で無理やり方向を変えることもできるので、不安なくいろいろなところに行くことができます。
ガソリンは4Lちょっとしか入りませんが、燃費は鬼のようにいいので、ガソリンスタンドが少ない僻地に行くことがあっても不安になることはありません。直近の燃費は約リッター70kmを超えました。リッター20kmを下回る大型バイクと比べると3倍以上の燃費なので、スーパーカブは懐が寂しい私の心強い味方です。
楽しい気持ちのまま出先ではおいしいタコかき揚げ丼と刺身定食をいただきました。
奥様からも好評のスーパーカブ 原付二種はやっぱり扱いやすい!
ツーリングの帰りは妻がスーパーカブに乗ったのですが、軽い! かわいい! スピード出しても怖くない! との感想。レブルと比べると自転車に近いような感覚で乗ることができて、カーブが全く怖くなかったようです。
そしてクラッチ操作がないから低速走行がとても楽で、ストレスなく乗れるバイクとのことでした。
後日改めて妻に話を聞くと「レブルはかっこいいけれど気軽に乗れるスーパーカブもいい」と、たいそう気に入ったようで「もう一台カブが欲しい!」と言っています。
子供に続いて妻からも愛されたのはうれしい誤算でした。家族みんなでスーパーカブをとても気に入っています。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
ナチュラルカラーの「パールシュガーケーンベージュ」と「パールスモーキーグレー」を追加 ホンダは原付二種に人気モデル「CT125ハンターカブ」にニューカラーを追加、一部仕様を変更して2024年12月12[…]
CL250は『これ1台で良い』とポジティブに思えるバイク! 大パワーや豪華装備の大型バイクに乗り慣れると、250ccっていう排気量のバイクは感覚的に『メインバイク』だと思えなくなってしまいがちです。私[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
違いますよね、分かってます。でも比べてみたんです。 原付二種・異種格闘技戦勃発?! 今回は人気の125ccの中から趣味性の高いマニュアルトランスミッションモデル、いわゆる“ギヤ付き”のヤマハXSR12[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
最新の関連記事(スーパーカブ110/プロ)
50マニアは見逃がせない最後の至宝アイテム 2024年6月末の大手新聞紙報道でも騒ぎになった50ccバイク消滅のニュース。これは’25年11月から適用される排ガス規制への対応が困難であるためで、やはり[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
新聞社さん、ホンダさんが困ってますよ 「すべてのスーパーカブが生産終了するように誤解されてしまい、とても困っているんです」。ここ1週間ほど、ホンダの関係者に会うたびにそんな話を聞いてきた。何のことかと[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
人気記事ランキング(全体)
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
最新の投稿記事(全体)
ナチュラルカラーの「パールシュガーケーンベージュ」と「パールスモーキーグレー」を追加 ホンダは原付二種に人気モデル「CT125ハンターカブ」にニューカラーを追加、一部仕様を変更して2024年12月12[…]
CL250は『これ1台で良い』とポジティブに思えるバイク! 大パワーや豪華装備の大型バイクに乗り慣れると、250ccっていう排気量のバイクは感覚的に『メインバイク』だと思えなくなってしまいがちです。私[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
最小クラスのRシリーズも元気いっぱい! 欧州では新型モデルの「R9」「R3」と同時に2025年型の「R125(日本名:YZF-R125)」、そして北米では「YZF-R7」が発表された。これらはニューカ[…]
欧州ではR125、R3、R7、R9、さらにサーキット専用R6 RACE、R6 GYTR、R1 RACE、R1 GYTRのスーパースポーツ大艦隊を編成 ヤマハは欧州で2025年モデルの「R3」を、北米で[…]
- 1
- 2