
ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。83問目はよく聞くワード、バネ下に関するギモン。
●文:ヤングマシン編集部
- 1 A83:軽いほどハンドリングや路面追従性がアップするぞ!
- 2 [連載] 30秒でわかる! バイクの疑問に関連する記事
- 3 Q100:国産主要4メーカーの歴史や出自を教えて!【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 4 Q99:排ガス、カーボンニュートラル、EV……。今後のバイクはどうなっていく?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 5 Q98:中古車が最近値上がっているのは、なぜ?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 6 Q97:コロナ禍からだいぶ経つのに、生産遅延が解消されないように見えるけど?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 7 Q96:最近の新型車って、なんで高いの?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 8 Q95:白バイってなんで白いの?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 9 Q94:海外で乗ってみたい! バイクにも「国際免許」ってあるの?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 10 Q93:ハイビームやホーンの使い方。何か決まりってあったっけ?【30秒でわかる! バイクの疑問】
- 11 人気記事ランキング(全体)
- 12 最新の記事
A83:軽いほどハンドリングや路面追従性がアップするぞ!
「バネ下」とはバネの下、つまりサスペンションより下に付いているパーツのこと。ホイール/タイヤ/ブレーキディスク/キャリパーや、スイングアームもこれに含まれる。
これらが軽いほどサスの動きが良くなってタイヤの路面追従性が向上するので、ハンドリングやブレーキ性能が良くなり、スリップの危険も減少する。車重が軽くなることによる、燃費の向上にも期待できるぞ。
以上のようにスポーツ走行ではメリットの多いバネ下の軽量化。ただし、ジャイロ効果(その場に留まろうとする力)低減による直進安定性の低下、路面の凹凸をよく拾うことによる乗り心地の低下などがデメリットとして挙げられる。
ホイールやタイヤなどの回転物が軽くなると、ジャイロ効果も小さくなるため、走行性能向上には実重量以上の効果がある。ただし直進安定性は下がる可能性が。
KTMの現行RC390はブレーキディスクで0.96kg、前後ホイールで3.4kgの軽量化を実現。バネ下の大胆な軽量化はハンドリングの軽さに直結し、サスペンションの動きも向上するのだ。
※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
[連載] 30秒でわかる! バイクの疑問に関連する記事
人気記事ランキング(全体)
森脇護氏が考案した画期的なアルミフィン構造 画期的なアイデアマンとしても有名なモリワキエンジニアリングの創始者・森脇護氏。そんな氏が数多く考案した製品群の中でも代表作のひとつに挙げられるのが、1980[…]
MotoGP黎明期のレプリカマフラーだ このマフラーは4スト990ccが導入されて、世界GPがMotoGPに代わった翌年の2003年に、ホンダRC211VエンジンのモリワキMotoGPレーサー・MD2[…]
勝手に妄想、クーリーレプリカ! スズキの『8』プラットフォームに新顔の「GSX-8T」と「GSX-8TT」が登場した。まずは欧州や北米で発売され、順次日本にも導入の見込みだ。 この新型については以前ヤ[…]
1位:ワークマン「ペルチェベストPRO2」使用レビュー ワークマンの「ペルチェベストPRO2」を猛暑日で徹底検証。最新モデルはペルチェデバイスの数が昨年モデルの3個から合計5個に増加し、バッテリーもコ[…]
美しい孔雀の羽根の色味が変わる特殊ペイントで仕上げた新グラフィック 『エクシード-2』は、カブトがラインナップするオープンフェイスの上級モデルで、赤外線(IR)と紫外線(UV)を大幅にカットしつつ、空[…]
最新の記事
- スズキの新型ネオクラシック「GSX-8TT」2027年モデルはクーリー仕様だっ!? 角ばったデザインに青白が映えそう!
- 「超ショートストローク250cc直4」1987スズキGSX-R250:過激さマシマシのR250Rも【ニッポン旧車列伝】
- 普通二輪免許で乗れるトライアンフ 新型「スクランブラー400 XC」発表! チューブレススポークホイールやガード類を備えた本格派へ
- 30%超引きも! Amazonプライムデー先行セールならネオクラシック系ヘルメットも安い
- 「サーキット全開動画も! 」Z/Ninjaヒストリーを総まとめ:ヤングマシン電子版8月号【付録は1984年のGPz900R特集号を復刻】
- 1
- 2