ヤンマシカスタムADV150ラリーが行く 渚を走る最終回!〈モニター提供読者レポート #5〉

ヤングマシンがカスタムを施したADV150″ラリー”。抽選にて見事その所有権を手に入れたのは、神奈川県のMさんだ。最終回にあたる今回のモニターレポートでは、石川県の千里浜なぎさドライブウェイまでのロングツーリングの模様をお届け。ツーリングイベント”SSTR”の最終地点としても知られる当地。途中ストップを挟みつつ、足掛け約3年間かかった本企画の最終回にふさわしいスポットだ。

締めくくりは沈む夕日! ヤンマシのADVラリーをヨロシクです

ヤングマシンカスタムの”ADV150ラリー”のレポートも、今回でラスト。締めくくりとして、自宅から往復800km超の距離にある、石川県の千里浜なぎさドライブウェイまでロングツーリングに出かけることにしました。

単気筒かつ150ccという排気量ではありますが、新東名を走行中にも振動はあまり気になりませんでした。100km/h程度は余裕で出せるパワーもあり、問題なく流れに乗れます。

夜間に峠道を走行しているとき、メーターに氷のロゴ表示が。ADVから凍結注意の警告です。このハイテクさにはびっくりしました! デナリのフォグライトで路面状況を確認しながら、凍ってそうな所は避けつつ、安全運転を心がけました。峠道ではヨシムラサイクロンの音が心地良くやる気にさせてくれます。

なぎさドライブウェイに着いてからは、ブロックタイヤと固めな足まわりのおかげで、サンドでも安定感がありました。途中スタックしそうになりましたが、スロットル操作で楽々脱出できました(汗)。

この半年間、ADVで色々なところを走りました。ビグスクに比べてスリムで軽量で、取り回しがしやすいのがお気に入りです。最低地上高が高く、林道走行も可能。燃費がいいのも魅力の一つですね。日常使いもしたいけど、休日にちょっとしたレジャー要素も堪能したい! そんな要望を一台ですべて叶えられるバイクではないでしょうか?

【走れる日本海は夕日も美しい!】Mさんがラストレポートの目的地に選んだのは、石川県羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイ。公道としては唯一車両走行が可能な砂浜で、ラリーイベントSSTRのゴール地点としても設定されている。

【夏季の目玉はサンドアート!】目の細かい千里浜の砂を活かしたサンドアートは、当地の夏の風物詩。さまざまな人気漫画のキャラクターなど、多くの精巧な砂像が制作・展示されていた。中には3mを超えるものもあるという。時期に応じてライトアップも。

【併設レストハウスには浜焼きコーナーもアリ】なぎさドライブウェイの終着点にあるレストハウスでは、日本海の海産物を浜焼きで楽しめる。風間深志氏が実際にレースで使用したマシンの展示も。

CGから実車のカスタム、東京モーターサイクルショーでの展示を経てMさんの手元に渡ったADV150ラリー。最初から数えると約3年にも及んだこの企画も、ひとまずこれで一区切りとなる。フィニッシャーとして半年間のモニターレポートを務めてくれたMさんに改めてお礼を申し上げたい。ありがとうございました!

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