
トライアンフモーターサイクルズジャパンは6月15日、長野県松本市に最新のCIを備えた国内最大級の正規ディーラー「トライアンフ松本」のグランドオープンにともなうオープニングイベントを開催した。本社からはCEOのニック・ブロアー氏およびチーフコマーシャルオフィサーのポール・ストラウド氏らが来日し、今後のラインナップ展開などにも触れられた。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:トライアンフモーターサイクルズジャパン
トライアンフ松本は6月16日にグランドオープン!
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、去る6月15日に、翌16日にグランドオープンする「トライアンフ松本」のオープニングイベントを開催。多くの関係者やメディアが集った。
【トライアンフ松本】オープニングイベント時はあいにくの空模様だったが、新CIの存在感は抜群!
トライアンフ松本は、正規ディーラーとして国内最大級の規模を実現し、最新CI(コーポレート アイデンティティ)を採用した店舗としては国内30店舗目。また、株式会社Sonic Motors(ソニックモーターズ)による運営店舗としては、トライアンフ東京(東京都武蔵野市)、トライアンフ東京ベイ(東京都江戸川区)に次ぐ3店舗目のトライアンフ正規販売店となる。
最新のトライアンフCIでは、ブラックで統一した外観デザインに加え、大きなトライアンフロゴとなどをあしらうのが特徴。ショールーム内部も最新の店舗スタンダードに準拠しており、1階の車両展示エリア、2階のラウンジエリアを中心部の大きな吹き抜けで繋げることで一体感を増し、中央には存在感のある階段を設置している。
119㎥と国内最大級の規模を有する2階ラウンジエリアでは、ウエアやアクセサリーをゆっくりを吟味することも可能。また、1階にはトライアンフ正規販売店で世界初となる「レセプション/ハンドオーバーベイ」を設け、ハンドオーバー(納車)とサービス入庫に万全の構え。もちろん、駐輪場、駐車場、試乗車置き場のスペースもたっぷりと確保しているから、いつでも安心して来店できる。
■店名:トライアンフ松本 (TRIUMPH MATSUMOTO)
■グランドオープン:2023年6月16日(金)
■社名:株式会社 Sonic Motors
■代表取締役:岩瀬 利基
■TEL:0263-86-0505
■住所:〒399-0038 長野県松本市小屋南1丁目3−1
■Webサイト:www.triumph-matsumoto.jp
トライアンフ松本へのアクセス
見逃せない発表があった!
オープニングイベントでは、トライアンフ松本を運営するソニックモーターズの岩瀬社長のほか、英国からはトライアンフモーターサイクルズ本社CEOのニック・ブロアー氏、およびコマーシャルオフィサーのポール・ストラウド氏が来日して登壇。日本のオーバー500ccクラスのマーケットが2023年3月までの3年間で約25%の成長を見せるなか、トライアンフが30%もの成長を遂げたとし、さらにこれからの6か月で6機種のブランニューモデルと、6機種のメジャーアップデートを行うと明言した。
どれがブランニューでどれがメジャーアップデートかは明記されていないが、ネオクラシックモデルが計3機種、アドベンチャーが計4機種、クルーザーが2機種、本格オフロードが2機種、そしてフルカウルスポーツが1機種描かれている。
上記のように計12機種のシルエットが描かれているが、なかでも注目は『デイトナ』シリーズの復活を思わせるフルカウルのスーパースポーツ、そして本格オフロードモデルだろう。
そう、シルエットだけを見れば、その他は従来のラインナップにあるものが更新されていくだけに思えるのだが、ここでさらに、インドのバジャジ社と組んで小排気量モデルを展開するというビッグニュースが!
これは以前から当WEBを含め、海外メディア等も姿を捉えていた『普通二輪免許で乗れるトライアンフ』の実車が登場するということだろう。また、この車両はネオクラシックモデルになることで間違いないようだ。
2023年6月27日になんらかのモデルを発表するというムービーも公開。
さらに、6月27日にはネオクラシックスタイルのニューモデルを発表すると予告。これが“小排気量のトライアンフ”になる可能性は極めて高い。このところ勢いを増しているトライアンフのニューモデルラインナップが、さらなる充実を見せることになりそうだ!
