
名車の中の名車として知られる”900 Super 4=Z1″。これをオマージュした、大人気のネオクラモデルがZ900RSだ。そのフォルムもレトロさのあるものだが、カラーリングにおいても往年のカワサキモデルをリスペクトした車体色を投入するのが特徴。ここでは過去に発売されたものを含め、カフェの歴代バリエーションを一堂に収録してみた。あなたはどのカラーがお好み?!
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
’18〜’19:黄緑に白ライン!
レースカラーで彩りレトロスポーツな味わいに
ビキニカウルを装着し、ローハンドルとハイシートを与えたのがカフェ仕様。車体色もSTDと異なり、差別化を図っている。初期型は、カワサキ伝統のライムに白ラインを施したスポーティなカラーを設定。以降もストライプをあしらった車体色が投入されていく。
オマージュはKR1000?!
’18:灰に白ライン
デビュー初年度に、ライムと合わせて設定されたグレー。シックなソリッドカラーが特徴だ。ラインの入り方はライムと共通だが、こちらはカウルにラインが入らない。
’19:青に灰ライン
デビュー2年目に青とグレーの新色を投入。ライムは継続し、3色にカラバリが増えた。ブルーは落ち着いた色味で、ラインも灰色でコーディネート。カウルは単色となる。
’19:灰に緑ライン
ベースのメタリックグレーに、鮮やかなライムグリーンのストライプが映える。ホイールにもライムのリムストライプを施し、スポーティ。カウルにもラインが入る。
’20:ローレプ寄り?
登場3年目で全て新色に。3→2カラーとなった。ライムは、黒に金の子持ちライン付き白ストライプを組み合わせ、’83 Z1000R2=ローソンレプリカ風の趣だ。
’20:青灰に白ライン
’20では、明度を抑えた灰色寄りの淡いファントムブルーも投入。’18~’19のグレーやブルーと異なり、ビキニカウルにもホワイトラインがあしらわれる。
’21:茶グラデ!
高級カスタムペイントの風雅
カフェ仕様は、’21モデルから1カラー設定に。従来色のレーシングイメージから一転し、黒ベース×茶色のグラデーションを採用した。煙のように浮き上がるブラウンは、ギターなどの楽器やアンティーク家具を思わせる上質感が漂う。手作業のカスタムペイントを思わせる仕上がりだ。
’22:黒×銀、シートは茶!
激シブな配色に初のツートーンシート
前年の茶グラデに代わって投入された最新カラー。ブラックをメインに、従来型とは異なるシンプルな銀ラインをあしらい、クールな雰囲気だ。シートはブラウン×ブラックで、Z900RSシリーズ初のツートン仕様となるのもトピック。なお価格はSTDと同様、+3万円となった。
※各カラーコードはベースカラーのコード。 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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