
いまどきの大排気量車の走らせ方として、低回転域からスロットルを大きめに開けることでトラクションを使うとよく書いてあります。しかし、私は昔の250ccの2ストロークレーサーレプリカに乗っています。このバイクだと低回転域のトルクがなく、どうしてもパワーバンドを使ってしまいます。こういうバイクではどう乗ればいいですか?
A.ピークから60%程度の回転域を使いましょう!
RIDE HIでは、近年のミドルクラスから大型スポーツバイクを前提としている記事が多いのは確かです。しかし、最近では250ccスポーツも新型が軒並み登場していますので、このクラスの走り方のコツのひとつとして触れておきましょう。
まず2ストローク250だと、さすがに3,000rpm程度では、曲がるためのトルクが後輪へ伝わることはありません。とはいえ、急激に伸びていくパワーバンドをいつも使うわけにはいきませんよね。
ところが、2スト250でもピークから60%ほどの回転域に、トラクションに良いトルク域があります。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
’85 TZR250:レプリカブームの火付け役となった革命機 スズキΓ、ホンダNSの高性能2ストレプリカに対抗すべく、’85年11月、ヤマハがTZR250を世に放った。鉄フレームだった前作[…]
日本車の絶頂期だった’80年代の名車たちに“高騰”の波が押し寄せている。超プレミアマシンと化した’70年代車のような状況ではまだないものの、現実的な価格で入手できる時間的猶予はそう長くないだろう。本記[…]
誰もが驚くようなマシンを、自身の手で作り上げたいと思ったことはないだろうか。世の中には自身の思い描いたモンスターマシンを、驚異的な行動力で実現してしまったプライベーターが存在するのだ。 並列4気筒のR[…]
いかにも往年のレプリカ改らしいフォルムの新型ヤマハXSR900。もっと当時のマシンに近づけてみたら? そんな妄想をCGで具現化してみたら、こんなんなりましたぁ! まずはセパハン&シートカウルのカスタム[…]
いかにも往年のレプリカ改らしいフォルムの新型ヤマハXSR900。もっと当時のマシンに近づけてみたら? そんな妄想をCGで具現化してみたら、こんなんなりましたぁ! 後編はフルカウル化と色変更モデルをお届[…]