トライアンフ松本のオープニングイベント
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
英国のトライアンフモーターサイクルズと、インドのバジャージオートは、株式持分によらない長期的パートナーシップを締結。ミッドレンジ(200~750cc)の新しいエンジンとプラとフォームの製造を行う。ハー[…]
車体もエンジンもベストバランス 手前勝手な話で申し訳ないが、日本の走行環境にベストマッチな排気量は600ccクラスだと思っている。なぜなら、ワインディングでアクセルを開ける刺激がしっかり味わえて楽しく[…]
W175シリーズの全カラーバリエーションとディテール写真をまとめて見る(26点) 現地価格は33万円台! 以前のモデルは日本に並行輸入されていた 2017年にエストレヤ(250)が生産終了になり、同型[…]
メグロSG→エストレヤ→再びメグロに転生!? 軽二輪クラスでトップセールスを続けているホンダのレブル250。この快進撃をストップさせるべく、カワサキがついに動き出す。レブル人気の秘訣である“イージー&[…]
最新の関連記事(トライアンフ)
世界中のビルダーがボンネビルをカスタム 今回開催されたバイクカスタムの世界規模コンペティションには、世界各地から8チームが参加。その中からファイナリストに選出されたのは、ブラジル、フランス、イタリア、[…]
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」。 今回は、2025年モデルで各部のブラッシュアップが行われたトライア[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
アドベンチャー仕様としてオフロード性能を強化 新型モデル「スクランブラー400XC」は、トライアンフが誇る400ccモダンクラシックシリーズの新顔だ。既存のスクランブラー400Xをベースに、さらなるオ[…]
ニューカラーをまとった2026年最新トラをチェック プレミアム志向の輸入ブランドとしても、国内でも地位を確立した感のあるトライアンフ。その2026年モデルが、ニューカラーをまとって出そろった。 話題の[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
ツーリングスポットに事欠かない南伊豆 南伊豆を存分に走り抜けたいなら、「県道16号下田石廊崎松崎線」は欠かせない。伊豆半島最南端の石廊崎へ続くこの道は、海岸線沿いの豪快な絶景海道。漁村が点在する東部の[…]
世界に羽ばたくカスタムビルダー「CUSTOM WORKS ZON」 ZONは、吉澤雄一氏と植田良和氏によって2003年に設立されたカスタムファクトリーだ。彼らの真骨頂は、他に類を見ない高いデザイン力と[…]
コンパクトで携帯性に優れた携帯灰皿 「プルプラ クリップオンケース」は、ヒートスティック(加熱式タバコ)専用の携帯灰皿です。商品重量は約10gと非常に軽く、ポケットやバッグの隙間でも邪魔になりません。[…]
バイクを取りまく、さまざまな環境の向上を目指す バイク(二輪車)ユーザーがより安全で快適なバイクライフを過ごせる社会をめざし、二輪車を取りまく環境の向上のために活動している日本二普協。 同協会安全本部[…]
用品から観光までバイクライフが広がる一日 「茶ミーティング」の最大の魅力は、その出展ブースの多様性にある。国内外のオートバイメーカーや用品メーカー、卸商といった我々ライダーにはお馴染みの企業が多数参加[…]
人気記事ランキング(全体)
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
コンパクトで使いやすいワイヤーロック ヘンリービギンズの「デイトナ ワイヤーロック DLK120」は、質量約90gの軽量設計で、ツーリング時の携行に適したポータブルロックです。ダイヤルロック式のため鍵[…]
日本仕様が出れば車名はスーパーフォアになるか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
最新の投稿記事(全体)
ツーリングスポットに事欠かない南伊豆 南伊豆を存分に走り抜けたいなら、「県道16号下田石廊崎松崎線」は欠かせない。伊豆半島最南端の石廊崎へ続くこの道は、海岸線沿いの豪快な絶景海道。漁村が点在する東部の[…]
世界に羽ばたくカスタムビルダー「CUSTOM WORKS ZON」 ZONは、吉澤雄一氏と植田良和氏によって2003年に設立されたカスタムファクトリーだ。彼らの真骨頂は、他に類を見ない高いデザイン力と[…]
軽さと安全性を両立した定番モデル プーマセーフティー「ライダー2.0 ロー」は、JSAA A種認定を取得した先芯合成樹脂を装備し、衝撃吸収機能を備えたメンズ用安全靴です。Amazonレビューは4.0([…]
コンパクトで携帯性に優れた携帯灰皿 「プルプラ クリップオンケース」は、ヒートスティック(加熱式タバコ)専用の携帯灰皿です。商品重量は約10gと非常に軽く、ポケットやバッグの隙間でも邪魔になりません。[…]
トレリスフレーム+ユニトラックサスペンションの本格派 カワサキは欧州で、15psを発揮する水冷125cc単気筒エンジンをスチール製トレリスフレームに搭載し、前後17インチホイールを履かせたフルサイズス[…]
- 1
- 2