あなたの知らないカラーがあるかも?!

カワサキ「Z900RS」STD/SE 歴代カラーオールアルバム【’18〜’22 完全網羅!!】

名車の中の名車として知られる”900 Super 4=Z1″。これをオマージュした、大人気のネオクラモデルがZ900RSだ。そのフォルムに加え、カラーリングにおいても往年のZ系をリスペクトした車体色を投入するのが特徴だ。ここでは日本未発売のカラーを含め、STDとSEの歴代バリエーションを一堂に収録してみた。あなたはどのカラーがお好み?!

●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン

’18〜’19:まずは火の玉!

Zと言えばコレ!王道カラーでスタート

’17年秋の東京モーターショーで世界初公開され、同年12月1日に発売開始された初代Z900RS。国内には茶×橙、黒×金銀ラインの2カラーが用意された。予約が殺到し、特に初代Z1を彷彿とさせる”火の玉カラー”=茶×橙は入手困難。Z1をイメージしたZ900RSだけに、シンボルと言える火の玉との相性は最高で、人気も当然と言えるだろう。あまりの反響ゆえか、デビューから8か月後に早くも’19年型が発売。’18年型をそのままキャリーオーバーした。

Z900RS キャンディトーンブラウン× キャンディトーンオレンジ

【キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ】カラーコード:60X [写真タップで拡大]

Z900RS キャンディトーンブラウン× キャンディトーンオレンジ
Z900RS キャンディトーンブラウン× キャンディトーンオレンジ

濃いブラウンをベースに、サイドをオレンジで塗り分ける。オレンジは前部がつながっており、テールの後部が連結したラインと対を成す。 [写真タップで拡大]

18万円で火の玉化完了!?

カワサキの純正パーツリストから調べると、塗装済みタンクにサイドカバー、Fフェンダーにテールカウル…これらすべて合わせても18万2512円。純正パーツによる”火の玉”化は、意外に手軽な価格でできそう。

オマージュは’73 Z1/Z2

'73 Z1/Z2

流麗なタンク形状とオレンジの塗色から”火の玉”(ファイヤーボール)と呼ばれた初代Z1のカラー。最速カワサキが始まった記念碑的な車体色で、知名度も圧倒的だ。 [写真タップで拡大]

’18〜’19:黒に金銀

北米版Z1000を彷彿とさせる配色

黒地に細い銀と金のラインをあしらう。米国リンカーン工場製の’78 Z1000は、黒ベースに金ラインが入っていたが、これを思わせるカラーだ。本体価格は火の玉より3万円安い120万円だった。

Z900RS メタリックスパークブラック

【メタリックスパークブラック】カラーコード:660 [写真タップで拡大]

’18欧州:唯一のツヤ消し!

珍しいマット系でレトロモダン風に

欧州仕様では、国内モデルの2色に加え、マット緑×黒も導入。今のところ唯一のツヤ消しカラーで、グリーンのラインやニーパッド、サイドカバーの”900″などがカフェレーサーイメージを強調する。

Z900RS メタリックマットコーベルトグリーン× フラットエボニー

【メタリックマットコーベルトグリーン×フラットエボニー】カラーコード:36T [写真タップで拡大]

’20〜’21:タイガー見参!

イメージは2代目Z!色変更の順番まで再現

デビュー3年目で車体色を総入れ替え。’73初代Z1は、翌’74年型でキャンディトーングリーン(通称イエロータイガー)を採用したが、Z900RSもこれに倣い、次の車体色をタイガーイメージとしている。カワサキからの心憎い演出と言えるだろう。深みのある緑をベースに、白い子持ちラインが入る黄色の直線ストライプが特徴で、スピード感が抜群。ストライプは表面の凹凸が少ない水転写デカールを採用し、仕上がりも万全だ。なお前年から主要諸元に変更はない。

Z900RS キャンディートーングリーン

【キャンディートーングリーン】カラーコード:65G [写真タップで拡大]

Z900RS キャンディートーングリーン
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ストレートなイエローストトライプ+白ラインをタンク下部に配色。カドを縁取るように2本の細いストライプが上部に入る。

オマージュは’74 Z1/Z2

'74 Z1/Z2

[写真タップで拡大]

'74 Z1/Z2
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横縞の黄ラインから”タイガー”の名称で親しまれた’74 Z1/Z2。キャンディトーングリーンという色名もZ900RSで踏襲された。なお同年のZ1には茶色に橙ラインの”オレンジタイガー”もある。

’20:男の黒単色

シブさ全開、国内でのワントーンはコレのみ

タイガーカラーと同様、’20年型で登場。従来のメタリックスパークブラックからラインを取り去ったシンプルなカラーで、現在のところ国内仕様唯一の単色だ。岩城滉一氏らが所属し、映画にも登場した’70年代のバイクチーム「クールス」のカスタムZ2を思わせる。

Z900RS メタリックディアブロブラック

【メタリックディアブロブラック】カラーコード:17K [写真タップで拡大]

’20欧州:灰単色

金属の質感を彷彿とさせるシックな仕様

’20欧州モデルは、タイガー、黒のほか、単色グレーの3色を設定。金属をクリアコートしたような剥き出しのメタル感がクールだ。ホイールにはライムグリーンのリムストライプもあしらう。

Z900RS メタリックグラファイトグレー

【メタリックグラファイトグレー】カラーコード:45W [写真タップで拡大]

’21:黒×銀!

