
カワサキは欧州で2024年モデルを発表。フルカウルスポーツのニンジャ系とネイキッドのZシリーズ、それぞれに日本でいう原付二種に相当するモデル「ニンジャ125」と「Z125」が用意され、ニューカラーが披露されている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
トレリスフレーム+ユニトラックサスペンションの本格派
カワサキは欧州で、15psを発揮する水冷125cc単気筒エンジンをスチール製トレリスフレームに搭載し、前後17インチホイールを履かせたフルサイズスポーツ「ニンジャ125」および「Z125」にニューカラーを設定し、2024年モデルとして発表した。
いずれもグレー系のニューカラーが1色ずつ用意され、グリーン×ブラックを2023年モデルから継続。ユニトラックリヤサスペンションや6速トランスミッション、フルデジタルメーター、ABSといった装備は変わらない。
KAWASAKI Ninja 125[2024 EU model]
主要諸元■全長1935 全幅685 全高1075 軸距1330 シート高785(各mm) 車重149kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 125cc 15ps/10000rpm 1.2kg-m/7700rpm 変速機6段 燃料タンク容量11L■タイヤサイズF=100/80-17 R=130/70-17 ※諸元は欧州仕様
KAWASAKI Z125[2024 EU model]
主要諸元■全長1935 全幅740 全高1015 軸距1330 シート高815(各mm) 車重147kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 125cc 15ps/10000rpm 1.2kg-m/7700rpm 変速機6段 燃料タンク容量11L■タイヤサイズF=100/80-17 R=130/70-17 ※諸元は欧州仕様
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
バイク入門からマニアまで、ミニスポーツも拡充だ! 近年の125クラスは、最近までコミューターが主流だった。50~80ccはミニスポーツやFUNバイクが流行っていた過去があるので、誤解を恐れずに言えば1[…]
レーシングECUでアクティベート カワサキは、2022年9月に欧州で「ニンジャZX-10R」およびレースホモロゲーションモデルの「ニンジャZX-10RR」の2023年モデルを発表。前者はKRTエディシ[…]
欧州ではオーリンズ製リヤショック&ブレンボ製M4.32フロントブレーキキャリパーの“SE”がイエローボール扱い カワサキは欧州で2024年モデル群を発表した。人気のZ900RSには、日本でも発表済みの[…]
キャンディエメラルドグリーンからキャンディミディアムレッドへ!! 噂通りのキャンディレッドだ! 1977年誕生のザッパーことZ650(B1)をオマージュし、キャンディエメラルドグリーンをまとって202[…]
鮮烈な印象のキャンディパーシモンレッド×エボニーが登場! Z900RSのベース車であるZ900、そしてZ650RSのベース車であるZ650にニューカラーが登場した。Z900はメタリックスパークブラック[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
2020年モデル概要:スタンダードモデルが堂々の復活 排ガス規制の影響により2016年7月発売のファイナルエディションで生産終了したW800が、W800ストリート/カフェとして復活したのは、2019年[…]
ライトウェイト&ハイパワーな400が装いを新たにした 2022年モデルの発売は、2021年9月10日(一部カラーは10月15日)。並列2気筒エンジンを採用し、ニンジャ250とほぼ共通の167kgの軽量[…]
スリップオンながら純正マフラーから2馬力UP! 本製品は、トリックスターがこれまでレースで培ったすべてを集約し具現化したブランド最高性能サイレンサー「IKAZUCHI」を採用。オールチタンにて構成する[…]
カワサキW800(2022) 試乗レビュー カワサキW800(2022) 概要 ■全長2190 全高1075 軸距1465 シート高790(各mm) 車重226kg ■水冷4スト2気筒SOHC4バルブ[…]
カワサキZ1の次は2st.750スクエア4だったが頓挫 1969年に2ストローク3気筒500ccのマッハIIIで、とてつもないジャジャ馬ぶりの高性能で世界を驚かせたカワサキ。 そして1971年には同じ[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
徹底的なアップデートで最新技術とコストパフォーマンスを両立 2015年に欧州市場へ導入されて以来、10年間で8万2000台以上が販売された人気のベーシックモデル「CB125F」が、2026年モデルで大[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
ひと目でEVとわかる先進的なスタイリング こちらが今回発表された「CUV e:」! Hondaはこれまで、EVバイクとしてパーソナル向けに原付一種の「EM1 e:」を市販化していますが、CUV e:は[…]
【本田技研工業 電動事業開発本部 二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部 CUV e: LPL(開発責任者) 後藤香織さん】2006年入社。以来一貫して2輪車開発に従事し、おもに車体設計としてEV-[…]
人気記事ランキング(全体)
【ご注意】本記事は、エンジンオイルの過剰注入がエンジンに与える影響を確認するための実験であり、一般使用車両での実施や再現を推奨するものではありませんのでご了承ください。 オイルの規定量は守らなくちゃイ[…]
インフレの今、価格破壊王のワークマンがまたやってくれた! 春から初夏にかけ、ツーリングのシーズンがやってきた。爽やかな空気を全身に浴びてのライディングは最高だ。しかし…この期間はジメジメ・シトシトの梅[…]
その姿、まるでGB400TT MkIIの正統後継者! 欧州ホンダは、2025年も例年通りカスタムコンテスを開催。これは正規ディーラーがホンダ車をベースにカスタムを手がけ、オンライン投票で最優秀マシンを[…]
圧倒的に軽いCB1000Fコンセプト。足着き性も良好だ CB1000FコンセプトをCB1300スーパーフォアと比較すると、前者の方がコンパクトで引き起こしも圧倒的にラク。ただ跨ってみると意外と大柄な印[…]
フェイスリフトと前後サスペンションの再設定 ホンダが「XL750トランザルプ」の国内2025年モデルを発売する。CB750ホーネットに似た2眼ヘッドライトを新たに採用し、センターダクトを設けたウインド[…]
最新の投稿記事(全体)
ホンダCBR250RR(2021) 試乗レビュー 全方位にスペックアップした2021年モデル 2020年モデルからの変更箇所は多岐に渡る。 ピストン、ピストンリング、コンロッド、バランサーシャフト、バ[…]
2020年モデル概要:スタンダードモデルが堂々の復活 排ガス規制の影響により2016年7月発売のファイナルエディションで生産終了したW800が、W800ストリート/カフェとして復活したのは、2019年[…]
1位:CB400FOURは前期型→後期I型/II型でなにがちがう? 1974年に初登場したホンダCB400フォアは、初代とそれ以降でなにが違うのかを紹介した。ご存じ初代モデルは全車408ccのために発[…]
“Neo Retro”ロードスポーツ:2016年モデル 発売は2016年4月15日。現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロ[…]
歴史的な価値のあるパーツに使われることが多いマグリコート ホイールやエンジンカバー、といっても一般的な市販モデルではなく、アフターマーケットパーツやレース用のホイールやカバー類に使われることの多い、マ[…]
- 1
- 2