ピアッジオグループジャパンは、アプリリアブランドの2022年モデルとなる4車種の国内販売開始を発表した。『RSV4 Factory』、『TUONO V4 Factory』、『RX125』、『SX125』が、いずれも新たなグラフィックパターンとボディカラーで登場する。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アプリリア
アプリリアらしいスポーツモデルが2022年カラーで日本上陸
『RSV4 Factory』は、水冷V型4気筒エンジンを搭載するスーパーバイクで、スーパーバイク世界選手権(WSB)において進化を遂げてきた名車だ。2012~2014年はアプリリアに3年連続のマニュファクチャラーチャンピオンをもたらした実績がある。
RSV4は2021年モデルで大幅なアップデートを受け、エンジン、シャーシ、電子制御デバイス、エアロダイナミクスなどすべてが最新スーパーバイクの名にふさわしいものとなった。上位グレードとなる“Factory”には、電子制御式サスペンションやカーボンパーツが多用されるなど、公道での走行安定性向上や所有感を満たす仕様となっている。
2022年式では、黒を基調として金を各部に配した『ウルトラダーク』が新色として追加された。WSBのイメージを踏襲する『アプリリアブラック』はラインナップに継続され、2色展開となる。
『TUONO V4 Factory』は、RSV4をベースとしてシンプルかつ空力性能に優れる外装、アップハンドルによる快適な乗車姿勢などを特徴とするスポーツネイキッドの上位グレードだ。こちらもRSV4同様に最新電子制御デバイスによる安全性と快適性が追求されており、オーリンズ製セミアクティブサスペンションを搭載する。
2022年式の新色もRSV4 Factory同様に、黒を基調とする『ウルトラダーク』が追加され、レーシーなムードを漂わせる『アプリリアブラック』との2色展開となる。
いずれのモデルも2022年3月28日より受注開始となり、出荷開始は5月を予定している。
原付二種のフルサーズスポーツ×2車
剛性としなやかさを特徴とするスチール製ツインチューブフレームに、124cc水冷単気筒エンジンを搭載する小型二輪ながらも、フルサイズホイールを装着することで本格的スポーツモデルに仕上がっているのが『RX125』と『SX125』だ。
エンジンとシャシーはどちらも共通だが、RX125はフロント21インチ、リア18インチホイールを装着することで優れたオフロード走破性を確保。SX125は前後17インチホイールを装着するスーパーモタードで、市街地からワインディングまでエキサイティングかつ快適に走れるスポーツバイクだ。
2022年モデルでは、黒を基調としてシュラウドに青を配した『シルバーエイリアン』と、黒と赤を巧みに配した『レッドフラッシュ』の2色展開となる。いずれも2022年3月28日より販売開始となり、出荷時期は4月中旬を予定している。
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