シブい!平成の空冷Zを令和にリバイバル

’21年型で単色のブラックに代わり、シルバーの水平ラインが入ったエボニーが登場。’05モデルのゼファーシリーズに展開された黒×銀と同様の配色で、シブさ全開だ。’21でもタイガーカラーのグリーンは継続となり、2色展開は変わらない。ちなみに主要諸元に変更はなく、公式なアナウンスもないが、’21からラジエターが大型化されている。ラジエターコアガードをカスタムする場合などは、年式に応じた対応品を選びたい。

Z900RS エボニー

【エボニー】カラーコード:H8 [写真タップで拡大]

オマージュは’05 ゼファー1100/750/χ!?

'05 ゼファー1100/750/χ

’89 年にデビューし、大ヒットを重ねた空冷直4シリーズのゼファー。’00年代には水平ストライプのグラフィックを多く採用し、’05年モデルが黒×銀ストライプの組み合わせだった。 [写真タップで拡大]

’21欧州:黒に鮮やか緑ライン

細い二重ラインが復活、黒ホイールも特徴だ

’21欧州仕様も、国内より1色多い3カラーを設定。’18~’19のメタリックスパークブラックが銀×金のラインだったのに対し、こちらは銀とライムグリーンをあしらう。ホイールは、他の’21モデルがシルバーだが、唯一ブラック仕上げとなる。

Z900RS メタリックスパークブラック

【メタリックスパークブラック】カラーコード:660 [写真タップで拡大]

実は’21からラジエーターが大型化

水冷ながら、空冷の雰囲気を持たせるべく小型タイプの専用ラジエーターを採用するZ900RS。’21ではややサイズアップされ、高さ25×横幅30×厚み4mm程度大型化した(本誌実測による概数)。冷却性能はさらに向上しているはずだ。

'18ラジエーター

【’18のラジエーター】 [写真タップで拡大]

'22ラジエーター

【’22のラジエーター】 [写真タップで拡大]

’22 SE:イエローボール!!

金脚にピタリとハマる、欧州仕様Z1の伝統カラー

欧州仕様に続き、やや遅れて国内でも8月に正式発表された上級バージョン。車体色は、欧州仕様の初代Z1を思わせるイエローボール風のメタリックディアブロブラックを採用した。火の玉カラーが茶色ベース×オレンジなのに対し、パターンをそのままに黒ベース×黄色の組み合わせとなる。リヤのオーリンズS46に合わせ、アウターフォークとホイール、フロントのインナーディスクもゴールドに統一。全身のコーディネートにも抜かりがない。

Z900RS メタリックディアブロブラック

【メタリックディアブロブラック】カラーコード:17K [写真タップで拡大]

オマージュは’73 Z1

'73 Z1

欧州仕様の初代Z1には、火の玉のほか、濃緑×黄色の通称”イエローボール”も存在し、人気を博したという。Z900RS SEでは、ベース色をブラックに改めている。 [写真タップで拡大]

’22:青玉虫の登場だ!

サファイアのごとく深みのある輝きを放つ

登場5年目の’22は、2カラーとも新色となり、キャンディトーンブルー、メタリックディアブロブラックを投入した。ブルーは予想通り(?)のZ1/Z2オマージュ。’73初代Z1の火の玉、’74 Z1のタイガーに続き、’75年型Z1Bで採用されたキャンディトーンスカイブルー風とした。通称”青玉虫””玉虫ブルー”と呼ばれ、見る角度によって玉虫のように色味を変える。上部に黒、下部に金ストライプを施し、白いテーピングラインで強調するのも特徴だ。

Z900RS キャンディトーンブルー

【キャンディトーンブルー】カラーコード:68R [写真タップで拡大]

オマージュは’75 Z1/Z2

'75 Z1/Z2

初期型を受け継いだ最後の意匠となる’75年型。玉虫ブルーはZ1/Z2でも人気の高いカラーのひとつだ。同年モデルには、もう1色のカラバリとして通称”玉虫マルーン”も存在する。いずれ…? [写真タップで拡大]

’22:いわば黒玉虫!!

ゼファー系イメージの第2弾!この路線も継続?

’22国内仕様に導入された、もう1色がこのブラック。欧州仕様のメタリックディアブロブラックと色名は同一ながら、カラーは全く異なる。玉虫のパターンはそのままに、黒ベース×ゴールドで仕上げており、”黒玉虫”と呼べそう。カワサキらしいワルっぽさ漂う粋な組み合わせだ。モチーフが近いのは’04ゼファーシリーズ。’21年型に続くゼファーオマージュの第2弾で、この路線は今後も続きそうだ。

Z900RS メタリックディアブロブラック

【メタリックディアブロブラック】カラーコード:17K [写真タップで拡大]

オマージュは’04 ゼファー1100/750/χ!?

'04 ゼファー1100/750/χ!?

ブラックを基調に、水平に引かれたゴールドのラインがアクセント。Z900RSよりゴールドの色調が明るい。こちらは厳密には玉虫グラフィックと異なり、タンク上部にラインがない。 [写真タップで拡大]

’22欧州:濃緑!!

品のいい英国車風のオーラ

英国車のように上品なダークグリーンに、銀のストライプを与えた。パターンはタイガーや玉虫カラーと同様で、このグラフィックでの欧州独自カラーは初だ。同じ色名が’07 ゼファー750/χに存在するが、ストライプが金色となる。

メタリックダークグリーン

【メタリックダークグリーン】カラーコード:727 [写真タップで拡大]

’22欧州:黒に鮮やか青ライン

リンカーン系の3カラー目はポップ

’22欧州仕様は、青玉虫、グリーン、このメタリックディアブロブラックという3色設定。前年のメタリックスパークブラックと同様のパターンで、下側のラインが人目を惹くスカイブルーに変更されている。ホイールは黒。

Z900RS メタリックディアブロブラック

【メタリックディアブロブラック】カラーコード:17K [写真タップで拡大]

※各カラーコードはベースカラーのコード。
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